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あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

ジャニーズ問題でふと思い出した映画『さらば、わが愛 覇王別姫』

2023-09-08 | つぶやき
きのう、NHKを含めてすべてのテレビ局が一斉に中継した、ジャニーズ事務所の謝罪会見。
ヒガシがいくら謝っていても、どこか演技をしているように見えてしまうんだよね。その点、イノッチはそうでもない?ってか(笑)。
古くから、こと芸能の世界ではよくあったと言われる、いわゆる”枕営業”。
ふと、あの中国映画を思い出したー『さらばわが愛 覇王別姫』(原題:霸王别姬)。

京劇の世界を描いたこの作品のなかでも、しっかりその手のシーンが出てくる。初めて見た時はショッキングだった。京劇の女形スターの卵である主人公・小豆子が金持ちの変態ジジイに気に入られる。おそらくジジイは劇団の支配人に頼みこんだのだろう。支配人は終演後の小豆子をかっさらい、変態ジジイの部屋へと担ぎ込む... 哎呀!(アイヤ~ 部屋でのシーンはおぞましすぎるのでここでは割愛、、)
ただ、そういう悲しいシーンも含めて、すばらしい映画なのでぜひ一度は見ていただきたい。

そして偶然だが、きのう会見した新社長・ヒガシは2008年に舞台化された『さらば、わが愛 覇王別姫』(蜷川幸雄演出)で主人公を演じていた。映画のレスリー・チャンには遠く及ばなかったけど。
そこで恋敵を演じた木村佳乃とまさか結婚に至るとは! びっくりしたものだ。(彼女も映画のコン・リーには程遠くてがっかり。のちにボスが「大根役者夫婦」と揶揄するようなコラムを書いてたっけ。ただ、奥さま今ではバイプレイヤーになられましたね)

ちょっと検索してみたら、大いに共感する舞台評をみつけたのでリンクしておきます。
あの時、出番は多くはないけど小四を演じていた中村倫也くんが、まさかこれほど令和の世でブレイクするなんて。これまたビックリですわ。

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サポート詐欺にひっかかる〜の巻

2023-08-25 | つぶやき
やっぱりここんとこついてない。というか、うっかりにもほどがある。
おとといの午後ー 甲子園では決勝戦の5回裏が終わり、クーリングタイムの時間。ボクはふとデスクに移動し、PCを立ち上げる。
前日に読んだ、なでしこジャパンに関するコラムをここにリンクしたいな... などと思っていた。
と、その時。初めて目にする画面と、ビービービー!とけたたましい警告音が鳴った。

なんだ なんだ?トロイの木馬に感染したというのか?

ウィルス感染なんて初めてだ。とりあえずPCを強制終了させようと電源ボタンを長押しした。
せっかちなボクは殆ど間を置かずに再びPCを立ち上げる。と、また同じ警告画面と音が。
こりゃまずい。ほんとにやられたのか?
ここで冷静さを失ったボクは・・・画面に表示された050で始まる番号に電話してしまったのだ。

電話に出たのは、つたない日本語を喋る外国人。

これ、自分があやしいものではないと証明している。なんじゃ、この赤い→は。

ヤツは「お客さま、お客さま...」と言いながらPCを遠隔操作し、復旧作業を進める。
結構時間がかかった。
「お客さま、待ちます」を何度も繰り返した。(ヤツは「お待ちください」のことを「待ちます」と言う)

「ハッカーの意味、わかりますか? そう、悪い人ですね」
とか言いつつ、作業を進める。

早く気づけよ! と今なら思うが、その時はてんぱってて気づかなかった。
でもさすがにこの画面 ↓ をみて、あーあと気づいた。

修理代3万円を要求してきた。
ここでボクはわれにかえり、ブチッと電話を切った。パソコンも電源を落とした。
すると、非通知から何度も電話がかかってくる。いやだ、もう逃れられないような気がした。
パソコンも長時間遠隔操作されて、こちらのカード情報なんかも筒抜けかもしれない。
ああ、もうこんなネットの世界はうんざりだ。
ブログもやめてしまおうか? 
カードもスパッと解約してしまおうか? 
どこか遠くへ行ってしまいたい(というか消え去りたい)気分に・・・。

そろそろママ家へ行かねばならぬ時刻になり、いったん自分のキモチも強制終了...とあいなった。

この手の詐欺は”サポート詐欺”というらしい。「トロイの木馬」で検索すると、色々出てくる 出てくる。

ちなみにヤツが使った「マイク・ミラ」という偽名?で思い出したのは、外国人向けの日本語テキストで最もポピュラーな「みんなの日本語」の登場人物、マイク・ミラーさんだ。

ヤツら、ここから名前を拝借したんじゃ?

