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あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

『侍タイ』なぜか台湾と香港でタイトルが違う/『山の郵便配達』を鑑賞

2025-05-24 | 映画



先日、NHK-BSで録画してあった中国映画『山の郵便配達』を隙間じかんに鑑賞。


昔、一度見たはずだが、すっかり忘れている。

当時まだ20歳前だったリウ・イエはその後、国民的俳優となり、

今ではオッチャンに…いや47歳に。
実は彼、国際結婚されてまして、

奥さまは法国人。(フランス人,たしか俳優さん)それがどうした?

映画のおもな登場人物は郵便配達の父ちゃんと息子、次男坊と呼ばれるワンちゃんのみ。なにせ原題=中国でのタイトルが《那山那人那狗=あの山、あの人、あの犬》ですから。時おり母ちゃんも登場。

この手の田舎を舞台にした素朴な映画をみると心が洗われますな。

***

さて『侍タイムスリッパ―』安田監督のX情報によると、本作は6月から香港でも公開されるようだ。そのポスターがこちら↓


あら、タイトルが台湾のと違うぞ。

5月に公開されている台湾でのタイトルはこちら↓


捞过界と超時空、どちらもタイムスリップという意味か。(大陸でも公開したらいいのにね…ハードル高い?)

 


やったぜ!『侍タイ』最優秀作品賞🏆(日テレに喝!)

2025-03-15 | 映画

昨夜は早めにお風呂をすませ、夜9時からの「日本アカデミー賞 授賞式」を見た(@日テレ)。

毎年楽しみにしているのだが、今年は特にインディーズ映画『侍タイムスリッパ―』の”最優秀”に一縷の望みを託し... ちょいと大げさだが ”祈るような気持ち”で見守った。

しかしいきなり、テンションが下がる。(会場ではなく)スタジオ司会の2人がイマイチ。しかも商業映画作品の肩を持ち(当然か)、主演男優賞の時なども『キングダム』の山崎賢人や、『碁盤斬り』の草彅くんを盛り上げるコメントばかり。ちぇっ。

全体的にノミネート俳優が若かったのも、物足りなく感じた要因か。CMでよく見かける面々がそのまま出ている、といった感じ。助演女優賞を見ると、芦田愛菜ちゃんや山田杏奈ちゃんなど年齢だけでいうと新人賞並みだ(芸歴は長いが)。


流行りのパーマヘア&黒ずくめ、主演男優賞の面々。

主演男優賞。草彅くんは『ミッドナイト・スワン』で最優秀賞を獲っているだけあって超余裕。横浜流星は今いちばん、”べらぼう”に乗っている俳優。綾野剛も自信たっぷりだし、山崎賢人も意外と堂々としている。そんななか、最年長の馬木也がかなり遠慮がち(苦笑)。

結局、『正体』の横浜流星が最優秀を受賞した。最優秀監督賞も『正体』の藤井道人監督だったので、「こりゃ、作品賞も『正体』で決まりやな」。

番組終了時間が迫り、さいごの作品賞の発表を残し、やたらCMばかり流れるので「もうええか」と殆どあきらめて寝る準備にかかった。トイレから戻ると、テレビから「侍タイムスリッパ~」と聞こえてくるではないか。「えーっ、ほんとに? ほんとに獲ったんだ!」。


しかし番組はあっという間に終わった。安田監督や山口馬木也の受賞スピーチもそこそこに・・・(かなり端折られてる!)。これには呆れた。あれだけ序盤、中盤と、若手俳優たちのインタビューやスピーチをじっくり、ふんだんに放送していたのに。肝心かなめの「最優秀作品賞」についてはスポンサーが絡まないからって、ほんの20秒くらいでちゃちゃっと終わらせるなんて... 最低だよ、日テレは。

そんなテレビへの苦情は番組終了後、ネット記事のコメント欄にたくさん載っていた(そら、みんな同じこと思うわなー!)。ベッドのうえでも・・・受賞の喜びで、興奮してしばらく寝られなかったよ。(速報記事、読みあさる)

★余談★「わたしも間違えてました(反省)」

正しくは『侍タイムスリッパ―』。なのに、前回『侍タイムトリッパー』と書いてしまいました(先程、訂正済💦)。なぜ気づいたかというと、この記事でやはり同じように間違えていたから。あはは。タイムトリッパー、タイムスリッパー、たしかにややこしい。そのうち、スリッパーが→ストリッパーになって、『侍ストリッパー』という侍がストリッパーに変身しちゃう映画がつくられたりして~(>おもんないで!)。


いよいよ明日、日本アカデミー賞(『侍タイ』はいかに?)

