三平山から穴ヶ乢への下り・・・・
最後はけっこう急坂です
しかも蛇穴が沢山・・・マ・・・マムシ?
進むにつれ左手には車道が見えています
ウリが停車した道の続きですが・・・
結局車道の直ぐ近くまで降りた所が
「穴ヶ乢」でした
縦走というより一山越えちゃった感じ・・・
ここには立派な標識があり
←朝鍋山 三平山→の案内が有ります
?あれ?
朝鍋鷲ヶ山という表示では有りません
ガイドブックには朝鍋鷲ヶ山って出ていたのに・・・
鷲ヶまでは書ききれなかったのかなぁ?
・・・・と、ボンヤリ考えながら休憩にします
不安定な天気もあって三平山からの
登山道にウリ以外の人影は無く
ここでも森林の息吹を独り占めです
お次はメインイベントの朝鍋鷲ヶ山への登り
ざっくり見えてるその道ですが~
急登っぽい雰囲気です・・・
横から流れてくる霧の中
穴ヶ乢に向かって下っていきます
足元しか見えませんが~
綺麗な花々が多く飽きる事はありません
紫色でうつむき加減なのに・・・
ちょろっと舌を出したような「釣鐘ニンジン」が
今は最盛期です(この花の名前覚えました!)
そういえば・・・・
下蒜山にも沢山咲いてました
土塁の下山道は快適に続きます
風もそこそこあったので~
チラっと朝鍋鷲ヶ山がその姿を現します
立派などっしりした山姿・・・・
その手前の穴ヶ乢はとても深そうで・・・・
視認することは出来ません
このコース・・・・歯応えありそう・・・
土塁の上を登って行きます
途中ご家族連れとすれ違います
こんな天候ですがさすが人気の山です
土塁も・・・直線はちょっと飽きるなぁ~と思っていると
あっさり山頂に到着しました
雲が多く展望はありませんが
山頂にはご婦人3人が食事をされていました
挨拶をして記念写真を撮りますが・・・
ちょっと恥ずかしいので
中途半端なポーズになってます
この三平山は新庄の毛無山辺りから連なり
一番北側にあります
蒜山や大山が綺麗に見える事で有名です
途中区間は国体のコースにもなった縦走路があり
途中の全山を経由して縦走も出来るそうです
ウリにはとうてい全縦走は出来ません
山頂で給水をして南に向かいますが
霧に覆われて何も見えない中を進みます
やっとこ三平山登山口から登山開始!
雨は落ちていませんがウェットな登山道
でも傾斜もあまりなく快適な感じの道です
木々の多い区間に入ると・・・・
何故か登山道は選択出来るようになっています
回り込むか・・・直登するか・・・・
何だか道に試されてる感じ・・・
もちろんウリはのんびり回り込んで登ります
木々の間を抜けると明るい登山道に変わります
振り返ると蒜山三座は雲の中・・・
大山はまったく見えません
しばらく土手の上を歩く感じで進んでいくと
「土塁」の看板
土塁?・・・・え~と~・・・??
と、無知なウリにも解りやすく解説がありました
昔、この辺りは軍馬育成所だったらしく
その馬が逃げ出さないように
土で囲いを作ったのがこの土塁で
56kmもあったそうです
現在も46kmに渡り残っているらしく
つまりこの道は昔の人が作った土塁の上側
どうりで歩きやすい訳です
道の駅風の家を左に出て進みます
・・・・
一応国道482号線ですが少し細い道です
左手に三平山が見えてるはずですが
雲が掛かり・・・はっきり稜線は見えません
まぁ天候は期待していなかったけど・・・
しばらく登っていくと
内海峠で左折するT字路があるはずですが・・・
ふ~ん工事してるのか~
と、工事区間を過ぎてしまいました・・・
あれ?下り始めたけど・・・
どう見ても峠を過ぎた感じの下り方です
慌てて戻ってみると~やはり左折箇所は工事現場
相変わらず初めての場所ではウロつきます
T字路を南西に曲がり500m位の所で左折
おや?左手に駐車広場があるぞ!
・・・と、広場に下りていくとトイレがあり拝借
でも・・・写真で見ていた登山口とは違う雰囲気・・・・
またまた戻りさらに進んでいくと
やっと他の方のHPにあった登山口到着です!
