『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア 稽古④

2009年01月17日 | Weblog
今日は、今年2度目、通算4回目の稽古。
昨夜呑み過ぎて、二度寝しちゃったから寝坊して、稽古に10分ほど遅刻。
まだ始まっていなかったから、とりあえずセーフ。

今日は代々木オリンピックセンターの体育館での稽古。
と言っても、多目的のスペースなので鏡などが合ってダンスや
芝居の稽古にも使えるし、なにせ広いから気持ちがいい。

今日は読み合わせなんだけど、実際の舞台の大きさで
距離感を意識しての稽古。
夕方まで何人か来ないので、代役を立てたりしながら自分の台詞や
動きを自由にやってみる。
ここ数年、メンバーがほぼ固定なので、何となく出来上がってしまう。

まだまだ、台詞は入っていないんだけど、僕なりに台詞の言い回しや
動きは考えていたものをやってみた。
数年前から、動きながらだとスムーズに台詞が出てくるのを覚えて
出来るだけたったまま喋るのは止めようと思っていた。

他人の芝居を観ていると、いい面も悪い面も参考になる。
自分ならこうするだとか、なるほどね・・・みたいな発見があったり。
今日まで台本に目を通してきているか?何て事も判っちゃう。
台本を読むのは上手いんだけど、肝心の芝居の内容や流れが、
全然理解出来ていなくて、他の人が台詞を言おうとするのを
邪魔してしまう人もいる。
しまいには「邪魔!」なんて言われても、やっぱり解ってなかったり・・・・
「邪魔」って言った人には気の毒で、言いたくなる気持ちは本当に解ったけど、
悪いけれど、それを見ていて、何だかおかしかったなぁ。
まぁ、まだ稽古が始まったばかりなので、許してあげましょう!

芝居を通して稽古してみたら、僕は引っ込む場面が2回しかない。
台詞がずっとあるわけじゃないのだけれど、場面毎に台詞がある。
そして芝居の進行を見るような感じで、ずっと舞台の上に居る。
僕だけを残して皆が消えて、また次の場面・・・・・
なんていうのが、何回もある。
いわゆる、狂言回しみたいな役処なのですよ。
ずっと立っているから、足が結構疲れる。

この芝居で、唯一のラブシーンもある。
と言っても、抱き合ったりするような簡単なものじゃない。
兄弟のように育ち、姉と慕い、ずっと好きだった女性がいたのだが
親代わりの「親方」に、その妹と結婚させられた。

その妹が病死して、久しぶりに会ったその姉にほのかな恋心が蘇る。
でも、優しい旦那さんが居るので決して自分の気持ちは口にしない。
見つめあい、気持ちだけが伝わるがそれ以上には発展しない。
別れ際に、じっと見つめ合って目で別れを告げる・・・・・

これが凄く難しいんですぅ・・・・・
今日は相手役の姉さん(実際にいつもこう呼んでいる)が、
初めてだというのに、凄く熱い視線で僕を見つめるもんだから
僕がちょっと引いちゃったら、姉さんが怖い顔をしている。

そして後ろで見ている座長から、僕が逃げたのを指摘されドキリ・・・・
「何で解るんだよぉ」って感じ。
だって、僕の背後に居て、視線や表情なんか見えないはずなんだもの。
でも、姉さんも「逃げた」瞬間を解ったみたいだし・・・・
つまりは、視線だけでも芝居が出来ちゃうって事なんでしょう。
あぁ、恐ろしい。本当かよぉ・・・・・

なんて、今日の反省。
明日はまた同じ場所で稽古だけれど、夕方には終わるから、
通しで一回きりだろうなぁ・・・・・
課題が多くて、本当に全部こなせるのか?
でも、頑張るしかないですね。
コメント
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