りんごもも

いつもこの時期になると現れる　りんごもも
ふっくらとして　なんだかおいしそう
でも落ちてるのが地面で　足までついちゃってるから
よくよく調べてみると　ベニタケの仲間なんだって

また雨だ

雨だ雨だいってると　また雨が降ってしまうのかもしれない
いい加減こんな天気も飽きてきた
もう少し晴れ間が見たいものですな

ねじりばな

ねじれねじれたネジリバナ
自然が作り出す形　必要から生まれたもの
ただその意味を出来ないのは　まだ勉強が足りないのかもしれない

なんだろうな

晴れそうで晴れない　曇っていると思えばひょっこりと晴れ間
雨が降りそうに遠くでゴロゴロ
なんとまぁ　はっきりしない空模様だこと

そういえば

そういえば子供の頃はこんな景色も見ていたんだ
ふとそんなことを思い出す
背が高くなって見えなくなってしまったものが　少し多くなってきたような

見上げるカエル

不思議な天気ばかり続いている
晴れていてふと気がつけば雲が舞い　はたと立ち止まれば雨が降る
どこまでも不安定　空模様に翻弄される今日この頃

認識力

ふと見れば石に人の顔が　まさか何かの
なんてことはない　ただの水シミです
人の顔認識　ホラーと見るか模様と見るか
後はあなたの考え方次第

車から

車から見える景色は音の中を流れていく
聞こえてくるのは風の声
夏を前に 萌える稲の群

生きるため 生き残るため

ヤモリはじっとそのまま動かない　はっと動き出す蛾
まだ勝負は付いていない
逃れられない運命も　ただそこには生きた証
自然が織りなす　必至に生きる両者の絵

あじさい花火

ポンポンと咲くあじさいはまるで花火のように
ぼんやりとした晴れ間の中で
繰り返す季節　鳴き始めたセミの声を耳の端に