あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

残念でならない... 若手サッカー選手のあの事件

2024-07-23 | 日記

暑い、暑い... と言いながら、たまにはお出かけ。

きのうは弊ジムショが西宮にあった頃、お世話になったお宅へ遊びに行った。そこは各種お教室などのレンタルサロンをされていて、そこのオーナー(おかあさんと呼んでいる)はかつて議員さんなどもされていたので見識が高く、話題も豊富。ボスちゃんはとても気が合って、いつもお喋りが盛り上がる。今回は「きっと、例の地元知事さんの一件で持論を展開されるのでは?」と期待していたが。それよりも、意外なニュースにおかあさんは強く反応した。彼女が最も切実に、というか重く受け止めていたのは、若きサッカー選手のあの事件だった(複数人でお酒を飲んで→その後ホテルで女性に暴行)。

日本代表で海外移籍も決まっていた若干23歳の未来あるサッカー選手が、一夜にして「容疑者」になってしまった。彼のことはボクも名前くらいしか知らなかったが、このニュースが事実なら、彼のサッカー人生は終わったといえるだろう(と金子達仁さんも書いている)。いやサッカーだけでなく、一般企業への就職も無理・・・前途多難な人生になってしまった。あまりにむなしいというか。彼はどれほどの努力を重ねて、勉強も遊びもそっちのけでサッカーをやってきたのだろう。親もどれほどサポートしてきただろう、大きな夢に向かって。それが一瞬にして、わやになった。悪い仲間のせいで? お酒のせいで? 誘惑に負けたってか? たしかに自業自得、「この、あほんだらぁ!」というしかないのだが。昨日話していて我らが盛り上がったのは、そこではない。一人の若者の前途が失われてしまった、この残酷すぎる現実に「気の毒でならない」という、どこか彼に同情するような気持ちを持ってしまったのだ。(おかあさんは5人の子を育てあげた人だしね…息子を思いやるような感覚なのかも)

近年、大学のアメフト部やラグビー部でも似たような集団暴行の事件があった。ああ、なぜ若者のこの手の行為があとを絶たないのだろう。昨日話していたのは、決してこの手の行為が最近増えたわけではなく、かつては揉み消されていたのではないかということ(資金力のあるプロ野球団などではありそう?)。それとも、ただ女性が泣き寝入りしていたのか。また、お金を出して堂々と遊べる遊郭などが減ってしまったのも原因の一つなのか?(←これについてはボクの疎い分野なのでわかりませんが...) 


ああ、時計の針を戻せるものなら…とか言いつつ。最近衝動買いしたお時計ちゃんをさりげなくジマンするわれ😅


 

 

コメント

スイスでの安楽死を選んだ日本人のはなし「最期を選ぶということ~安楽死のないこの国で~」

2024-07-20 | テレビ

ひと月も前に録画してあった”安楽死”に関するドキュメンタリー番組をみて、衝撃を受けた。BSフジのサンデードキュメンタリー「最期を選ぶということ~安楽死のないこの国で」(6/23)。


番組の一コマ

治る見込みのない病に苦しむ日本人がスイスに渡り、安楽死する。その苦渋の決断の過程や、最期の瞬間までをカメラが追う。

一番ショックだったのは、まだ10代の娘2人を持つ、44歳の女性のケース。娘たちとは空港で別れ、夫と2人でスイスに向かう。ほんの1日、スイスを2人で見てまわり、最後の晩餐は日本料理屋で寿司を食べる。そして最期の日。安楽死の点滴を受けるベッド脇で、(日本にいる)子どもたちがスマホの画面を通して母に「ありがとう」「バイバイ」「大好きだよ」とメッセージを送り続ける。それにしても妻に付き添う夫(娘たちの父)はよく妻の安楽死に理解を示したものだ。現地スイスにおいても、こうも冷静でいられるものかと驚きを隠せない。

ああ、残念ながらまもなくTVerの配信が終わってしまう。アップしたのが遅くてもうしわけないこってす m(__)m

 

コメント (2)

プロ野球監督、ベンチの表情もたのし~

2024-07-18 | 野球

この表題で書こうとしていたら、こんなニュースをみっけ ↓


知らなんだ~ カープ新井監督の息子ちゃん(二男)が神戸の私立甲南高で野球をやっていたとは。てことは、家族は阪神時代のまま、あの辺に住んでて、新井さんは単身赴任? な~んて、話がそれましたな(^-^;。

