『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

平野歩夢、格好良いねぇ・・・ファンになっちゃった!

2018年02月14日 | Weblog

男子スノーボードHP
平野歩夢が2大会連続の銀メダル。
19歳にしてこの快挙、アッパレです。


ただ、このスノーボードと言う競技はどうも納得が行かない。
日本人贔屓と言われそうだけれど、採点競技と言うのは採点者の主観が入る。
今日の試合、平野選手が95.25を叩きだしたのが2回目の滑走。
対して、優勝した絶対王者ショーンホワイト選手が逆転したのは3回目の最終滑走。

平野選手の繰り出した『フロントサイドダブルコーク1440』(縦2回転、横4回転)
という技の3回連続は、彼にしか出来ない技。

スノボなどの採点競技は、世界初とか世界唯一に対して高得点が出る。

加えて、こう云った3回の滑走をしてその最高点を競う採点競技は、
得てして2回目の滑走では100点満点が出ない云うのが特徴。
というのも、途中で100点を出してしまうと、その時点で試合が決まってしまう。
そのため、3回目まで100点を出す余裕を採点者は残しておくものです。

ショーンホワイト選手の3回目は見事だったけれど、スローモーションのビデオを見ると
途中のグラブで、完全にエッジをつかんでいなくて、ブーツを握って居たところがあった。
技の数も平野選手に比べると少ないし、途中で一旦難易度を下げて次の技に備えるような部分も・・・・

だからと言って、ショーンホワイト選手がダメだと言う訳じゃない。
採点競技の特徴で、3回目に失敗した平野選手が負けたのは仕方が無い事。
逆にショーンホワイト選手は、そういう事も含めて試合巧者だったという事でしょう。

僕は常々、オリンピックと言う大会で、採点競技をやるべきじゃないと思っている。
小学生の時に東京オリンピックがあって、学校でオリンピック憲章を教わった。
その中に『より速く(Citius)、より高く(Altius)、より強く(Fortius)』
というモットーが記されていて、僕はそのイメージでスポーツに携わって来た。

夏の五輪のシンクロナイズドスイミングや新体操のような種目、
冬のフィギア、スノーボード、モーグルみたいに採点者の主観が入って
素人に判らない勝敗の決まり方は、どうにも面白くない。
浅田真央が技術的に劣るキムヨナに負けたのだって、採点者の主観が左右した気がする。
かのスキージャンプだって『飛形点』なるものがあって勝敗に利いてくる。
それでも体操競技のように、繰り出す技の自己申告をして、その技に対する減点法などで
採点が解りやすくなった競技はある。
夏の五輪でサーフィンが採用されるけど、あれも五輪でやるような競技じゃないよね?

採点競技は『演技』と呼ばれることに違和感がある。
そう云うのはコンクールでやる事なんじゃないのかなぁ?っていつも思って観ている。
芸術点なるものがあって、『演技』と称する滑走をするスノボやフィギアスケートは、
スポーツだけれど、競技スポーツじゃないと思っている。

バレエやダンス、音楽もコンテストやコンクールで、観る人や聴く人が感動しても、
採点者が気に入らなければ勝てないし、採点者のお気に入りは、勝ててしまう。
そもそも、そういった芸術に優劣をつけること自体、ナンセンスだと思っている。

それでも、平野選手は凄いです。
試合後のコメントがまた格好良かった。
潔さ、爽やかさ、そして次に向かう気持ちが伝わって来た。
それと共に、平野選手の育ちの良さを感じたかな?
今時のこう云う若者、見た目で判断しちゃいけないなって・・・・

格好いい男の子は大好き!
平野歩夢選手のファンになってしまいました(笑)

コメント
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