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スラムドッグ$ミリオネア

2009-04-26 18:05:00 | 映画!
昨日は錦糸町の TOHO CINEMAS で映画『スラムドッグ$ミリオネア』を見てきました。冒頭からテレビ番組『クイズ$ミリオネア』と同じ4択形式で観客に対してクイズが出題されます。その選択肢の1つが「D. It is written」だったのですが、これが日本語字幕で「運命だった」と書かれていて、「松浦美奈さんはこう訳すのか~」と唸ってしまいました。そして、映画が終った時には確かにこれは「運命だった」としか訳せないと納得。どんなクイズが出題されるかは映画館でお確かめください。

作品のあらすじは予告編を見てわかっているつもりだったのですが、主人公のそれまでの人生が想像を絶する過酷さで、気楽な気持ちでは見ていられなくなりました。でも、実はつっこみどころも満載なこの作品。私が一番違和感を覚えたのは、主人公ジャマールと彼の兄サリーム、ジャマールが愛し続ける女性ラティカの子供時代、少年時代(?)、大人になってからを演じる9人のキャスティング。仕方ないとは思いますが、見た目もキャラもかなりずれている気がしました。特に大人になったジャマールを演じたデーヴ・パテルはスラムとは無縁そうなお上品な雰囲気。後で調べたらイギリス・ロンドン生まれとのことで、「どうりで」と思いました。

他にもつっこみたいところはたくさんあり、完成度としても最近見た『レッドクリフ Part II』に劣る気がするのですが、でも、この映画、個人的には大好きです。それはこの作品の大きなテーマが「運命」だから。運命ってネガティブに考える人もいるかもしれませんが、私は運命は「神様が定めた、その人にとって最善の道」だと信じているのです。私にはとても耐えられないような過酷な人生を歩んできたジャマール。彼がひたすら運命を信じ、最後にすべてを手に入れる姿は痛快そのものです。スラムドッグ$ミリオネア、あと2回くらい劇場で見たいと思います。

ところで、みなさんは運命を信じますか?

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