みなさまも万一こんな事態に遭遇したら、
決して電話なんかせず、冷静に対処なすってね。

PS.最初にリンクした、なでしこジャパンに関するコラムはかなり衝撃だった。NHKさん、現地には行かず日本で中継してたの?びっくりだ。それで解説者が丸山桂里奈だったりしたのかな?(笑)
メデイアはもっともっと、得点王に輝いた宮澤ひなたちゃんのことを取り上げてよ~ 頼むでしかし(>_<)。
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おめでたい知らせ、でもちょっとせつない話

2023-08-16 | つぶやき
以前よくここにも登場した、杭州時代のかわゆいお友だち。あの頃、夕飯にお誘いすると即答で「行きます!」と仕事帰りにうちに寄ってくれた(当時は)中国語の先生...。
ボクらが日本に帰国したあと、彼女はカレシとめでたく結婚。
あれから5年ほど経つから、彼女も30代に突入したのかな? 
そんな彼女が最近、体調が悪いと人づてに聞いた。よく熱が出るらしい。
これ、フツーに考えたら「もしや、あれかな?」と思うよね。
それとも・・・去年あたりはコロナで苦しんでいたので、その後遺症?とか考えだすと心配は尽きない。一度ちゃんと聞いてみようとチャットしてみた。

猜对了! ボクの予想は当たった、やはりオメデタだった。
やったー!よかった、ヘンな病気じゃなくって。
ずばり尋ねたのではなく、彼女の方から、
:「あまちゃんに秘密を教えるね、実はわたし・・・」
と教えてくれたんだ。
うれしいよ。ひそかに期待してたんだ。
:「(産まれたら)ぜひ、あかちゃん見に来てね! 那以后你们一定要来杭州看他(她)啊!
かわゆい彼女の宝贝(あかちゃん)だから、絶対かわゆいに決まってる... あかちゃんが他(オトコ)でも她(オンナ)でも。

(して、問題はここから)
:「それは、ご実家の父さん母さんがさぞお喜びでしょう?」
どれほど期待しておられたことだろう、一人娘の吉報を。
すると、意外な答えがかえってきた。
:「まだ彼らには言ってないの」

えーーーっ! まさか、まさかである。
いの一番に実家の母ちゃんに報告しそうなものだが。まだしてないと? Why? 为什么?
:「(彼らに言ったら)絶対、飛んでくるはず、杭州に。でも今こんなに体調が悪い時に彼らに来られたら、ちょっと面倒だなーと...」

ボクはふと、彼女のお母さんのことを思い出したー 写真で見たところ、明るくおおらかな人。地元でも昔から人気がある、と娘が言うくらいだから、よほど社交的な人なのだろう(たしかボスより若かったよ)。ならばよけい、大先輩として頼りになるのではないか? 
思い切って、こう切り出してみた。
:「あなたのお母さんは経験豊富だし、きっといろんなアドバイスをくれると思うよ」
:「会社の同僚がたくさん子ども産んでて、いろいろアドバイスくれるの」
そっか、それは安心だね(^_^;)。

彼女は安定期に入った秋頃、飛行機で3時間ちょいかかる実家に帰るつもりだという。
その前に初めて連絡するのかな? 今のしんどい時期がおさまった頃にはちゃんと言うんだろうな。

それにしても、親に対する感覚が我々とは違う気がする。お国柄の違い? 年代の違いもある?
考えてみれば、18で親元(大陸の西北地方にある宁夏)を離れ、遠く離れた天津市の大学へ進学(寮生活)。そのままその天津で就職。同じ会社の男性を上司に紹介され、付き合い始める。その後、2人で意を決して、誰も知り合いがいない浙江省杭州市へ。2人で助け合いながら、互いに転職も経験し、人知れず苦労もあっただろう。

当時から、20代にしては成熟しているな~とは思っていたが。10年以上、実家から離れて暮らすなかで、親に甘えないのがフツー(ある意味、自由で気楽?)になってしまったのだろう。
立派だけど、親の立場からするとなんだかちょっとせつないなぁ...。

うーむ、いまだママちゃんべったりの生活をしているわれらとは、えらい違いである。
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チケット流通センターのこと(わたしは”落后”?)

