待ちぼうけ

雨の降る外をずっと眺めて待ちぼうけ
なぜだか住み着いている野良猫
背中に漂う哀愁は　春の寒さを背負っているようで

ユキヤナギ

生け垣の中になぜだか花が咲いている
君はユキヤナギじゃないか？
またどうしてこんなところに　あの場所が嫌で逃げてきたのかい？

さくら

ふと見上げれば木の先に　花
桜だ！　今年も咲き始めたようだ
まだ１つ２つだけ　もう少し様子見かな？

ヤマモモ

赤い色のヤマモモの花
またそのうち実がなることだろう
今年は何か使ってみたいな 毎年そう言ってる

バラ

玄関に飾られた小さなバラ
疲れて帰ってきたときの　ささやかな潤い
動き始める季節　もっとうまく立ち回りたい

明かり

たまに撮るものがないときは手近なもので済ます
陽の光を溜め込んで　色んな色に変わる
別になくてもいいんだけど　夜の光は少し暖かい

こぶし

やっとコブシの花が咲き始めた
これで長かった冬も終わるだろう
だんだんと変わりゆく季節　空にはぼんやり春霞

プライベートビーチ

あまり知られていない　その上まるで陸の孤島
こんなにいいところがあるのに　誰も来ようとしない
暮れていく空を眺めながらのおやつタイム

うむむ

なんで猫ってこうも写真写りが悪いんだろうなぁ
どうやったってロクなものが映らない
ふかふかしててカワイイはずなんだけどなぁ

変わらないもの

変わらないもの変わっていくもの
すべてが入り混じって　変わっていくこと
今どこにいるのか　どこへと向かうのかよくわからない日々
綱渡りかもしれないけれど　足がつくところで綱を渡りたいものだね