あまちゃんの カタコト中文日記

中国・杭州がえりのライター助手、日々のいろいろ。

元気な玉鷲⁉︎ 大相撲秋場所 終わる 

2022-09-26 | 大相撲
本音を言うと…優勝決定戦にもつれこみ、できれば高安に初の賜杯を抱かせてあげたかった。高安は今年の3月場所でも優勝決定戦で若隆景に敗れている。つくづく運がない人だね。
あの時(3月場所の千秋楽翌日)は「主人への応援ありがとうございます♡」と気丈にブログを更新していた演歌歌手の杜このみさん(高安妻)も今回は更新せず。というか、このひと月は音沙汰無しだった。(子育てで忙しいのかも。それか、インスタに替えた?)
結果は文句なし、玉鷲の優勝。「優勝の最年長記録・37歳10ヶ月」と年齢のことばっか言われているが、横綱不在&ふがいない大関たち、というまたとないチャンスを見事ものにした。
いまだ声援禁止の国技館(たまに声出す人がいて、注意のアナウンスが流れていた)。声援の代わりに、ファンによる手づくり横断幕やプラカード、応援タオル(力士名)が目立つ。その中で昨日ひときわ目立っていたのは「元気な玉鷲」というプラカードだ。
たしかに”鉄人”と言われる玉鷲はパワフルで元気だ。しかし「元気な玉鷲」という日本語にはどこか違和感をおぼえる。ともに見ていたママちゃんも「なんやおかしいな」「”祝優勝”とか書けばいいのに」。(>それは違う!まだ優勝するかわからないうちに作成しているのだから)。
あとになってボクはふと気づいた。このプラカード、もしや日本にいる玉鷲の同胞・モンゴル人ファンによるものではなかろうか。それでちょっと不自然な日本語になったのかも。いずれにしろ、玉鷲にとっては嬉しい応援であることには違いない。(ケチつけてごめんやで~)

今場所も元横綱・白鵬(宮城野親方)が花道を引き揚げる力士に声をかけ、アドバイスを送る光景をよくみかけた。これ力士にとっちゃ、ありがたいのかor有難迷惑なのかよくわからんが。ある日、白鵬が玉鷲に声をかける光景が映し出された。これをみたボクは「白鵬はモンゴル語で声かけた?それとも日本語?」おそらくモンゴル人同士なので母語であるモンゴル語だろうと推察した。しかしママちゃんにたずねると、「そら日本語やろ」。ふむ、そうとも言える。ここは両国。国技館。しかも場所中なのだから。まあどっちゃでもええか。
では最後に、川柳とそっくりネタを添えて、秋場所の総括といたします。

千秋楽雑感★川柳仕立て
1)若元春さん江。
弟に 聞けよ 三役そろい踏み
・・・若元春が千秋楽恒例の三役そろい踏みを初体験。案の定、ぎこちない動き。ともに土俵に上がった弟・若隆景に事前に聞けばいいのに、そうもいかないんでしょうかね。
2)「朝乃山 十両あがれず いと口惜し
・・・復帰2場所目は幕下で6勝1敗。全勝しないと関取にはなれんとです(涙)。
3)「遠藤が (あの)甥に敗れて 館内しーん
・・・7勝7敗同士の対戦となった「豊昇龍vs遠藤」。なんとしても勝ち越して大関への足掛かりをつけたい関脇・豊昇龍(元横綱・朝青龍の甥)は立ち合いに変化するという姑息?な手段に出て白星、会場をシラケさせた。
4)「(優勝)インタビュー もっとやさしい日本語”で
・・・先場所の優勝インタビューでも感じたこと。先場所Vの逸ノ城も、今場所Vの玉鷲も外国人。インタビューの際、前置きの文言が長くて難解すぎて、答えづらいのだ。こういうインタビューはほんとに難しいな〜と思った次第。

【”どっか似てへん?この2人” 大相撲篇(まとめ)】
1)「玉鷲」 vs 物まねタレント「松村邦洋」
2)「明生」 vs 落語家「桂雀々」
3)横綱「照ノ富士」vs 俳優「斉藤 暁
4)「錦富士」vs  「元垣添の雷親方」
5)大関「御嶽海」vs 西武ライオンズ「山川穂高」
6)「大栄翔」 vs お笑い芸人「ダイアン津田」
7)「一山本」 vs 小結「阿炎」(今場所休場)
いじょー。新ネタ少なくて御免!

きのう、相撲観戦後の夕日。

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