無事着けたけど・・・何だか疲れました
前回の下蒜山~中蒜山の往復縦走が
軟弱なウリにほんの少し勇気をくれました!
今回は三平山から穴ヶ乢に下り
朝鍋鷲ヶ山まで行って三平山に帰るルートを企画
三平山(1009m)朝鍋鷲ヶ山(1076m)穴ヶ乢(787m)
前回の下・中蒜山ルートに似ていますが
蒜山チャレンジから間四日・・・・
だいぶ疲労も残っていたので
上蒜山~中蒜山連続チャレンジは避け・・・
最初の山への登頂が楽な三平山をチョイス
その分少し楽なコース設定のはずです
天気は今一でしたが~出発
再び落合ICから北上
そろそろかな~っと立ち寄った道の駅風の家
わぁ~咲いてる咲いてる~
畑一面蕎麦の白い花が咲いています!
蕎麦の花が咲いたら~ウリ的には秋
一年の中で一番好きな季節です!
下蒜山からの下山は~雨!
九合目からの岩場は雨で特に滑ります・・・
鎖にしがみ付きますが・・・・必死!
コケたら大怪我必至です
七合目に着く頃には~グッタリ・・・
椅子を取り出し休憩します
雨に濡れる草花も・・・なかなか風情のあるものです
雲居平は雲と雨でしっぽりした感じ
これもこの山の姿
山頂からの景観には恵まれませんでしたが
なんだかこの下蒜山・・・・
ウリは好きになりました!
雲居平を過ぎ森林ゾーンでもコケそうになりながら
無事犬挟峠の登山口に到着!
自身の常識を覆すロング山歩きでした!
単独歩きのウリにとってこの従走路の往復企画は
これからの計画に大きく影響しそうです!
モクモクと雲が覆いかぶさっていく中
長い下蒜山への登りを休み休み進みます
歩いているのはウリ一人・・・
もうマムシ位じゃ驚きません!
やっと本日の三山目の下蒜山山頂に着きました
つ・・・疲れた~
山頂のベンチで靴を脱いで座ります
水の残りは5分の1程度・・・
気温は低いのですが疲れてくるとよく水を飲みます
あの激下りの下山分も確保しておかないと・・・
・・・と、ココでついに雨が落ちてきました
靴は履きましたが・・・
汗だくの全身なので雨具は上とザックカバーのみ
雷雨というよりシトシトといった感じの雨
濡れる事より下りの岩場が気に掛かり・・・
休憩も早々に下山にかかります
中蒜山からフングリ乢に降りますが・・・・
なんと!あの蛇がまだ同じ位置にいました
・・・・・・
後々調べたのですが
卵や子供を守ってる蛇は動かないそうです
きっとあの黒蛇も何かを守っていたのでしょう・・・
フングリ乢に降り見上げる下蒜山は~
本日の三回目の登り
ウリ的限界はとうに過ぎ・・・・後は気力と根性だけ!
塩釜に降り舗装路を歩くのにも抵抗があったし・・・
せっかく限界を知る機会を逃すのが
もったいない気がして~
一歩一歩ゆっくり登って行きます
途中・・・3回もマムシに会い
内一回は目が合う程のニアミス
しかし・・・必死の形相のウリにビビり~
頭の良いマムシは直ぐに逃げ出しました
下蒜山山頂近くまで来た時・・・
それまで射していた日が翳り・・・・
頭の上に黒い雲が覆いかぶさってきました!
ら・・・雷雨か!?
中蒜山山頂で昼食にします
お話しを楽しんだご夫婦には~
マムシの巣の情報等を頂きました
やはり・・・
下蒜山の難所の蛇穴はマムシでした
さらに中蒜山の難所にも
マムシの巣があるそうです・・・・・
ご夫婦は迎えの車を手配されているようで
直ぐに塩釜口へ向かい下山されました
さて・・・・中蒜山山頂のウリ・・・
来た道を帰るか・・・塩釜に降りるか・・・
悩みに悩みましたが
当初の計画通りもう一度下蒜山に向かう事にします
体力は残ってはいませんが
何故か今まで山道で四時間半を過ぎると
どこかが痛み出してしまっていました
その先はどうなるのか?
膝や腰や肩・・・・
それを知りたいと思っていました
九時過ぎから入山しすでに四時間以上・・・
向かいの下蒜山に向かって
フングリ乢に向かいます!