2023-08-11 | つぶやき
なでしこ⚽ザンネンでした(今日準々決勝、スウェーデンに敗退)。でも終盤の粘りはよかった。ゴールが決まったようにみえたのが2本あったけど、ゴールは認められず。
それにしても、なでしこJAPANはボーイッシュな選手が多い。幼くもみえる。(藤野あおばはもちろん、今日最後の交代で出てきた選手なんか小学生くらいにみえましたがな、、)
外国人選手(おもに欧米)が総じて大柄で、髪型が長髪ポニーテールってだけで女らしくみえてしまう。あの人たちも母国に帰ればボーイッシュの部類に入るんやろか?
***
さて本題。
中国から帰国して以降、なかなか日本の生活になじめなかった弊ジムショ。
(「リエントリーショック」については以前こちらで触れました)
帰国以降、ボクの頭から離れない中文の単語がある。それは「落后(luo hou)」。いわゆる落伍だ。立ち遅れている、時代遅れという意味。中国にいる時、よくこの言葉を耳にした。広い大陸のなかでは、いまだ”落后”な省や地区がある。たとえば貴州省とか。そんな立ち遅れたよその地区をみて、安心する人々も少なからずいる。

帰国以降、うまく行かないことがあると「わたしは”落后”なのか?」と自問した。
落后,落后・・・今でもこの単語がよくちらつく。
最近、ネット上のチケット購入などの操作がうまくいかないことが重なり。これももしや自分のせいか?(落后だからか?)と思ってしまい、イラついた。よくないねー。

そもそも便利なようで不便なネットの世界。いちいちメルアドやパスワードの入力を求められ、神経をすり減らす。シンプルなのもあるが、結構何度もしつこく入力を求められると嫌になる。
例をあげると・・・
◆先日西宮で観た舞台「ある馬の物語」。本来、世田谷パブリックシアターで観るつもりだった。シアターの公式ページからチケット購入操作をしたが、最後のさいごのところで先に進めず… やむなくあきらめた。

◆ある語学学校のマンツーマンレッスン。最近新たな予約システムを導入したらしく、そんなに難しくもなさそうだなーと使い始めたのだが。登録後、ログインしてもうまく進めず。学校に連絡すると「バグったのは高橋様が初めてです」「原因究明しますので、パスワードをお教えください」「やはりこちらでやってみましたがダメでした。引き続き原因を究明いたしますが、高橋様とはメールで予約を...」などと言われる始末。てっきりこちらが(落后につき)誤操作をしておかしくなったのか?と。

◆ベルーナドームのチケットを球団公式の「ライオンズチケット」から買おうと、座席をあれこれ迷いつつ、ここでいいか!といざ購入しようとしたら。どうやってもライオンズのファンクラブ会費(2000円)を払わないといけない画面しか出てこず。おかしいな~ しかし何度試みてもそうなってしまい、キレそうになる。

ほぼ観戦をあきらめていたところ、ふと別のサイトでチケット購入ができると知る。これ、あやしいな? ダフ屋っぽいなと思いつつ、騙されてもええかと開き直り、購入した。
それが「チケット流通センター」というサイト。(リンクはしていません) 
結果、それほど高くもなく、いい席がゲットできた。

おそらく企業か個人が購入した年間シート。そりゃ全試合は埋まらないだろうから、こうしてダフ屋 じゃなくって流通センターに出品してるのかな。
  ↓


PS.できれば昔の、ネットのないシンプルな世界に戻りたい…と言いつつ。長年ブログでネットには大変お世話になっている弊ジムショでした。



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郵便局のATMも ネットショッピングも苦手じゃ

2023-01-18 | つぶやき


豆は買わずとも...鬼のお面を貰ってしまった(この世知辛いなか、イカリスーパーさん太っ腹!)

