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あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

ボランティアのこと。

2018-12-29 | 日記
帰国してから ずっと もがいていた気がする。
うまく表現できないけれど、
とにかくじっとしていられない。
苦労して覚えた このカタコトの中国語を
どこかで活かせられないか? と
とりあえず応募して始めたのが
「語りかけボランティア」だ。

たびたび神戸に行くのは
このボランティアのためでした。

たまたまネット検索して見つけたこのボランティア。日本にはいま、高齢化した中国残留孤児の方がいて、彼らは50〜60代で家族とともに日本に帰国したため 日本語がマスターできないまま。

現在は80〜90歳前後となり、老人施設で日本語が話せず孤立するケースが多いので、国(厚労省)が昨年このボランティア制度をスタートさせた。ようは 主に中国語で彼らのお話し相手になるというものだ。

8月から月2回、阪神間の2箇所の老人施設を訪問した。1人ではなく、基本2人ペアとなって行う。

始めてすぐわかったのは、ボクの中国語では役に立たないということ。
1つはボクのレベルが低すぎること。
もう1つは残留孤児の皆さんは中国の東北地方の出身なので、東北なまりがきついのだ。
おまけに80、90代とご高齢の方の口ごもった喋り方では到底ボクには聴き取れないのだ。

ボクは初回で落ち込んだ。これじゃ役に立たねぇじゃ〜ないか!と。
さいわい、ペアで一緒に訪問する方が中国人(元留学生でそのまま定住)のことが多いので大きな問題にはならず…
そろそろクビかな?と思ったけれど、あくまでボランティア(まったくの無報酬)なのでクビにはされないのかも。

9月、10月とあまりに役立たずな状況が続き、こりゃもう続かないな、と思ったりも。

それが11月くらいから(これホントかどうかわからないけれど)訪問先の方たちー 1箇所は3人、もう1箇所は1人ー がとても楽しみに待っておられると聞き。
また訪問した時の彼らの笑顔にこちらも励まされていることに気がついて…

「なんか悪くないな、このボランティア」と思い始めたのだ。
そして 一緒に訪問する中国由来の方との出会いも結構楽しくなってきて…。そもそもこんなお金にならないことに参加するだけあってか、
みんないい人たちなんだよね。

先週の訪問でも痛感したー
彼らはまさに戦争の被害者。日本政府が彼らの帰国事業をもっと早くに行なっていたら、彼らは母国日本で有意義な人生を送れただろうに。
それ以前に、自分たちの親兄弟と再会できただろうに。口惜しや〜
いくら悔いてもしょうがない。
来年もしばらくは 楽しくボランティアができたらいいな(^。^)

年の瀬に長々とごめんね〜
最後に 今年イチオシ、お役立ちのこの商品を
ご紹介。

「これ万能よ」 とYucoセンパイに教えてもらった サンホワイトは純度の高いワセリン。顔をはじめカラダのどこに塗ってもオッケー、痒い時、かぶれた時、小さな容器に移して使ったりもして
助けられました。(店にないのでネットで購入)

今年はみなさんホントにありガトーショコラ!
あったかくして よいお年を(^ω^)
(旅レポはまた年明けに書きますね)
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香港&マカオツアー(香港篇)

2018-12-27 | 旅行
弊ジムショの いあん旅行の行き先は…


香港と

澳门(マカオ)でした。

弊ジムショの旅行は基本フリーツアー。
顧問であるおじちゃんが导游(ガイド)と翻译(通訳)を兼ねてくれるから助かります。

(これ、ホテルのエレベーターの床)

真夜中に着いた香港(九龍にあるホテル)ですが、
翌日の夕方にはマカオに移動するので
半日しか時間がありません。

まずはホテル近くで 朝ごはん。


名物のエビワンタン麺や

肉やレバーの入ったお粥をいただきます。

お店のポスターの写真のほうが断然うまそっ。

お腹が落ち着いたところで

地下鉄で香港島にある目的地へ移動します。


「列車」って やけに日本語っぽい表示だな。


地下通路の壁には かつてレスリーチャンと共演した香港スター・袁咏仪(アニタユン)の白髪染めの広告が。
彼女もそんな歳になったんだ〜
拡大してみると…

あら、サロンドプロやないですか。
だったら、弊ジムショにもあるよ。

隣の男優さんのほうも…

この方も映画でよくお見かけする香港スター。


ホームの駅名表示がタイル張りでおしゃれ。
ここから乗って、


この駅で降りました。

めざす目的地は、

ここから入ります。(益発大厦という名のマンション)


結構にぎわってます。カメラ小僧がいっぱい!


