隣り合わせ

今日と昨日が隣り合わせ　日付をまたげばまた今日が始まる
昨日へと変わる時間の境目で　また一つ写真が残る
日々積み重なる写真　僕の生きていく証

言ってもしようがないんだけどね

言ったところで変わることもなく　愚痴っても何も変わらない
ただどっかで言ってみたくて　言わずにはいられなくて
まだ夏は来ねぇのか！　雨と台風なんてもうあきたよ！

また雨だ

晴れがあると思えばまた雨
どこまでも夏のこない季節
困ったままの　空を見上げて雨を顔で受け止めるそんな日々

彩雲

西の空に見えた縦に伸びる虹
吉兆をも告げると言うらしい　そんな彩雲
そんな景色に出会える不思議　偶然こそまた必然

空の青さ

忘れていた空の青さがそこに
見上げた空は夕の色に染まる
聞こえる波の音 夏がやっとやってきたようで

もやもや

雨の後のなんだかすっきりしない空
そんなもやもやした天気は海の上にも
そろそろ本当の夏が見てみたいな

いやなら投げ出せばいい ただそれだけのこと

いやなら投げ出せばいい　でもそれが出来ない
続けることは簡単でも　やめることが難しい
タバコのようなもので　やめる勇気も力もない
そう言いながらも　やっぱり更新しているのである

ここは南国

久しぶりの太陽が雲の空から顔を出す
喜んで咲く花に　暑く湿った風が吹く
聞こえる波の音と　夢見た南国のそんな景色のような

ゆらりひかり

トンネルの中で揺らめく光
その奇跡は　どこまでも続く
聞こえるのは夏の足音　足早に駆けていくそんな音

電柱でござる

こんな電柱が空と合わさればおもしろい写真を生む
必要から生まれた形こそ　空の色に映える
立ち止まり見上げることさえ出来れば　切り取る景色は宝物