~こあまのつぶやき~
●郵便局でキレそうになった話
新聞でお薦めしてあった自費出版のマンガ本(送料込1250円)をネットで申し込んだ。先払いなので郵便局へ振り込みに行った。当方、郵貯も少額しかしてないし、郵便局のATMは殆ど使ったことがない。何とかなるだろうと現金振込みを試みたが、うまくいかなかった(局員も見当たらず)。どうやら郵貯の通帳や払込票がいるらしい。出直して、午後の外出時にそれらを準備してATMへ。やっぱりうまくいかない。しょうがないので窓口で支払おうと番号表を取って待つことに。待ってる間、再度ATMに挑むもやはりシッパイ。ようやく声をかけてくれる局員さんが現れたので尋ねると、「このタイプの通帳では振込不可ですね」「この払込票は使えません。こちらの様式で窓口でないと」とややこしいことを言いなさる。しかも窓口だと振込手数料が660円もかかるらしい。送料とかならまだいいが。たかが1000円のマンガ本を買うのに660円も余計にかかるなんてありえない。「じゃ、銀行(振込み)にします」と親切な局員さんには悪いが、郵便局をあとにした。今回は家から一番近くて便利なので郵便局で手続きを、と試みたが。この日は2度も足を運んで空振りに終わった&時間のムダで、ぶち切れそうになった。(翌日、銀行のATMで振込むと手数料は110円で済んだ)
●ネットショッピングも苦手。
以前からAmazonでよく買い物をしていて、特にストレスもなく買えていたのだが。今回、欲しかったケトル(ママ家用のやかん)が楽天市場にしかなかったので、久しぶりに楽天市場でポチっと買うことに。しかし、IDとパスワードがはねられちゃって進まない。じゃあ、もう一度登録し直しだ、とメルアドを入力すると「このメールアドレスは既に使われています」とかなんとか。最後はうまく行ったが、とにかく骨が折れた。何度メルアドやIDを入力させられたかわからない(こんなこと、歳をとったらできないよなぁと自信を持って言える)。
うまく買物できたと思ったのも束の間。翌日、楽天市場の生活雑貨屋さん(ケトルを売ってる店)からメールがあり、「本商品は現在入荷待ちで、出荷予定日は3月3日となります」とあって、ガーン。すぐに手に入ると思っていたのに~。メールにはお詫びの文言もあり、キャンセルしても構わないという。しかし、このケトルはAmazonやヤフーなど他のネットショップでも「入荷待ち」とあり、ほんとに生産が追いついてないんだな~と(もしや原材料のステンレス不足とか?)。しょうがない。あきらめて3月まで待つことに。それまでにスーパーで気に入ったのが見つかれば、そっちにしてもいいしね。
いろいろあるけど、すべてはボクが無知でセケン知らずだから起こったこと。(みんな、笑ってちょうだれ~)
***
きのうは浮き沈みの激しい日だった。
朝からママ家へ→ 老婆は起きていた。バンザーイ\(^o^)/
あれからずっと臥せっていた老婆はおととい37℃台の熱が出て「カラダの節々が痛い」と言う。しんどくてとてもクリニックには行けないと言うので、家でプラ容器(昔の弁当についてた水筒ちゃうか~)で採尿をして、ボクがクリニックに持参。さいわい、膀胱炎は治っていた。が、コロナかインフルの可能性も否めないので→ 発熱外来にかかったほうがいい(でもタクシーは使っちゃダメ!)などと言われ、困り果てていたのだ。処方してもらったカロナールが効いたのか。はたまた、ちょうど治る時期だったのかはわからないが。とにかく回復してきて嬉しかるかる~!

その後、郵便局でキレたりしつつも、食料を買い出し→ 再びママ家へ。
どうやら老婆が心配なさそうなので、夕方から電車に乗って中文こうざへ。いつもちょっと早めに大学へ行き、コンビニおにぎり🍙やバナナで腹を満たす。きのうはセブンでホタテのバター醤油おにぎりをゲット。レジで「270円です」と言われて驚いた。たかがコンビニの🍙でそんなにするんかい! でも結構おいちかったから許そう。(参考までに:誰かさんのおにぎりレビューはこちら
こうざでは同学(クラスメイト)とのお喋りも楽しい。きのうはお相撲好き(若隆景ファン)の同学と、今場所負けが混んでいる若隆景の相撲を嘆いたり。ジュリー、沢田研二のコンサート(@大阪フェスティバルH)に行ってこられた話をお聞きしたり。いまだチケットが取りにくいというジュリー、さすがに「♪君だけ~に~」なんてGS時代の曲は歌わないんだとか。
***
帰りが遅いと、ディナーも風呂も遅くなる。
ボスちゃんが髪の毛を乾かしている間にテレビをつけたら。きのうは「1.17」ということで阪神大震災にちなんだNHKドラマ「心の傷を癒すということ」(再放送)をやっていた。一時は映画館でも上映されていた本作、やっぱりいい。役者もいい。父親役の石橋凌だけはちょっと... 死にかけてる割には恰幅よすぎ、、。
とても今の朝ドラ(パイロットとネジのはなし)と同じ脚本家さんとは思えない秀作。最後まで見たいが、湯冷めするので振り切って寝に行った。

この鬼さん、よくみると老婆そっくりや。
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