そう、ここは映画の舞台にもなった 写真スポットなのだ。
とはいえ、

フツーに人々が暮らしているマンション。騒いじゃダメだよ~


地価がイジョーに高い香港のことだから


きっと個々のお部屋も小さめなのかな~?

カメラ小僧のおじちゃんが満足したところで
繁華街のほうへ移動。


トラムもクリスマス仕様でかわゆい。

ボク、無類のロープウェイずきだけど、
香港トラムも大好きなんだ。(ちなみにボク、香港は今回が2回目です)

隣の彼女は学校帰りかな?


ちょこん。


色んな柄のトラムが走ってました。


横を通過したバスには最新映画のポスターが。


車内で電話する人も。でも中国みたいにうるさくないんだ。


ほどほどのところで降りるとしますか。
のどが渇いたので

漢方ジュースのようなお店で


カラダによさげな飲みものを一杯。
(どんな効能のにする?と聞かれ、「更年期」とボスが言ったんだけど発音が悪いのか通じなくて。続いて、ホットフラッシュの意味で「发火」と言ったら 妙に納得され、じゃあこれ、と作ってくれましてん)

甘くも苦くもなく…
美味しくもないけど普通に飲めて、のどが癒されました。

このあと急速にお腹が減ってきたんだけど
近くにお店が見あたらず、困ったちゃん。

市場とかしかないんだよね。
(市場も大陸と違って 垢ぬけてるや〜)
そうこうするうちに 九龍側へ戻る時間です。

香港に来たからには

スターフェリーに乗らなくっちゃ☆


星模様の座席がお気に入り。

そして あっという間に

九龍側へとうちゃこ。


憧れのペニンシュラホテル。
夜はライトアップが綺麗たろうな〜
週末ってこともあり、どこも人だらけ。
少し並んで

またまた香港麺のお店へ。
(> どんだけ エビワンタンずきなんや~)

(エビの卵をふりかけた)汁なし麺はボクの好みにはあらず。

お店をでるとまだ行列が。
少し歩いて ホテルの荷物を引き取って…と。

さあ、いよいよマカオへ。
マカオ行きのフェリー、すでに正規のチケットは売り切れ。

ダフ屋から購入しました。


澳门(あおめん)= マカオ。
普通語(中国語)と広東語では ぜんぜん発音が違う。
それを言うなら、香港(しゃんがん)=ホンコンも。


さあ、乗り込むぞ〜


スターフェリーと違って、フツーのお船でした。

(つづく)









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弊ジムショの いあん旅行

2018-12-25 | 旅行
さきの連休は帰国以来、初めての旅へ…
いわばジムショの慰安旅行ってところかな?
予算に限りがあるので
全員参加できないのがザンネン、、。

「きみ、そんな薄着でいいの?」

居残り組にシンパイされながら 出発だい。
目的地が あそこだから 薄着でいいんだよ〜


初めての関空第2ターミナル。
(さみし〜! なーんもない)


初めてのピーチ便。夜遅く雨の中、傘さして搭乗。

狭い座席のピーチ… めちゃ窮屈です。
そして注文しないかぎり、飲み物も何も出ません。安いからしょうがない (~_~;)

?時間後、
真夜中にまず最初の目的地にとうちゃこ。

タクシーでホテルへ移動します。

その翌日には

第2の、というか
今回メインの目的地にとうちゃこ〜
さてみなさん、何処だかわかる?

(正解は次回ね)


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♬阴天/外面的世界 by莫文蔚(カレン・モク)

2018-12-21 | DJ(おもに中文歌)
最近ジムショでヘビロテにして聴いているのは、

タオバオで買った莫文蔚(モーウェンウェイ、というより"カレン・モク"がおなじみ?)のCD。あきらかに偽物です。
カレンさんは香港の歌手&女優ですが、大陸の音楽番組で しょっちゅう お見かけしました。

