あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

♬ボーラーレ!男子フィギュアSPの どうでもいい話(北京五輪)

2022-02-08 | スポーツ
冬季五輪のメインイベントとも言える「男子フィギュア」が始まった。

ああ、リアルタイムでみられる、このゼイタクよ。
おっと、リモートワークの皆さんもテレビ観てるって? 会議でもない限り。

月並みだけど、フィギュアスケートは音楽が楽しい。
五輪などの公式戦でボーカル入りの曲が採用になったのは、ほんの数年前。
なのに、すでに多くの選手がボーカル入りの曲を好んで使用しているではないか。やはり歌があったほうが盛り上げやすいからかな?

今日のSPでトップに立ったネイサン・チェン選手(米)は古いシャンソンの名曲『ラ・ボエーム』でドラマチックに攻めた。
髪も眉もまっ黒のネイサン(毛が濃ゆい?)は衣装も黒いタキシード調であえてシンプルないでたち。
王子キャラの羽生選手もいいけど、ネイサン・チェンのスケートはなんとも言えない魅力がある。

SP2位となった鍵山優真選手の『When You're Smiling(君微笑めば)』は誰もが知るスタンダードナンバー。
聴いていると勝手にカラダが踊り出しちゃったよ。もちろん、彼のハツラツとした演技&表情が素晴らしかったせいもあるけど。

君微笑めば(フランク・シナトラ版)


***
マテオ・リッツォ(イタリア)という選手がいる。

この名をパッと見て、誰もが思うことは同じだろう、
「あの流行りのスイーツか?」と。

彼の演技はちゃんと見られなかったが、曲だけ聴いていると、
「この曲、”ボーラーレ”って言ってる。あの曲だ!」。

ボーラーレ≒ ヴォラーレ= Volare。
かつてビールのCMでジプシー・キングスが激しく歌いあげていたナンバーだ。

でもこのマリトッツォくん、じゃなくってマテオ・リッツォ選手の曲はぜんぜん雰囲気が違うのだ。

1)ジプシーキングス版 ↓
Gipsy Kings - Volare (HD)


調べてみると、ジプシー・キングスが歌うのはカバーであることが判明。
原曲は・・・(以下、ネット情報)
「1958年にイタリアの歌手・ドメーニコ・モドゥンニョ(1928-1994)がイタリアの歌の祭典・サンレモ音楽祭で歌って大賞を受賞した歌『Nel blu dipinto di blu』。その後この歌はアメリカ、そして世界で大流行。イタリアの歌の中で世界で最も有名な曲の一つとなった」。

ってことで、こちらが原曲です ↓

2)ドメーニコ・モドゥーニョ版 ヴォラーレ Volare Domenico Modugno


(ちなみに通称マリトッツォくんはSP13位でした)

*余談*
NHKに出演する元フィギュアスケーター町田樹くんの立ち姿(足元)にご注目。やはりフツーの方とは違いますな、ハハ!
もちろんコメントもフツーじゃない、彼独特の世界観がありますな~(ちょっと気障やねん)。

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素敵! 24節気のカウントダウン~北京五輪開会式より

2022-02-05 | スポーツ


更快 更高 更强・・・より早く、より高く、より強く(五輪のモットー)。
開会式終盤のワンシーンより。

期待通りの開会式だった。シンプルで綺麗で。
2008年北京五輪の開会式がとてもよかったので、同じチャン・イーモウ監督の演出ってことでかなり期待していた。どの競技よりも。
(ある中国朋友によると「彼はもう映画は撮らないでいい。開会式に専念すれば」って。よほど最近駄作が多いのか?)

現地時間午後8時直前のカウントダウンからして衝撃だった。
数字の「24」から始まるカウントダウン。
なんで?と思ったら。
24節気の一つ一つを映像で紹介しながらのカウントダウンだったのだ。
24 雨水、23 啓蟄、22 春分・・・ときて、
最後が「1 立春」。
そう、きのう2月4日は立春だ。まさにSpring has come!でドカーンと開会式が始まった。
なかなか思いつかないぜ〜 こんな演出。

選手入場は国名の最初の文字の画数順だった。日本なら「日=4画」で早い方(10番目やったかな)。
ボクはスマホ辞書で国名(中文表記)をいちいち確認して遊んでいた。
たとえば、

ベラルーシは”白ロシア”なんだ、とか。


ガーナは加納さんや〜とか。


イランは伊東四朗やなーと。

Eテレでは手話通訳つきで放送してまして

こちらも表情豊かで見応えありましたが、


メインキャスターが喋らない時は手持ちぶさたなのか、横向いておられました。

今回の開会式、中国の明星(スター歌手さんとか)は1人も登場せず、ちょっと残念。
歌パートの主役は小朋友(子どもたち)。

ボクも参加しました。


1と〜

2と〜

3と〜(> もうええて!)




