久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ついった

いろいろ

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青の世界

2006年09月20日 23時34分40秒 | 久遠
冷たい朝の空が広がる
澄んだ空気が空いっぱいにのびて 肌寒いほどに
秋の中に見え隠れする 冬へとつながる小さな寒さとともに
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きいろい

2006年09月19日 22時59分19秒 | 久遠
黄色い花は秋の空を照らし
時々曇る空は ころころと変わる心のようで
過ぎていく雲 誰もみたことのない場所へ
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台風が残したもの

2006年09月18日 22時17分34秒 | 久遠
この街に台風が残したものは 暑いくらいの青空と夕焼け
汗ばむ額をぬぐいながら 乾いた風の中を歩く
景色が違って見えるほどに 紅く朱く空が染まり
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薄明かり 近づいてくる嵐

2006年09月17日 22時37分55秒 | 久遠
さっきまで吹いていた風は止み またいつもが戻る
時折吹く風は 時に強く雨は叩き付けるように
吹き抜けていく大きな風 まだ風は収まらず
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夜の

2006年09月16日 23時19分47秒 | 久遠
深い夜の中のあかり
いつの間にか涼しく変わった 夜風に包まれて
誰も通らない橋 静かに風だけが流れる夜に
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ふさふさの

2006年09月15日 20時10分10秒 | 久遠
ふさふさの毛に覆われて 手のひらサイズの大きな蛾
じっとその場を動かず 撮られるのも構わず
どきどきするほどに 思わず声が漏れて

撮影:ヤママユ蛾
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ボンネット

2006年09月14日 23時01分52秒 | 久遠
ふと開いたボンネットの中身
いつの間にかの汚れと いつの間にかの油のシミ
車を走らせるための 意味もわからない機械の数々
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星ふる夜に見つけた

2006年09月14日 03時17分11秒 | ことばのうみ
星ふる夜に見つけたきのうのキオク
あの日誰も知らないままおわってしまった恋のキオク
ながれ星もとおりすぎるほどにねがい
つぶやくように夜の空をながめた
月のない空の上には星が光り
風のない空の下では ぼくがたたずむ
「たぶん いいんだよ これで」
そっとだれもいない空につぶやいた
星降る夜に見つけた あの日のキオクの中で
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つるしみず

2006年09月13日 22時01分57秒 | 久遠
蜘蛛の糸につるされた水は 柔らかな光で
降っては止む雨の中に浮かんで
触れてしまえば壊れてしまう そんな小さな危うさの中で
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空の下で

2006年09月12日 21時58分00秒 | 久遠
突然変わり来る空の下 曇ったままの空からぽつりぽつりと
雨降る涼しさと 冷たい風の中で
流れていく海の色は またいつもと同じように
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