天井

いつも見慣れた風景 ぼうっとカメラを向ける
光ばかりで見た目とは違う
人の目と電子の目 どちらが優れているとかそういうものでもなくて

鹿の不思議

いつもカメラを向けると　お尻ばかりが撮れてしまう
でも時々不思議そうな顔でこっちを見てる
やっぱり逃げる準備なんだろうか　かと思えば座ってくつろいでるんだけどね

雨の空

降りだした雨は　時々大粒となり降り注ぐ
雨ドイを乗り越えた雨が　ぼたぼたと落ちる
夕方になって静かになった　明日は台風一過で晴れるのかな

いい空

嵐を待つような空には見えない
青さは光と雲の中に溶けていく
山の陰は　空の中に吸い込まれていくようで

今日の空は青い

今日の空は　少し曇ってはいたけど青かった
空を見上げれば　いつも同じつぶやき
今日も雨　もしくは　やっと晴れた

また雨だ

梅雨に入ったからといって　なんて律儀な雨なんだろう
晴れ間なんて見たのはいつだったか
やっと上がり始めた雨　厚くて黒い雲は夜の星を飲み込んだままで

眠いな

どうにも忙しくなった　仕事でもプライベートでも
気がつけば夏まであと一ヶ月　そりゃ焦るさ
先手を打っていたつもりが　いつの間にか後手に回る今日この頃

ろくがつのはな

雨と曇りを繰り返す空に　あじさいの花が咲く
梅雨の季節を忘れぬように　必ずこの時期にめいっぱい
もうちょっとで夏がくる　春と夏の間で

じっとして

どうやって見つけたかといえば　慌てて飛び出したから
それがなければ見つからない　きっと景色に溶け込んでる
じっとして動かない蝶　曇った空はじわじわと暖かくて

とんがらし

時々無性に辛いモノが食べたくなる
だけどあんまり辛いと　食べられない
ちょうどいい辛さとは　何を基準にしていいものやら