さて本題、今季のプロ野球はなかなか点が入らない試合が多く。試合が早く終わるという点ではありがたいのだが、盛り上がりに欠ける。とにかくピッチャーが気の毒でならない。「もっと点とってくださいよー」とお立ち台で訴えていたのは阪神の才木くんやったか。その後も援護されない試合も多く、阪神の西投手などは「自分で打ったれ~」とばかりにタイムリーを放ったりも。

文句言いつつ、テレビで野球中継をやっていれば、夕餉のお供に見ることが多い。で、ベンチの監督の表情がおもしろい。

◆阪神の岡田はんは相変わらずさかんに顎をしゃくりあげ。今季はとにかく打てないので笑顔少なく何やらぼやいている様子。

◆巨人の阿部ちゃんは基本、ベンチで立っているのか? まだどうも落ち着かない様子だ。表情もどこか戸惑いが見られる。昨夜そんな彼を見て、「まだ”仮免”なのかな、監督として...」などと、えらそうなことを思ってしまった(でも前任のH氏がベンチにいないだけですっきりしたのも事実)。そんな”仮免”阿部ちゃんはたまに近くのコーチと談笑しながら「ニタっ」と笑う。その、ちらと隙を見せるあたりがなんとも憎めない。H氏がいなくなり、格段にベンチの風通しはよくなったのではないか。

◆楽天の監督にゴリ今江が就任すると聞いた時、えっと一瞬耳を疑ったが。今ではすっかり馴染んでいるのだろうか。たまにベンチにいる彼を見ると笑顔が多く(交流戦優勝したしな)、はっきり言って選手にしか見えんぞな もしかして、、。

(他の監督さんのようすも書きたいところではありますが・・・)

弊ジムショにおける「ベンチにいる監督の表情、勝手にランキング」の一位に輝いたのは、さきに登場した広島カープ・新井監督だ。新井さんは勝っても負けても、あのあっさりした表情。そしてなにより、彼の「(失敗の)責任は全部じぶんがとる。思い切って行け」という姿勢が好きだ。最近負けが混む某人気球団の、監督の選手やコーチに対する”ぼやき”記事をよく目にするせいか、よけい新井さんのきっぱりとした態度に好感が持てる。

余談:なぜか1年以上前に書いたこの記事が最近になってよく読まれているらしい。たしかに藤井コーチの存在は大きいのかもな。

*おまけ*

夕方になって、ようやく開けた朝刊。で知った、母校の敗戦(高校野球大阪大会)。


毎年思う。「ひょっとしたら、今年はええとこまでいけるかも?」と。約40年ぶり、あの奇跡の夏の再来⚾

野球とは関係ないけど、いよいよ兵庫県知事さん、四面楚歌になってしもたな、、。「ボタンの掛け違いやな」と老婆説(^_-)

コメント

甲子園&阪神園芸を入念に描いた 朝倉宏景『あめつちのうた』

2024-07-16 | book



『あめつちのうた』朝倉宏景 作

最近、新聞の書評欄で本書のことを知った。でも新刊ではなく2020年に出版されている。

すでに文庫化もされていて、その表紙がこちら↓


ご覧のとおり、グラウンド整備が主役の本だ。

主人公の雨宮大地は野球のうまい父や弟と違って運動神経ゼロ、高校時代は野球部のマネージャーを務めていた。卒業後は親元を離れ、「甲子園の神整備」で知られる阪神園芸㈱に入社、甲子園球場でグラウンド整備として働くことに。

若干18歳の大地が寮生活をしながら仕事に奮闘する一年が描かれている。新たな出会いのなかで徐々に自信をつけ、家族とのわだかまりさえも払拭していく。

甲子園球場が舞台ということで、「春のセンバツ→プロ野球開幕→夏の甲子園大会→秋・引退選手のセレモニー→冬・甲子園ボウル」と1年のイベントとともに、阪神園芸のお仕事が詳細に描かれている。これは相当、入念な取材をされたのだろう。というのもグラウンド整備作業の内容がかなり具体的なのだ。アメフトの甲子園ボウルの際には「えっ、マウンドを削っちゃうんですか?」と大地が思わず、打合せで叫んでしまったりも。

実を言うと冒頭からしばらくは興味がわかず、「やっぱ若い作家さんの本はワシにはあわんのやろか?」と2,3日放置していたのだが。ある夜、眠気を誘うために...と再び読み始めたら、ぐいぐい引き込まれた。なので最初「ちょっと...」と思っても諦めず、読み進めてほしい。

