品川花月プレビュー公演 春の品川お笑いスペシャル

昨日は午後半休して、品川のよしもとプリンスシアターで『品川花月プレビュー公演 春の品川お笑いスペシャル』を見てきました。よしもとプリンスシアターに行ったのはもちろんこれが初めて。ロビーでは吉本興業の社員さんと思われるスーツを着た男女がずらりと並び、お客さんを迎えていました。グッズやお菓子、飲み物などを買えるよしもとテレビ通りのようなお店はなかった(まだ準備ができていないだけかもしれませんが)ので、隣の品川プリンスシネマでペットボトルのお茶を購入しました。

プリンスシアターの Web でも紹介されているとおり、劇場は円形。舞台はルミネtheよしもとより少し狭い気がしました。天井は高めで床はダンスフロアのような板張り、1階席は壁に沿ったベンチシート以外はまったく段差のないフラットな構造。椅子は劇場にありがちな複数のシートがつながっているタイプではなく、写真館で写真を撮る時に使われるような深紅のビロード張り(伝わってます？)で、1つ１つ独立して並べられていました。プレビュー公演は自由席で、私と友人Kさんが劇場に到着した時には中央ブロックの前の方はほぼ埋まっている状態。仕方なく舞台に向かって右ブロックの前から4列目の端(中央ブロック寄り)に座ったのですが、意外に見やすかったです。ただ、1階席は傾斜がないので、後ろの方はかなり見にくいのではないかと。あと、椅子の前後の間隔がゆったりしているので、余裕で足を組むことができました。ルミネでありがちな座っている人の前を苦労して通るということはないと思います。

14時になりいよいよ開演。トップバッターはものいい。おなじみの自己紹介とバスケの漫才でした。2009 M-1グランプリ敗者復活戦以来彼らのネタは見ていなかったのですが、去年よりもちょっと風格が出てきたような。特に横山さん、素敵でした。お次は NON STYLE の「彼女とデート」。石田さんのテンションがいつも以上に高くてアドリブ連発。暴れすぎてネタの途中で唇を切ったらしく、井上さんにつっこまれていました。持ち時間をはるかにオーバーしていたと思うのですが、とことん笑わせてくれて、文句なくこの公演のMVP。続いてハイキングウォーキングのコント「適当な感じの美容院」。言うまでもなくおもしろかったです。その後もライセンス、フルーツポンチ、ハリガネロック、博多華丸・大吉、宮川大助・花子のネタを楽しみ、あっという間の75分でした。

プレビュー公演そのものには満足しましたが、実際の公演を見に行くかというと・・・うーん・・・。1公演4,500円はやっぱり高い気がします。ルミネの4,000円でも出演者がよほど良くなければ見に行く気になりませんもの・・・。