久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ついった

いろいろ

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パイナップルのお話

2007年10月23日 23時11分18秒 | 雑記
最近とっても気になってる洋楽があって、まぁ最初はラジオで聞いたんですが、どうやっても聞き取れない。
いや、聞き取れるんです。でもなんだか違うんです。
んなこと歌ってるはずはありません。
ただの聞き間違いだか、ただの空耳に違いないのですが・・・
『ぱいなっぷる・ぱいなっぷる・ぱいなっぷる・といれ~』
って聞こえるんです。
ラジオで聞いただけなんで、歌詞なんて見えるわけでもなく、さすがにパイナップルで検索かけても出てこないし・・・

で、先日またラジオでかかってることに気がついてオンエアリストをチェック。
やっと見つけちゃいました。
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=2037874706
まぁ聞いてみてください。

ちなみに歌ってるのはKat DeLuna(キャット・デルーナ)です。
実はアマゾンで注文しちゃいましたが・・・
あんまり調べずに買っちゃったんで、輸入盤だったか日本版だったかもわからずちょっと焦りました。で、あわてて確認したところ・・・
ばっちり輸入盤ですw
これでいいのです。無駄なボーナストラックなんていりません。あんなものは無駄な付加価値で、せっかく一枚の作品として出来上がったCDにそんなものはいりません。蛇足にヒゲが生えて空へ飛んでっちゃいます(謎

あとは思わずソットボッセのCDも買っちゃいました。
こちらはボサノバの人なんですが、とんでもなくいい声をしてます。
歌い方も気持ちがよくて、あの口の中に含んだ想いがたまりません。
http://www.sottebosse.com/
じっくり聞いてみたい音ですね。

もひとつおまけに”ハピハピバースディ”も買ってみました。
昔みんなのうたで流れてたものが本になったものです。
こっちはどっかに持ってくつもりなんですが、そのときには届いてるのかな?
直に送りつけてもいいんだろうけどそれじゃ面白みがないですし。
人に贈るには最適の一本ですね。

というわけでパイナップルのお話を終わります。
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空一面に

2007年10月22日 23時06分29秒 | 久遠
空一面に広がるうろこ雲
風もなく沈んでいく今日の日の ぼんやりとした時間の中で
静かにざわめく波の音を聞きながら
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たで

2007年10月21日 22時56分44秒 | 久遠
道の片隅にひっそりと 決して大きく見せず
小さくてはかなくも うちに秘めたものは大きく
夕のやわらかな光と 吹き始めた冷たい風の中で

撮影:タデの花
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今そこにいる

2007年10月21日 22時38分39秒 | ことばのうみ
 目の前にあるはずの僕の影がだんだんと変わっていく。
 いつのまにかそれは僕の形からはずれ、独りでに動き出そうとしている。
”止められない・・・・・・”
 立ちすくむ僕をあざ笑うかのように影がにやりと笑った。思わず一歩後ずさりしようとした僕の足。でも動かない。まるでがっちりと地面に引き留められていて動かない。思わずしりもちをつく。そして影が言う。
”君は動いちゃだめだよ。君はぼくが動くとおりに動くんだ。君は自分の姿を忘れてしまったのかい?”
 影が見下ろしたように僕に問いかける。そう、だんだん影が伸びていく。へたり込んだ僕を影がじっと見つめる。
 はっとした。手が離れない。
 手はいくら引き離そうとしても離れない。床に張り付いたまま動こうとしない。手も足もどう動かそうとしても、床を離れることが出来ない。まるで床に落として溶け出していくアイスクリームのように。体が重い。本当に溶け出していくように。僕の体は床に引き寄せられるように。
 天井を見ながら倒れ込む中で、首を上げて体を確認する。指の先からだんだんと黒ずんでいくのがわかった。
”影は僕か?”
 強い口調で言葉をはき出す。にらみつけたはずの影が笑い、それはだんだんとどこかで見た顔、まるで鏡の中にいる僕の顔へと変わっていく。影は楽しそうに口を開く。
”君は変わりたいと願っただろう? もっともっと違う自分になりたいと。だからぼくが出てきたんだ。君と交代するためにね”
 影がはき出したその言葉をきっかけに、指先の黒ずみが加速する。ざわざわと音を立てるように、静かに黒い色が広がっていく。手のひらを超えてじわりじわりとぼくの体が影に変わっていく。
”それは違う、僕はそんなの望んでいない!”
 僕の黒く塗りつぶされた体がだんだんと影だったものへと移り変わっていく。
””やめろ! やめてくれ!””
 叫んだ口は、影だったものも同じように。それはまるで僕ともう一人の僕が同時に口を開いて同じ言葉を叫んだような。そしてまた影が口を開く。
”君はぼくの影であればいいんだ。ぼくと同じ行動をして、ぼくの後をついてくればいいんだ。ぼくの言うとおりに動いてくれればそれだけでいいんだ”

 いつのまにか黒い色は腕を通り越し、体の中へと入り込んでくる。
 まるで頭の中まで影になっていくようで。胸を押さえられ、のどを止められ、口から吐き出した息は黒い霧のようで。 耳は聞こえなくなって、目の前が真っ暗になっていく。頭がだんだんぼんやりしてくる。そしてふらふらと倒れ込みそうになる。
 でも、倒れ込んでしまえば本当に影になってしまいそうで・・・・・・
 最後に見たものは地面を見つめて笑うような「ぼく」で・・・・・・
 倒れ込んだ僕は音もなく地面に吸いこまれるように、うすっぺらで・・・・・・

 気がついた時には自分の影を見つめる僕がいて、僕の動きに合わせて動く影があって、いつもと変わらない床といつもの景色があって。
”で、ぼくはどっちなんだろう?”
 影に問いかけてみても何も答えず。二人して同じように首をひねるだけで。ただ、そのときの影が少し笑ったように見えたのは、ただの思い過ごしであればいいのだけれども・・・・・・




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今年も登場

2007年10月20日 23時31分47秒 | 久遠
じゃっく・お・みかん
って、去年の方がかっこいいじゃないか

参照:2006年10月29日
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トンネル

2007年10月19日 22時22分43秒 | 久遠
このトンネルの中はしっとりと濡れて エンジン音が響く
あっちとこっちをつなぐ道は ぼんやりと明るく
遠い昔につくられて いつか壁だけ塗り替えて
ただ変わらないのは 薄暗くて冷たい風だけ
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龍の道

2007年10月18日 23時13分49秒 | 久遠
海の上に浮かぶ龍の道
どこへつながるのか どこから来たのか
ぽつりぽつりと降り出した雨の下で
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こっそりと

2007年10月17日 22時51分08秒 | 久遠
こっそりと隠れて今日の秋桜
季節深まるたび やわらかな色に
いつのまにか過ぎていく今日と 忍び寄る冬の気配と
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大きく

2007年10月16日 23時27分16秒 | 久遠
気がつけば最近虫ばかり撮っている
どうしてもこの大きく羽を広げた姿を見せたくて
虫ざわめく昨今 秋は深まりをまして
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なんか用か?

2007年10月15日 23時17分52秒 | 久遠
なんか用か? こっち見てんじゃねぇよ
用がないなら向こう行ってくれ、仕事のじゃまだ
でないと・・・ この鎌が飛ぶぜ?
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