名も知らぬ

名も知らぬ花に　名も知らぬ蝶
僕らが知ってるのはほんの些細なことばかり
当たり前の日常の中に　もっと新しい発見を

また夕暮れ

朝日は数えるほどしか見ていないから　この絵も夕暮れ
夕の数を数え年を取り　朝日を浴びて歩き出せる
この当たり前の日常を　過ごし過ぎていく日々の中で

かえりがけ

帰りがけの空がゆっくりと染まっていました
今日一日の疲れと　今日一日の終わり
夜を見る前に帰れた　そんなやさしい時間

とんぼ

写真に色が付いてきたのは　少し楽になったからかな
ピークを過ぎて一段落　トンボを眺める余裕も出来ました
ただ　休みはもう少し先になりそう

緑と緑

こんな所に隠れていた緑
じっと獲物を待つように　時々ぎょろりとこちらを睨む
夏の終わりのもの悲しさと　終わりゆく夏休みと

帰り着いた

家に着けば疲れがあふれ出す　そんな生活
やっとの事で一段落　凝り固まった肩が痛い
仕事場との往復　ため息の出る生活

おはよう

おはようを告げるひまわりにほっと一息
朝の風の中で　始まる今日に息を吸い込む
あわただしい昼下がりを越えて　やっとゆっくりと

こんな生活

こんな生活間違ってもしたくなかったんだがなぁ
いつかの学祭を思い出すよ
とりあえずこの盆が終わるまで・・・・・・

雲の切れ間のその向こう

雲が切れてなにもない空がすぐそこに
目に見えて色の変わる夕暮れに　また今日の終わり
幕を閉じるように沈んでいく太陽と　ゆっくりとした時間の中で

ジレンマ

撮りたい空があっても　黒いシミ
ポケットに入れて持ち歩くコンパクトなカメラ
仕方がないと思っても　とても悲しいジレンマ