ウリパパの日記

自由気ままに・・・

あしかがフラワーパーク 2016.4.29

2016-04-29 22:27:44 | 自然
鳴神山をハイキングした後、藤の花が見頃のあしかがフラワーパークへ向かいます。県道67号を東へ走ること40分、栗田美術館の近くの無料駐車場に車を止めてフラワーパークへ向かいます。昨年末にイルミネーションを見に来た時は光の庭でしたが、今日は昼間の花の楽園です。今が盛りの藤の花を堪能しました。


まずは、うす紅の棚です。淡い紅色の藤が風に揺れています。


前長80mの白藤のトンネルです。そろそろ見頃を迎えます。


うす紅橋です。アーチ状の橋がうす紅色の藤で被われています。


むらさき藤のスクリーン。


大長藤です。花房が1.8mに成長する当園屈指の野田の長藤です。今が見頃です。


水上花壇から大長藤を眺めます。右側の白藤も見事でです。


水上花壇からつつじの海を眺めます。新緑が鮮やかです。


つつじの海から見下ろします。


こちらは大変珍しい八重藤(八重黒龍藤)です。甘い香りを放っていました。


ぶどう棚のようにも見えますね。


圧巻の大藤棚です。樹齢150年、棚の広さは600畳(1000m2)にも及んでいます。今が見頃です。


大藤棚を池越しに眺めます。


白藤も見頃です。


珍しいチューリップです。


強風が吹き荒れていましたが、色とりどりの花が咲き競っていました。
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カッコウソウ咲く鳴神山をハイキング 2016.4.29

2016-04-29 20:55:09 | 山登り
今日からゴールデンウイークに突入しました。5月6日に休暇を取得したので久しぶりの10連休となります。但し熊本地震からの復旧のため休日返上で働いている職場のメンバーがいるため、毎日在宅での仕事が続きます。

昨日日本列島を通過した低気圧のスピードが予想より早まったため、今日は朝から青空が広がりました。当初は筑波山か赤城山へ登ろうと思っていたところ、昨日の帰り水戸の本屋で立ち読みした雑誌「新ハイキング」のおすすめガイドに桐生市郊外の鳴神山の記事が紹介されていました。桐生市であれば足利の少し先、標高も980m程度とお手軽に登れそうなので、計画を変更して桐生へ向かうことにしました。

朝5時に起床。連休前の掃除は昨日中に済ませておいたため、20分で友部のアパートを出発することができました。友部ICから北関東自動車道を西へ向かい、6時30分前には大田桐生ICに到着。そこから地図を頼りに国道50号、県道66号、343号を経由して梅田側の大滝登山口に到着。入口の駐車場に1台車がとまっていますがここは私有地です。少し先に行ったところに駐車スペースがあったのでそこに車を停めました。


7時15分、この鳥居から登山スタートです。


5分ほど上る大滝(不動滝)が正面に見えてきます。

しばらく沢沿いのガレ場を上っていきます。花の姿はあまり季節は終わってしまったのでしょうか。あまり姿が見えません。タチツボスミレやムラサキケマン、ヒトリシズカなどちらほら見かけました。


暫く登るとエイザンスミレでしょうか。でも葉っぱの形が異なっているようです。高尾山で見るエイザンスミレは葉っぱに深い切り込みが入っていますが、このスミレは1枚葉です。帰って先ほど調べたところヒトツバエゾスミレと呼ぶそうです。

登山口から尾根道に合流する手前にカッコウソウが群生する移植地がありました。探し回ったところ遠くに2輪開花していました。今日初めて出会った登山客に伺ったところ、こちらの群生地は開花が遅く、もう一か所の群生地ではかなり開花していたとの情報です。そちらでじっくりと観察することにして先を急ぎます。


尾根道に出ると正面に赤城山が姿を現しました。手前にはピンクの花。アカヤシオです。尾根では風が非常に強く、吹き飛ばされそうです。上空に寒気が入っているので気温は10℃以下、赤城山では雪が舞っているのではないでしょうか。鳴神山に変更して良かった・・・


アカヤシオをズーム。昨日の風雨で花が落ちてしまいましたが、山頂付近では咲き残っていてくれました。


雷神岳神社の横から登ると仁田山岳の山頂に到着。鳴神山の標識がありました。


岩場を下り鞍部を桐生岳へ向かいます。岩場を登り広い山頂に出ると、こちらにも鳴神山の表示。鳴神山は双耳峰でこの桐生岳が主峰のようです。標高は980mです。登山口から50分もかからずに手軽に登れる山です。

山頂からは360度のパノラマです。気温は5度。湿度が低く雲が無ければ遠望が楽しめるところですが、寒気の影響で遠くの山々は雪雲の中です。それでも正面には袈裟丸と皇海山が見えています。


眼下には新緑の山々、遠くには袈裟丸と皇海山、右奥には日光の男体山が姿を現しています。武尊山や奥日光白根山は雲に隠れています。


男体山をズーム。今年は雪が消えるのが早く、ほどんど残雪は見あたりません。


茨城県方面は低い雲が垂れ込めていますが、微かに筑波山が見えました。


西側には榛名山の左奥に浅間山が見えています。


アカヤシオと浅間山をズーム。

南側の写真を撮るのを忘れてしまいましたが、北関東の街並みや関東山地を見渡すことができます。今日は湿度が低いので、雲が無ければきっと富士山が見えたことでしょう。


鳴神山は山頂付近のアカヤシオでも知られているようです。昨日の雨でほとんど花が落ちてしまったみたいで、残念でした。満開の姿は来年にとっておきましょう。咲き残ったアカヤシオも青空に映えて綺麗です。


新緑とのコラボです。

さて山頂のパノラマを楽しんだ後、もう一つの目的であるカッコウソウを見るために北側の椚田峠へ下ります。


5分ほど下ると群生地に到着。ボランチィアの皆さんによって大切に保護されています。先ほどの群生地とは違って、こちらでは開花が進んでいます。


保護地域は立ち入り禁止で遠くから見るだけですが、始めてみる可憐な花の群生に大満足です。


コンデジでズーム。サクラソウに比べると葉っぱが大きいのが特徴です。


カッコソウは、現在世界でも鳴神山にだけ自生しているサクラソウ科の多年草です。環境省によるレッドデータの評価で「絶滅危惧種・A類」に指定されています。この移植地で生き延びていってほしいものです。


カッコウソウを見てから、沢沿いの登山道をコツナギ橋へ向けて下ります。大滝登山口からの登山道では全く見かけなかったフタバアオイが群生していました。ヒイラギソウも群生していますが、まだ花は咲いていません。

駐車場に戻ったのは9時30分過ぎ。山頂やカッコウソウ群生地での休憩を含めても2時間強で標高980mの山頂を往復できました。カッコウソウとアカヤシオに出会えて大満足のハイキングでした。

続いて、あしかがフラワーパークへ向かいます。
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