『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

入院3日目

2015年08月26日 | Weblog

前回の入院は、35年前に膝の半月板を損傷したとき。 
3週間の入院後は、脱走するように退院したものだった。 
若い頃には見えなかったり、気にしなかったりしたものが、 
最近は良く見え、些細なことでも妙にじっくりと、考えるようになった。 
歳を取ったと言う、証拠なのでしょうね? 

病院に限らず、会社や組織というものは『人』によって形成され、動いている。 
病院と言う場所は、それが露骨に見えるので、色々と考えさせられる。

朝6時半になると、看護師さんが検温と血液検査の採血にやって来る。 
採血は隔日らしく、今朝はその採血の日。 
男性の看護師なので、嫌な予感がしたのだけれど、予感的中! 
女性の看護師さんは、血管の辺りをつまむようにして『チクリ』と言う感じ。 
ところが、今朝の看護師さんは『プツリ』と言う感じで、針が刺さる感触があった。 
当然、こちらの方が格段に痛いし、採決後の出血も多い。 

7時半。朝御飯がやって来る。 
でも、僕はまだ栄養剤と抗生物質を投与する点滴だけで食事は、明日かららしい。 
この河北総合病院だけでは無いのだろうけれど、医師、看護師、準看護師のほかに 
看護師の助手のようなスタッフがたくさんいて、病院がまわっている。 

一昔前は、何でも看護師や準看護師がやっていたであろう、医療行為以外の 
いわゆる『雑用』を、専門のスタッフが付いて、身の回りの世話をしてくれる。 
高齢化で、身の回りの世話が必要な患者が増えたり、そういった事をする家族が 
居なくなったりと、色々事情はあるのだろうけれど・・・ 

それに、こういった光景は患者が多い都会の病院だけのものかも知れない。 
被災地なんか、復興住宅が建ったところで病院が近くに無かったり。 
多くの人が、都会での生活に憧れる要因に、こんな事も関係しているのかな? 

でも、その『雑用』をこなす人がいないと、組織は上手く回らない。 
サッカーの用具係『ホペイロ』も、今では重要な仕事だと認識されている。 
会社でも、実は雑用をこなす人間が凄く重要なんだけど、『見た目難しそうな仕事』 
を、やっている人間ばかりで、上手く回らない事が多かった。 

人なんて、生かそうと思うかどうかで大きく違いがでる。 
なんか、こんな事を考えてしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする