カメラを見たカメラの世界

カメラが映しだしたカメラの世界
その先は本当のようで　本当でない
そこは電子の目が見た世界　カメラ屋独自の色がそこに

また空なんだ

こうやって空ばかり眺めていると　思い浮かぶのは同じ言葉
昨日使った言葉は使いたくない　そう思いつつも良い文字が浮かばない
どうしても似通ってしまうフレーズ　もっと世界を広げないとな

時計

動き続ける時計は　休むことを知らない
当たり前かもしれないけれど　壊れない機械
まだまだ動き続ける　いつまでもいつまでも

それは見る度色を変える

空はいつも同じであり　いつも違う
見上げれば色を変え　雲は形を変える
今日という日を思い出に
この日のこの時間　このタイミングでしか見られない空を

赤い赤い

冬の寒さに赤をもっと深くする
もうすぐ今年が終わろうとしている　喉元を過ぎた熱さ
変わらぬ日常と　動き出してく日々の中で

きーほくん

港市に登場　我らがマスコットきーほくん
横から見ると　マンボウの唇がぷりちーです
ゆるキャラグランプリでも　三重県で一位になったとか
あなどりがたし

撮影：三重県紀北町　きいながしま港市

えんとつ

この街にはいつもこの煙突がある
いつの間にかそこにあって　ずっとこの景色を眺めている
青い空に雲が流れる　風は小さな雪を運んでくるようで

きいろ

風は冷たいけれど　日差しは温かい
あれだけ青々としていた景色は　もはや秋と冬の色
肌と目で感じる季節　羽織った上着が少しもこもこ

昨日とは違う今日の空

天気がいいと空ばかりに目が行く
秋晴れなのか　小春日和なのか
青く高く色づく　また昨日とは違ういつもの空がそこにある

立ち上る雲

空の中に吸い込まれていく雲
紅く色づいて　青い色に溶けていく
あげたこが出来るのを待ちながら