◆危険なオスプレイの沖縄配備を許すと厚木基地も危険に

　６月２２日のブログ記事「◆墜落多発、猛烈な爆音のオスプレイが厚木基地にも派遣！・・・綾瀬市も「受け入れられない」」でも触れましたが、爆音がものすごく、墜落の危険が大きい欠陥機と言われている“オスプレイ”という新型の軍用輸送機が日本に配備されようとしています。すでにアメリカから船に積まれ岩国に向っています。
　沖縄に配備されると、厚木基地にも派遣され訓練を行うことも想定されています。
　
　沖縄、岩国では大きな闘いになっています。連帯して、神奈川でも、綾瀬市でも大きな声をあげ、運動をしていきましょう。（７月１４日１６時から大和市の桜ヶ丘駅ちかくの桜ヶ丘学習センターで緊急学習会を行います。どうぞお気軽にご参加ください）

　さて、なぜ墜落の危険が高いのかというと、航空法では、回転翼機の場合エンジンが停止しても落下するときの空気抵抗などでプロペラが自動回転することが義務付けられていますが、このオスプレイにはその機能（オートローテーション機能）がないのです。つまり日本の法律では日本の空を飛んではいけない航空機なのです。

　また、米国防省の内部文書でも、６つの欠陥が指摘されています。
①オートローテーション（自動回転）機能が欠如し、エンジンの緊急停止時に安全に着陸できない
②通常のヘリと比べて、ＶＲＳ（ボルテックス・リング状態）で制御不能になりやすい
③通常のヘリと比べて、ＰＩＯ（パイロットの動作に起因する振動）が発生しやすい
④左右に回転翼があるという構造上、油圧・電気・機械系統が長く複雑になり、不具合が生じやすい
⑤飛行に伴い発生する渦巻などにより、他の航空機と近接飛行していると制御不能になることがある
⑥着陸時に激しい吹きおろしが発生し、周囲のものを吹きとばす

　日本共産党の赤嶺衆院議員の国会論戦、「オスプレイの危険性明らか／自動回転機能　米では義務づけず」とその「論戦ハイライト」の記事もごらんください。

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