設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
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運を使いこなす

2005年10月13日 10時18分52秒 | 独り言
http://www.excite.co.jp/News/society/20051012201416/Kyodo_20051012a405010s20051012201418.html

エキサイトのニュース欄を見て なんだかやりきれない
気分になった。

那覇市の小学生一年生がスーツケースに自ら遊んで入って
そこから出れなくなり 熱中症で亡くなってしまったという
事件・・・・・
一緒に友達がいたらしいけど 開かなくなって困り果てて
友達は帰ってしまったらしい。

スーツケース自体に問題があるとか 一緒にいた友達が
早めに大人に言っていればとか 色々な考えがあるけれど
亡くなってしまった命は もう戻れない。

子供の行動というのは 自分も親だから少しわかるが
突拍子もない。
だから柔軟で自由な発想が生まれる訳だが・・・・

自分も小さい頃 ひやりとしたり 今考えれば
少し間違えれば今ここにはいないかも なんていう
ゾッとする記憶もある。
きっと簡単に「大人になった」と一言で言える背景には
大人の誰もが「運」みたいなものに がっちり守られて
成長してきたように思える。

今回の事件だって 誰が被害者か誰が加害者か なんて
決められない。あえて決めるなら ほんの少しの
「運の狂い」としか言い様がない。

確かに子供が大きくなるにつれて「親と一緒」という
行動はめっきりと減る。その分 親は負担が少なくなって
いくが 大袈裟かもしれないが 1人で動き始めた
子供達を「運」に託すような事にもなるのだ。

何か起こった時の対処を日頃から言い続けるというのも
確かに大事だが 言える事は何か起こった場面に
親はいつもいるとは限らないという事だ。

いくら「運」らしいものに守られて成長していくとしても
そんな「運」らしいものだけに左右されて消えてしまうのが
命なんかじゃないとも思う。

命はあっけなく はかなく消えてしまう。
時間も元には戻らない。

だからこそ自分の命を自分で守る中には 
「運」さえもコントロールして使いこなす気持ちじゃないと 
いけないのか。

なんだかやりきれない気分が取れない朝。。。

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