綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆いよいよ綾瀬市でもパートナーシップ制度開始!! ~私の一般質問で市長が今年度内の実施を約束

2021年06月27日 | いいぞ綾瀬市政

 6月16日に私の一般質問を行いました。
 今回のテーマは「パートナーシップ制度など性差別をなくす取 組を」で、明治期に法制化された男女不平等の制度がいまもなお色濃く残っている問題や、ジェンダーギャップ、性的少数者の人権を守る課題など、性の多様性を認め合う社会の実現へむけたものです。

 そのなかで早期のパートナーシップ制度の実施を求めたところ、市長から今年度内(2022年3月まで)での実施で準備を進めるとの回答を得ることができました。

 実施までのスケジュール感は、年内に原案作成 ⇒ 年初にパブリックコメント実施 ⇒3月議会を経て実施、ということになりそうです。

 パブリックコメントでは、ぜひみなさんの声をお寄せください。

 

■日本のジェンダーギャップ指数は
 世界で120位(G7最下位)
 日本では女性差別の制度が民法の中にも色濃く残り、社会のシステムも遅れています。また性的少数者への偏見や差別が広く残ってしまっています。

■LGBTの方は国民の約10%
 博報堂DYグループが行った約42万人を対象とした調査の結果、LGBTに該当する人は約10%と報告されています。(他国の調査ではフランス7%、ドイツ11%、スペイン14%)
 また同じ調査では、誰にもカミングアウトできていない人は79%。カミングアウトしたいという人は26%。
 偏見や差別がなくなれば、もっともっと多くの方がカミングアウトできるようになります。

■パートナーシップ制度を事実婚のカップ
 ルも利用できる
 このことを求めたところ、利用できる方向で制度設計を考えるとの答弁でした。

■教師へのジェンダー研修の充実を求める
 子どもたちの手本となる教師がLGBTの生徒を差別しないように、教師への繰り返しの研修を求めました。
 

 研修は本当に大事です。私も含め意識を進化させるには、学ぶことが必要です。
 私もこれまで男女平等など、差別のない社会を求めて活動をしてきましたが、まだまだです。引き続き自己改革に取り組まねば、と思っています。

 

 もうLGBTの説明は不要かと思いますが、念のため期しておきます。
 LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、両性愛(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現です。

 また、パートナーシップ制度の現状ですが、
日本では2015年渋谷区などで、同性カップルを自治体が証明することで始まり、現在106の自治体が実施しています。
 この制度を利用すると、県営住宅の申込みや、生命保険の受取指定、携帯電話の家族割適用ができる場合があるなどのいくつかのメリットがあります。綾瀬市として市営住宅入居資格をはじめ利用できる施策を増やすように求めました。
 しかし、結婚とは違い相続などの問題は解決しません。近い将来、同性婚が認められる国となるための最初の一歩です。

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◆綾瀬市も教育委員会が生徒を引率して実施するオリンピック観戦を中止にしました

2021年06月26日 | 感染症の脅威とのたたかい

◆変異株が広がる中、五輪観戦に生徒など200名を教育委員会が引率!?! 中止すべきでは!! の続報です。

 日本共産党市議団は、下記のような教育長あての「要望書」を6月21日(月)の朝8時40分頃ころ教育委員会に手渡しました。
 この日は、9時から6月議会本会議が開始される日でしたので、この時間となったわけですが、この件についてはこれまで何度も教育委員会の担当者と話し合っていましたので、懇談はなしでも私たちの意は伝わりました。

 

 その後、中学校長の会議が行われ中止が決定したということで、正午過ぎに私のところに教育委員会から連絡がありました。

 サッカーや野球の観戦を楽しみにしていた生徒の気持ちを思うと、本当に苦しいのですが、オリンピックありきで、感染対策はおざなりの現状では、変異株などによる感染の再拡大は必至の状況ですので、科学的に考えれば、中止の一択しかない、ということでご理解をいただけたらと思います。

 県教育委員会によると6月23日までに多くの自治体からキャンセルが相次ぎ、結果として強行する自治体は33市町村のうちわずか9市町村だけとなっています。現在、強行のところでもキャンセルが出てくることでしょう。

 さて、綾瀬市は、6月22日付でプレスリリースを行い、次のように説明しています。

 