まさに今、夏の予選が行われているこの時期に読むのがいちばん、雰囲気が出ていいんじゃない?かと思います。

 

 

コメント

ナベサダ美容師、目下の関心事は都知事選次点のあの人(美容院ばなし)

2024-07-12 | 日記

さっきボスちゃんが美容院から戻ってきた。5月下旬にカットしたばかりなのに、もう髪の毛がまとまらないとか乾きにくい~と、のたまう。ショートヘアは男性の髪同様、まめに行かないといけないんだな。めんどくさ、、。

その美容院。杭州から帰国してちょうど6年、今日行った美容院はいったい何軒めだぁ?「ひーふーみーよー・・・・」なんと11軒めの店だ。♪おかしいでしょ~ そう言って笑ってよ by HY

でもね、これほど迷走しているのはわれらが転勤族だから。マイホーム買って一箇所に定住している方には理解できないかもね。

で、今日ボスちゃんがホットペッパービューティで予約して行った美容院は前回に続いて2度目。5月に初めて訪れた際、カットの仕上がりがよかったし、お値段も適正価格だったので今回もリピート。じつは前回、美容師さんの加齢臭が気になったらしいが、今日は気にならなかったようだ。その男性美容師さんは見た目がナベサダ(サックス奏者の渡辺貞夫さん)風、ロン毛にバンダナ・色黒、てなイメージ。カットの前だけでなく(最近は少なくなっている)カット後にも髪を洗い流してくれるのがいい。

またナベサダのおっちゃんは話すと意外におもろい。美容師だけあって、世事にも通じている。きっと、”あの話題”もご存じだろうと話を振ってみたが、意外なことにご存じなかった。その話題とは・・・弊ジムショ目下の関心事、兵庫県知事のパワハラ疑惑&それを告発した職員死亡の一件だ。今日は事の責任を感じた副知事が辞職。とうの知事は今日の午後5時より会見する模様。

弊ジムショは兵庫にあるので、関心がある。それにしても、職員が一人亡くなっているにも関わらず、メディアでの取り上げ方が小さいのは驚きだ(これが東京とかだったら?)。われらにしてみたら、地元で長年知事を務めていた老知事から、ようやく若返ってフレッシュになり、そろそろ慣れて落ち着いてきた頃?なんて思っていたところに「パワハラ」ときたから。「実際どうなん?」「ウソであってほしい」「しかし、火のないところに煙は立たないと言うし...」などと、あれこれ考えてしまうのだ。

一方、ナベサダ美容師の目下の関心時は、都知事選で得票数2位と大検討して、さらにメディアの話題になっている「I氏」だ。これには笑った。じつは弊ジムショでも最近「かなりヤバそうな人?」と話題になっていたからだ。ナベサダ美容師が見たのは、石丸氏が古市氏と対談している殆どケンカのような動画や、橋下徹が石丸氏を擁護しているような動画など。ナベサダさん、石丸氏のことをさほど嫌いでもなさそう?だ。あ、名前書いちゃったね(^^ゞ


I氏の似顔絵(能町みね子のXより)

その後、橋下徹→ 吉村大阪府知事...の流れで、来年の大阪関西万博の話題になった。ボスちゃんは当初から万博には反対というか興味がないんだけど、意外にもナベサダ美容師は興味があるという。あのミャクミャクにさえ(笑)。まあ、近いから行ってみたいという感じだ。ボスが「愛知万博は行かれました?」とたずねると「行ってない」とナベサダ。そりゃ忙しい美容師さんがわざわざ愛知まで行けないだろう。次にナベサダさんが「神戸は行かれました?」と言うので、ボスは「神戸で万博なんてありましたっけ?」。ナベサダ:「ポートピアでありましたやん。あれ、おばあちゃんと行ったんかな? たしかコインがありましたわ」「コインなら、うちにもありました(笑)」

さすが、ベテラン美容師さんだけあって、古い話題も豊富ね・・・と思ったついでに、

ボス:「大阪の万博、行かれました?」とたずねると、

ナベサダ:「わたし、まだ生まれてませんやん」

えーーーっ! と心の中でさけんだボスちゃん。ナベサダ美容師は加齢臭のするおっちゃん(推定年齢60すぎ)と思っていたら・・・まさかまさかの年下でした。♪1970年のこんにちは~(by三波春夫)てことは、まだアラフィフやん!

 

 

 

 

 

 

コメント (11)