9/30、甲子園の最終戦(@サンテレビ)をうっかり見逃したボクであるが。
その2日前、巨人がリーグ優勝した瞬間はたまたま見ていた。



阿部監督が宙を舞う。ほんとにAREじゃなく、ABEになったな。
特にファンでなくても、優勝の瞬間を見ると自然と胸が熱くなり、こみあげることが多い。古くは長嶋巨人が初めて優勝した瞬間とか(当時は巨人ファンだった)。最近では弱かったオリックスやヤクルトが優勝した瞬間とか。でも今回はいたって冷静に見ていた。本音を言うと「ほんまに優勝してもうたで~」てな感じ。今シーズン、巨人も阪神も打てずに苦戦している場面ばかり見ていたせいか。おまけに隔週でチェックしていた「週刊ベースボール」の広岡達朗コラムでは毎回、巨人の悪口というか欠点ばかり取り上げられていたので(例:戸郷はあいかわらず「手投げ」だとか、岡本和真の口が開いているとか、2年目の浅野は1軍に上がってきたとたんに肥えて打てなくなったとかetc.)、まさか優勝するとは夢にも思わなかったのだ。(だいたい終盤、カープがあれほど失速するとはね~)
今季の巨人、阿部監督の起用法では「捕手の3人体制」が特徴的だった。

原監督の時は打撃を優先してか、ほぼ大城一択だったのでつまらなかった。
「小林(誠司)はよくクビにならないよな〜」「菅野がいる限りは安泰じゃねー?」
今春、同大の先輩たちと野球談議をした時、こんなふうに小林の去就の心配をしていた(小林が同大OBなもんで)。
それが、昨年不振(4勝)だった菅野が今季は絶好調(15勝)。もちろん、菅野が投げる時は必ず捕手小林。”スガコバ”コンビは見事に復活を遂げた。
「菅野はなぜ(女房役が)小林でないといけないのだろう?」と不思議に思うこともあった。でも今はなんとなくわかる。あのヤサ男(=小林)って、ほんとに人柄がいいのかもしれない。特に菅野にとっては(笑)。
優勝を決めた試合で菅野は投げ、小林はタイムリーを打った・・・ほほえましい光景だった。
基本”アンチ巨人”のボクは以前、エースとして君臨する菅野が憎たらしくて苦手だった。でも今はそうでもない。彼の幼い頃からの苦悩も理解できるしね(なんたって原の一族に生まれて、何かと大変だったかと...)。
優勝インタビューでの阿部監督「サイコーです!」って、選手時代とおんなじやん、、。思わずワロてしまいましたわ。
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