かつてチョウ・シンチー(周星驰,「少林サッカー」など香港コメディ映画の巨匠)のカノジョだったことでも有名。

最初は声もルックスもあまり好みではなかったんだけど(おじちゃんはひそかに「サル女」と呼んでまちた)
彼女はいい歌をたくさん歌っていることを知り、帰国前にベスト盤的なCDを買ってみたというわけ。
まずはボスちゃんがハマっているこの曲から。

莫文蔚 Karen Mok【陰天 Overcast】Official Music Video

陰天(阴天)=くもり、曇り空、曇りの日、の意。
いいな~と思ってなにげに調べたら、なんと前回ご紹介した林忆莲(サンディ)の元オット、
李宗盛さんの作詞・作曲だった。なるほどね~

もういっちょ、ぱっちもんのベスト盤のなかから
この曲を。
莫文蔚 外面的世界

外面的世界=外の世界ってことかな。
サビのところの「外面的世界 很精彩(外の世界はすばらしい)」っていう歌詞がすき。
("精彩"という形容詞がすきなんだ)

調べてみるとこの曲、もともとは台湾の男性歌手・齐秦(ちーちん)の歌でした。
陈奕迅(ちぇん・いーしゅん)版は知っていたけど、本家がいらしたんどすな〜
中華圏では日本以上に、いい曲は多くの歌手がカバーしています。
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心配だけど 甘えちゃお~

2018-12-19 | ママちゃん日記
近いとやっぱり気になるもので。

このところ ほぼほぼ毎日 ママちゃんのところに
「ごきげんいかが~?」と通っているボク。
(> よくそんなんで「外でバイトしたい」なんて言うね~)

最近のママちゃん、とってもゴキゲンさん。
信じられないくらい 笑顔が多い。

昔っからママちゃんとソリが合わなかった
ボスちゃんも、
「こんな日がくるなんて!」と胸をなでおろしています。

さいわい、ママちゃんはまだ一人で近所のスーパーで買い物をしたり、
自分のご飯をつくったり、洗濯もできるので、
その点では安心しています。

が、年相応に"記憶"が頼りなく、あいまいになってきています。
たとえば、同じ内容の電話を30分後にまたかけてきたり。
例の「持って帰り」攻撃で、同じ服を何度も出してみせたり。

また、ある日は夕飯をママちゃんちに食べにいくつもりにしていて、
ボクが出かけているときに「きょうはもう作れないから、来んでいい」と
留守電が入っていたにもかかわらず、6時すぎになって
「あんた、待ってるのになんでけえへんの?」てな電話がはいり、
すたこら さっさーと急いで走って行くことも。

ちょっとショックだったのは、ある朝「洗剤をきらした」といって
スーパーに買いに走ったらしいのですが。
ママちゃんの洗面所の棚には大量の柔軟剤が並んでおり、
「てっきり洗剤やとおもって買った」というのですが、
もしやこれは認知症の初期症状ではないか?と
思わずにはいられません。

また失敗も多い。
「ちらし寿司つくりました。よかったらおいで」
と急に夕飯に呼ばれて慌てて行ったものの。
ごはんがべちゃべちゃに柔らかかったり。(もち、即席のちらしです)
きのうは反対に、芯のある硬いお米に炊きあがってました。
ママちゃん「なんでやろ?」と言いつつ、
ボクも文句は言えないので、一緒にたべました。

ママちゃんは歳とともに 味覚も衰えてきているのか、どのおかずも味が濃すぎて 塩辛い。すでに作れるメニューは限られてます。

この程度なら、まだかわいいもんかな?
(失敗は更年期のボスちゃんも多いけどね、、)

生きてるだけでありがたい存在のママちゃん。
カラダが弱いわりには85年も生きて、頑張っているほうだと思う。
そしてありがたいことに、まだまだボクの世話を焼きたがる。

ボスちゃんのお友だちのなかには、もうすでに母を見送った人も多い。
そんな友人の一人が言った。
「うらやましいわよ。いっそのことお母さんに甘えちゃいな」

うん、それいいかも。
だいたい、ボクがママちゃんの面倒をみるなんて100年早いや (^_-)-☆
みまもりつつ、できるかぎり、甘えさせてもらいましょ。


お腹がいまいちな時、ボクはうどんをたぺるのら~と この写真をモーメンツにアップしたら、
「这个蛋不容易消化」→ この卵は消化しにくい、というコメントをいくつかいただきました。
「麺ではなく、粥を食べるべき」というのも。
週末は腰もギクッとなるし、ボクも歳かな?
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