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お願いいたします。
第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴しました。今日の委員会は、下記の次第のように「道場窪遺跡」についてが議題でした。
道場窪遺跡は、縄文時代中期の環状集落の一部です。発掘調査は現在リサイクルプラザが建っている範囲のみが行われ、竪穴住居址28軒、掘立柱建物址1棟、集石7基などが発見されています。
このリサイクルプラザの敷地の部分を、市指定の史跡とすることがこの委員会に諮問されました。
同時に、ここで発掘された出土土器(縄文土器232点、土製品181点)と石器(494点)の合計908点も市指定の史跡にするということでした。
この土器の中には、高さ約70センチメートルもある大型土器も出土しています。
▲綾瀬市ホームページより
また、網を使って魚を捕る石錘なども多数出土するなど、縄文中期の生活や生業、文化をひもとくことができたり、土器の変遷や、遠隔地との交流があったことなどもわかる貴重な資料であることを知ることができました。
なお、この縄文時代中期の遺跡の全容は不明で、今回史跡に指定されるところは遺跡全体の4分の1~6分の1くらいではないかと推測されているようで、この周辺の農地(民有地)が開発などによって失われないように対策が必要だ、という議論が活発にされていました。できるだけ早く、遺跡の範囲の確定ができる調査が必要だ、との意見も出されていましたので、市の対応に私も期待したいです。
道場窪遺跡の存在は、綾瀬ふるさと検定協会の会員として、検定問題などを検討する過程で知っていましたが、今回傍聴して、その貴重な価値についての認識を深めることができました。
楽しい傍聴でした!!
2月15日に開催された「令和5年度第1回綾瀬市スポーツ推進審議会」を傍聴しました。
まず、議題として上の写真にあるように、昨年度のスポーツセンターなどの指定管理者の状況報告と、スポーツ推進計画事業の進捗状況などの報告がありました。
驚いたのは、今年度も終わり近づいたこの時期にやっと第1回の審議会を開いて、昨年度の報告をしていることです。こうした報告は、遅くとも7月か8月までに行って、そこで、反省点などの教訓を導き出して、今年度の事業の中での改善と、次年度の方針を決めていくという流れが必要ではないでしょうか。他の審議会などでは、発言者がゼロだったりするなかで、比較的活発に発言がなされていただけに、一年遅れの議論になっているのが残念でした。
議論の中で、スポーツセンターなどの施設の予約が取りにくい(多くの団体が申し込むので抽選で外れてしまう)現状が、あらためて明らかになりました。スポーツ協会に属している団体は優先的に施設を確保できますが、それでも足りない。協会に属していない一般団体の分は、月に2日だけ確保されているのですが、ここも激しい競争とのことです。新たな体育館を作らないと根本的な解決は難しそうですが、もう少し実態を把握したいと思います。調査結果は、またお知らせいたします。
次に、「綾瀬市市民プール整備事業基本構想(案)」が示され、市長から審議会に諮問書が手渡されました。
この屋内温水プールの設置場所はまだ未定で、施設の内容も含めて、今後、市民の皆さんの意見を募集します(パブリックコメントは、3月4日から4月2日の予定)。その後、4月のスポーツ推進審議会で基本構想を決定し、5月に公表、というスケジュールとされていました。
基本構想案に載っている施設は、以下のようになっていました。
敷地面積 おおむね10000平方メートル
建築面積 おおむね3000平方メートル
・メインプール(25メートル)
・健康増進機能のあるプール
・子ども用プール
・ジャグジー 採暖室
・温浴室 サウナ
・トレーニング室
・多目的室(フィットネススタジオ)
・会議室 イベントスペース
・飲食休憩スペース
・駐車場 駐輪場
・その他(更衣室・ロッカー・トイレ・共用スペース)
審議会の中では「障がい者も利用できるプールにしてほしい」との意見が出されていました。
ぜひ、みなさんのご意見をパブリックコメントにお寄せください。
いま全国の自治体で「住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金」7万円の支給が進められています。
綾瀬市ではこの給付金についての補正予算が12月15日に議会に上程され、即日採決となりました。
市の提案では、2月初旬に対象者に確認書を送って、その2週間後から振り込みをはじめるというものでした。
あまりにも遅い!!!!
私は、年内に支給を始めている自治体もあること、そして具体的に年内(12月27日)に支給を行う板橋区のやり方などを紹介し、綾瀬市でもそういった工夫を行うように求めました。
その時の答弁では、これ以上早く支給することはできないというものでしたが、12月25日に議員あてにメールがあり、「支給対象者に対しては、令和5年12月27日(水)に通知書を発送する予定」「令和6年1月中旬以降に支給」という方針の変更が判明しました。
議会でこの問題を追及したのは日本共産党の議員だけでしたので、このメールを受け取ったとき一緒にいた保守会派の議員が「上田さんの質疑の成果だね」と言ってくれました。
議会後いろいろ検討をしてくれて勇気をもって変更を決意してくださった担当課の職員に、お礼を申し上げます。
なお、議員あてのメールの文言は、以下のようになっていました。
住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の
支給時期変更について
市議会12月定例会において可決いただきました、住民税非課税世帯に対する臨時特別給付金の追加給付事業について、支給時期を令和6年2月中旬以降から令和6年1月中旬以降に支給できるよう現在準備を進めております。
なお、支給対象者に対しては、令和5年12月27日(水)に通知書を発送する予定です。
事務担当は、福祉総務課福祉生活支援担当
前回、スズメバチの被害とその駆除について記事にしましたが、私は、この課題では3点の改善をこれまで求めてきました。
1) 補助制度の改善
綾瀬市は、スズメバチの巣の駆除費の半額を補助するとしています。上限は10000円です。
しかし、近隣の市では厚木市、茅ヶ崎市、大和市、藤沢市、それに寒川町なども基本的に全額助成になっていて、無料で駆除できます(巣が高所にあったり建物などを壊す場合などの費用は別)。
綾瀬市においても、全額補助の制度に改善することを求めています。
2) 自分で駆除する人のため防護服の貸出制度を
これも大和市などでは実施しています。
3) 担当課を「健康づくり推進課」
から「環境保全課」へ
スズメバチの巣の駆除を担当している課を調べてみると、大和市では「生活環境保全課」が担当していて、海老名市では「環境政策課」、厚木市は「生活環境課」、藤沢市は「環境保全課」でした。
アライグマやハクビシンなどへの対応は、綾瀬市では「環境保全課」です。しかし、なぜかスズメバチの巣は「健康づくり推進課」なのです。
私は、担当課は「環境保全課」の方が適任だと考えますので、この変更も求め続けています。
庭木の剪定をしていたら大きなスズメバチが15匹以上が襲ってきた!