2025-03-13 | 映画
明日、日本アカデミー賞の発表がある(毎年、日本テレビで生中継)。
ぜひ『侍タイムスリッパー』に最優秀作品賞をとってほしい… そう願っている。

今日の夕刊「ひと」に安田監督が載っていた。

米農家をされている安田監督。

監督に『侍タイ』を見たある人から、こんなメッセージがあった。


これは嬉しかっただろうな。

これ↑も監督のXより。

最優秀、とってほしい。でも無理なんだろうな〜自主制作映画だし。もうきっと、横浜流星くん主演の『正体』あたりに決まっているのだろうな。
それでも少しの望みを繋いで…
明日テレビを見てみよう。侍タイは見るものを応援団にさせてしまう、そんな映画です。


話題の映画『侍タイムスリッパー』@シネ・ピピア (♬王菲、7年ぶりに春晚で歌う)

2025-02-02 | 映画

どうしても見たい映画があった。それは・・・


話題の映画『侍タイプスリッパー』。超・低予算のインディーズ映画としても知られる。

近くの映画館(toho系)ではやってないので少し遠くの映画館へ...  JRと阪急を乗り継いで行ってきた。

しかも昨日は2月1日「映画の日」。片道の交通費が浮くだけでラッキー!ってなもんだ。

よう考えたら・・・


あと一週間もすれば、ボスちゃんいつでもシニア割~ (^^)v

しかし最近は映画を見るのも一苦労。2時間超、じっと座っていることがしんどいのであります。昨日はとにかく右肩が痛くてね。首と肩をゴソゴソ動かしながら見ていた。(心配していたトイレはなんとかもった、、)


それでも映画は予想通りのおもしろさ。無名のキャストが多いんで、どこか安っぽく感じられる場面もあったが。そんなこと気にならないくらい、笑わされたし、時にうるっときた。
まさか、主役のお侍さんにこれほど感情移入するとはね。

この映画の主人公、現代にタイムスリップする幕末の侍を演じるのは、山口馬木也(まきや)。この役でブルーリボン賞の主演男優賞を受賞。日本アカデミー賞にもノミネートされているという。

これまでいくつかの大河ドラマや、藤田まことの「剣客商売」シリーズにも出ていたベテラン俳優だが、映画の主演は初めてだという。しかもこのブレイク。実家の両親が大そう喜んでいる?というような記事をどこかで見かけた(そりゃそうだろな)。ずっと「いい役者だな~」と思っていたので、こちらも嬉しくなってしまう。

山口馬木也といえば、ある朝ドラのシーンを思い出す。本仮屋ユイカ主演の「ファイト」。たしかお母さん役が”のりピー”こと酒井法子だった。お父さん役が緒方直人である時期、夫婦仲がぎくしゃくしていて。そこに現れた山口馬木也演じる謎の男?にのりピーの心が揺れ動く... てなシーンがあった。山口はあの風貌なだけに朝ドラに出てくるとインパクトがあったし。そりゃのりピーも緒方直人では物足りんやろな~(役のキャラ的にね)と当時思ったりもしたもんだ。

のりピーが今、表舞台に出てくることはなく。ユイカちゃんの今はよく知らないが、ドラマの序盤、ユイカの友人役で出ていた三浦春馬はもういない。緒方直人は今の朝ドラ「おむすび」に出ているが、はっきり言って靴職人っぽくない。できればあの役は関西ネイティブの俳優さんにお願いしたかった(加藤虎ノ介と役をチェンジする?)。

そして今回、晴れて主演作が大ヒットした山口馬木也。人生捨てたもんやないね。そう思わせてくれる。今後の作品にも要注目だ。

*おまけ♬みゅーじっく*

”中国の紅白歌合戦”とも言われる中央テレビCCTVの「春节联欢晚会」。


そこで7年ぶりに王菲(ワン・フェイ)が登場。永遠のスターさん☆ですな。

(歌の動画はこちら↓)

王菲时隔七年再登春晚 新歌《世界赠予我的》太好听了!「2025央视春晚」| CCTV春晚

この歌唱、口パクでないことを祈ろう...。


映画『碁盤斬り』にがっかり(-_-;)

2024-09-06 | 映画

とつぜん、時間ができたので映画でも観ようと思い立ち、少し遠い映画館へ。


以前お友だちがすすめていた草彅つよぽん主演の時代劇『碁盤斬り』を見ることに。前にここで見た、同じ草彅くんの『ミッドナイト・スワン』が素晴らしかったのもあってね。しかも『碁盤斬り』はネットの評価もすこぶる高い。
しかし、上映開始まもなく... 
あれあれあれ? なんか違うぞ~とボクの好みではないことが判明。いや待て、そのうち面白くなるかもと期待したが。途中であることがキッカケで草彅くん演じる元お侍さんの人格が豹変し、ますますおかしな方向へ。
この映画、先のストーリーが容易に読めてしまい、ちょっとね〜アレでしたわ(苦笑)。

こちら↓ ボクとほぼ同じ感想を抱いた方のレビュー。

【解説レビュー】映画『碁盤斬り』酷評-草彅剛の無駄遣い。面白くない2つの理由|清原果耶×白石和彌×柳田格之進【ネタバレ考察】

まあそれでも演者は皆さん熱演されておられたし(國村凖さんや清原伽耶ちゃん)、さいごは丸く治まったので後味は悪くはなかった。ただ、正規料金1900円の価値はなかったな~ こんな時だけ「早くシニアになりたい!」。

小腹がすいたので、


ロビーのカフェで簡単ランチ。

「バグダッド・カフェ」← 映画にちなんだ名前がいいね。

思いのほか美味しいホットドッグと


窓からの眺めに癒されて、映画館をあとにした。気分は小旅行〜♬