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ともにテレビをみている時が楽でいい

2022-02-03 | ママちゃん日記
昨日だったか、「あのお母さん、綺麗やんか!」とママちゃん。
お母さんってダレのこと? 
聞けば、新大関・御嶽海の母マルガリータさんのことらしい。千秋楽、応援に駆けつけた彼女はマスク姿だったしね。
さてはワイドショーか何かで、ちゃーんと見たんだな。
(さっき、こんな記事をみつけたから、今日行ったら読んであげようかな? まさか御嶽海がキリストと同じ誕生日だなんてイメージ沸かんで。しかもマルガリータさんは元ガールズバンドのドラマ―だってよ)
***
すっかり耳が遠くなり(補聴器してくれない)ママちゃんとは会話が不便だ。
こっちの言うことが聴き取れない、かつ理解できないことが多い。
ようは意思の疎通が難しいので、こちらはストレスが溜まる一方。そのうちに喋るのが無駄だから、喋らないでおこーと思ってしまう。

ママ家を訪ねて一番きついのが、テレビがついている時。
そう、たいていテレビはついている。夕方の報道番組とか。
とにかく音量がデカいから、とたんにげんなりする。
今なら感染者激増のニュースばかりだから、
「あんた増えてるでぇ~どこも行きなや」となる。
もううんざりだ。

何かのすきにボクがチャンネルを替える。たいていはBSに。
たまたまやっていた番組が割合に面白かったりする。
たとえば、ジェンツーペンギンの話(「ダーウィンが来た!」の短縮版)。
最近では、修験僧・塩沼亮潤さんの番組。昨日はガウディのサグラダファミリアのことをやっていたっけ。
これらの番組は音がなくても楽しめる。
もちろん、夕方やっていたパラリンピックの水泳や、大相撲なんかもいいのだ。
2人で会話となるとイライラするけど、2人で同じものをみて時を過ごす。ペンギンのちょこまか愛らしい動きに、ママちゃん「ひゃぁ~」
それだけでじゅうぶんだ。
***
そいえば・・・先日ネットでぽちっと買ったひと口羊羹をママ家にお裾分け。
すると翌日、「これまずい! こんなんタダでもいらん」と突っ返された。(ボクとしては食べれんことないと思うのだが)

お年玉つき年賀状、切手シートを2枚ゲット。

なんとかわゆい。これ、フツーに売り出したらええのに。
郵便局はもっとあれこれ工夫すべきだよ。切手のデザインとか。競争がないとあかんね。

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虎年大吉!/林志玲&AKIRA夫妻に第一子!

2022-02-02 | 中文
新年快乐! 虎年大吉!
1日遅れましたが、きのう(2/1)が旧暦の1月1日。

とら年なのはもちろん中国でもおなじ。
ウィチャットで「虎年大吉」と打つと、

虎が俊敏な動きで

スマホの画面上をジグザク飛び跳ねるのがオモチロイ。

こちらは↓

ヨガポーズの虎クン。うーん、ビミョー。

さて今週月曜日に飛び込んできたこのニュース ↓



EXILEのAKIRAと台湾女優・林志玲(リン・チーリン)夫妻に第一子誕生。
大作『レッドクリフ』にも出演したリン・チーリンさんは47歳。なかなかの高齢出産、頑張られました!

偶然にも、この日「徹子の部屋」にAKIRAが初登場。


なんでか奈良岡朋子さんと。

当然録画なのでベイベーのことには触れず。
しかも結婚したという話題は出るも、お相手が中華圏のスター女優だということには一切触れられなかった。

ミーハーなボクらは黙っちゃいない。その日のうちにウィチャットにアップ↓


日訳)リン・チーリンが出産を発表した今日、偶然にもテレビでパパになったばかりの夫・AKIRAを見かけたー 彼は有名な対談番組に出演。
だが番組のなかで、彼は(リン・チーリンという)妻の名前すら口にしなかった…これはちと残念だ。(ちなみにこの番組は生放送にあらず)

【素朴なギモンー はて、奥さまは台湾で里帰り出産? そもそもご夫妻のお住まいはどちら?(スター同士だからあちこちに豪邸があるっしょ。1つは六本木という噂)
でもコロナ下で行き来はさぞ不便だろうよ。先日ディーンさんも2年くらいインドネシアの家族と会えてないと言っておられたしね。】
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小川洋子のエッセイ集『遠慮深いうたた寝』

2022-02-01 | book


『遠慮深いうたた寝』小川洋子作(2021.11 河出書房新社)

一見ぼんやりしてみえるが、味わいのある装丁。
なんと陶版画(上出惠悟作)をデザインに取り入れているんだって。

これまでに発表されたエッセイを集めた一冊。どれも2,3ページの短いエッセイ。
最初の1,2篇があまり好みじゃなかったので危うく挫折しそうになったが、その後はぐんぐん引き込まれた。
ミュージカル(特に俳優・福井晶一さんの歌声)にハマり、わくわくしながら舞台を観に行く際の心理描写など共感しきり。
岡山出身の小川さん。その後芦屋、西宮へとお引っ越し。熱烈な阪神ファンで甲子園にも足を運ばれる。
(もしや数年前、弊ジムショが西宮にあった時、ニアミスしていたかも?)

小川洋子さんといえば、小説『博士の愛した数式』。あれはいい作品だけど、ボクにはちと難しすぎた。小川さんは賢すぎて、ボクには無理かなぁ~と、その後彼女の本を手に取る機会はなかった。

やはりうまい。エッセイの〆のまとめ方など、毎回唸らされる。
(見習いたいけど レベルが高すぎ~しんさく!

*余談*
石原慎太郎が亡くなった。彼はママちゃんと同世代。昔、慎太郎氏のファンだったと言うていたような?
ボクは正直好きではないけど、亡くなられたのはザンネンだ。彼が亡くなると、ママちゃんもいよいよじゃないか?と思わずにはいられない。なんとなく。
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