「市内の中学生及びその保護者の希望者に割り当てていた東京オリンピック・パラリンピック競技大会における「学校連携観戦チケット」での観戦を中止します。
現在、新型コロナウイルス感染症については、県内においても変異株の感染状況等が予断を許さない状況が続いており、また、公共交通機関の移動による感染の心配もあることから、生徒の安全を最優先に考え、6月21日(月)に神奈川県に対しキャンセルの申し込みをしたものです。」

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◆2021年のゲンジボタルはここ数年では一番の飛翔数です~綾瀬市のホタル

2021年06月19日 | ほたるの保存と綾瀬の環境

 今年のゲンジボタルの飛翔数は多めです。
 ここ数年20~30くらいだったのが、40~60くらいになっています。

 コロナがなければホタル保存会として、鑑賞会などのイベントをしたりホタルガイドをしたりするのですが、今年もできず。

 それでも連日多くの方が密をさけつつ鑑賞に来られています。

 ホタルがよく飛ぶのは、日没後30分~1時間くらいです。

 

 

 ホタルが飛翔する林の近くには田んぼがあり、カエルの声が鳴り響いています。

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◆綾瀬市内の全中学校の女子トイレに無償の生理用品を配置完了!~4月23日の申し入れで

2021年06月19日 | いいぞ綾瀬市政

 ◆「生理の貧困」~市内小中学校の女子トイレに無償の生理用品を設置へ~議員団の要望書で の記事の続報です。

 

 4月23日に教育委員会に要望し、5月13日に回答があり、6月中には各学校の女子トイレに生理用品が配置されることをお知らせしていましたが、6月半ば、すべての中学校に配置されたことが確認できました。

 設置されたケースには、次のようなメッセージが添えられています。
「生徒のみなさんへ
 これは、生理用品(ナプキン)が入っています。
 急に必要になってしまった人は、使ってください。
 ※生理のことや何か困っていることがあれば、先生に相談してね。一緒に考えましょう。

 一緒に考えましょう!!! っていいですね!!!

 すべての漢字にルビが振られているのは、綾瀬市は外国籍の生徒が多いので、その配慮からだと思われます。

 

 小学校への配置は、まもなくです。たぶん来週中にはほとんどの小学校にも配置されると思います。

 また、市役所や保健福祉プラザの一階の女子トイレにも下記の写真のように置かれましたが、16日の一般質問で、図書館や公民館などの公共施設にも配置するように要望しました。
 その際、生活に困っている方が、生活再建の相談に結び付くようなメッセージを添えてほしいとお願いもしました。今はまだ、「急に御入用の方は、どうぞご自由にお使いください」とのメッセージだけです(写真下)。

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◆変異株が広がる中、五輪観戦に生徒など200名を教育委員会が引率!?! 中止すべきでは!!

2021年06月09日 | 感染症の脅威とのたたかい

 綾瀬市教育委員会は、7月22日のサッカー(日産スタジアム)と、8月1日の野球(横浜球場)の試合の観戦チケットの斡旋を行い、計200名が教育委員会の引率の元,観戦する計画を進めています。(200名の内訳は、生徒141名、保護者39名、教員8名、教育委員会12名)

 しかし、神奈川県では感染者の増加が抑えられているとはいえ、黒岩県知事が「感染力の強さが指摘されるインド株の広がりを踏まえ、検査を実施すべき「濃厚接触者」の定義見直しを国に提案した」と報じられるように、たいへん危険な感染爆発の手前にいるとの認識が重要ではないでしょうか。

 そうしたなか、神奈川県から各自治体に「予定通り行うか、中止するかの判断は各自治体でおこなっていただきたい。中止の判断をする場合、チケットなどの請求はおこなわない。判断は10日までに」との連絡があったことをつかみました(注:10日以降のキャンセルの場合は、一度全額納付する必要があるが、後日返済されるとのこと)

 そして県内の中井町教育委員会では、検討の結果、「中止」としたことも判明。

 県がこの時期にわざわざキャンセルができますよ、しませんか、今ならキャンセル料はかかりませんよ! と言ってくるのは、本当はキャンセルしてほしいからではないでしょうか!?

 私もサッカーや野球は大好きですので、観れる機会があれば見たい、という気持ちはよくわかりますので、生徒や保護者が各自の判断で観戦することは止められませんが、教育委員会が引率して団体で観戦するということは、教育委員会の責任が強く問われることになります。

 変異株の感染爆発はワクチンの現在の普及速度ではまだ抑えられないというのが、専門家の見解でもあります。

 私は、綾瀬市教育委員会に、残念だけれど中止とすべきだと、申し上げさせていただきました。

コメント (1)
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