なんかなんか

なんかこうイメージ通りに行かない
こんなんでいいのかなと　時々不安になる
なんだかもやもや　カメラにも手が伸びない日

朝の光

ふと見れば　空に広がる朝の光
思わず車を止めて　カメラを向ける
ピカピカとした空気　冷たい風が頬をなでて

冷たい風が吹いて

冷たい風が吹いて　白い雪が舞い降りる
カメラに写り込むこともなく　はらはらと散っていく
見上げた空には青空と雲　誰も知らないまま

庭の梅

知らず知らずのうちに　庭の梅が咲くのを心待ちにしているらしい
幹は朽ちた顔をしているのに　力強く花をつける
きっと来年もその先も　ずっとずっと咲き続けるに違いない

同じ様な空

何日か前と同じ様な空がそこにはあった
雨と曇りと晴れを繰り返しながら
春へと繋がる時間　季節は変わり始めている

海も空も広い

いつも海からだったり　遠くからしか見たことがなかった展望台
ふらりと立ち寄ってみれば　そこには広い海と空と島があった
見慣れたはずの景色は　冷たい風のなかで凛と佇んでおりました

撮影：三重県紀北町　高塚山展望台

冠

上を向いて咲く冠のような花
赤と白を混ぜあわせた銭の花
金のなる木なんて無いけれど　いつかきっと花は咲く

今日

いつもここには今日があり　明日になればまた今日になる
昨日はいつも昨日であり　今日が過ぎればそれは過去
誰も知らないうちに時は過ぎ　誰も知らないうちに子供は大人になっていく

ハイこっち向いて

写真とるよー　ほらほらこっち向いて
誰だよよそ見してるのは
もう　せっかくの記念写真なのに！

信号待ち

信号待ちでほっと一息
響くエンジン音と　ウインカーの点滅
赤いランプはまだ変わらない