『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

体が2つ欲しかった日

2007年02月20日 | Weblog
大嫌いな出張の危機が迫っているのに加えて、
もう一つの大きな仕事である、今開発中の新型顕微鏡の問題が
発生して、両方を一人で見る羽目に・・・・

新型装置は、若手技術者の相棒と2人3脚でやってきたものだが
最近、僕が他の仕事に携わっていて面倒を見てやれなかった。
そのせいか、最近はコンビの関係がギクシャクしていて
何かと云うと喧嘩腰で僕に物を言ってくるようになった。
今日は問題の原因追及をしていたのだけれど、途中で韓国から
電話が入って中断。

そんな状況なのにリーダーと言われている人間が、自分の仕事だけ終わらせて、
さっさと先に帰ってしまった。
「お先に・・・・!」だとさ。
何処がリーダーなんだよ?兵隊戦わせて、自分は退却か?

新装置の面倒は明日見ると相棒に言ったら、明日の10時に
お客さんが見に来るらしく、相棒も相当焦っている。
僕がここをこうしろと指示したら、もっと早く言えだとか・・・
僕より20歳も若い奴なのだが、遠慮が無い。

一方の韓国は、電話とメールで対応。
ところが電波状態が悪く、携帯電話が通じない。
そのためにエンジニアは1階で電話して、指示を聞いては
2階へ行って作業をする。そしてその結果をメールで送って
電話してくる。このサイクルが30分間隔。

結局、新型装置の方は相棒が僕を諦めて帰ってしまった。
だったら言うなよな!
僕は韓国のエンジニアの連絡を待つ時間でイライラする。
それでも、駄目な場合の次の手を考えておかなければならない。
韓国のエンジニアはプライドばかり高く、自分で考えようとしない上に、
次は何をしますか?なんて、平気で訊いて来る。
メールと電話でこちらの指示を伝え、送られてきた写真を見て
状況判断しながら何とか、復旧が果たせそうで一息つく。
一晩ランニングさせて、明日の午前中に確認する事で終了。

電話を待っている間、皆が帰ってしまって僕は頭に来て
「この会社は、アホばかり!俺も万歳してやろうか?」
って、一人で吠えたらすっきりした!

吠えた声を聞きつけて、僕を見に来たのが僕を育てた先輩Oさん。
「まだ、引退するわけには行かないみたいだねぇ」
と、ねぎらうような言葉をかけてくれた。

今日ほど体が2つ欲しいと思った日は無い。
久しぶりに12時過ぎの帰宅。
明日は少し、早く出社して相棒の面倒を見てやらなくっちゃ!!

あ~、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ
コメント
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