4カ所も刺され、腫れてしびれて夜も寝られなかった!
病院で治療を受けたが、次に刺されたら命の危機だと言われた!
巣の駆除はどうしたらいいの??
市民からこのような悲鳴が寄せられました。
市の「健康づくり推進課」にこのことを伝えたところ、担当者が機敏に動いてくださり、現地を確認、近くの駆除業者を紹介してくださり、翌日には駆除が完了しました。上の写真は、その報告書の一部です。
私も現地を確認しましたが、巣は木に隠れてなかなかわかりません。(下の写真は、木を見上げるようなアングルで撮影して、さらにフォトショップで加工していますので、巣が比較的見えていますが、わかりますか?)
みどり公園課に確認をしたところ、現在整備が進められている光綾公園のローズガーデンの入園料をとっての開業が一年遅れるということです。(2024年5月 → 2025年5月)
そのことは今朝の神奈川新聞に詳しく出ていますので、そちらをご覧ください。
ただ、若干ニュアンスが市の説明と違います。
市の説明では、開園は予定どおり2024年5月とすることもまだ検討中とのこと。
ですので、正確に言うと、有料化しての開園は一年延期は決定しているけれど、開園自体は予定どおりかもしれない。そのあたりの決定ははやくて12月ころになりそう、ということです。
私たちとしては有料化にすべきでないと繰り返し求め、有料化したとしても入園料(市外800円、市内400円)が高すぎると批判をしています。
マイナンバーカードをめぐる誤登録をはじめとした混乱は、ますます混迷の中です。
当初から個人情報の漏えいが危惧されていましたが、システム構築の稚拙さや必ず起こってしまうヒューマンエラーに対する対策も不十分。極めつきは、デジタル庁は2月には把握していたにもかかわらず問題を秘匿した上に無策であったことです。
ここまでいい加減なマイナンバー制度は廃止するべきと考えますが、当面は緊急避難として、「マイナンバーにひも付けされた「公金受取口座」を給付金等の振込先としない」ことが必要です(7月からこの登録された口座の利用が予定されています)。
そこで、14日に市長と懇談をして申し入れました。
市長は「マイナンバーの問題はあまりにひどすぎる。このような事態の中では「公金受取口座」は使用できない。この申し入れ内容を担当部署に伝え、マイナンバーに登録された口座は使用しないようにする」と明快な表明がありました。
今回は3つのテーマで一般質問を行います。
①加齢性難聴者への
補聴器購入助成を
県内ではすでに相模原市、厚木市、愛川町、清川村で購入助成を実施。全国では県単位での実施など、多くの自治体に広がってきています。
また、難聴者を含むサークル活動などで効果を発揮する「磁気ループ」の公民館配置などを求めます。
②3人に1人が発症する
帯状疱疹へのワクチン補助を
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気。高齢で発症するケースが多く、寝れないほどの痛みに襲われることや、その痛みが後遺症となって長く続くこともあります。ワクチンで予防できますので、補助制度で促進を。
③学校給食の課題を
どう考えているのか
いまだに教育委員会は、給食の質に関して課題を認識していないようなので、6月議会に続いて学校給食を取り上げます。
ただ、6月に要求した給食の写真をホームページに掲載する件は、準備が進んでいます。今しばらくお待ちください。
また、米飯の提供もこれまでの一食方式(1人約75円)から飯缶方式(一クラス分を大きな飯缶に入れてクラスで盛り付け:1人約62円)への変更を検討していることが判明。約13円がおかずなどに回せることになりそうです(根本問題の解決ではありませんが)。
食育では、オンラインを活用して、15校いっせいに給食の時間などに献立を作成している栄養士さんのお話を日常的に聞けるような対応を求めます。
日本共産党綾瀬市議団は、8月の末から「市民アンケート」を始めています。アンケート用紙と返信用の封筒などをセットにして地域にポスティングしていますので、ぜひご回答ください。
まだ配布し始めてわずかですが、すでに70通を超えるご回答をいただいています。ありがとうございます。
30代の正規職員として働く男性からは「子育てしやすい街にしてほしい。2人子どもが欲しいが、1人ですでに苦しいです」、と切実な思いを寄せていただきました。
70代の非正規で働く男性からは「若い人~老人まで使用する公民館使用料が高過ぎる。健康を維持させるためにも、無料で使用できるようにしてもらいたい」
ほかにも、「綾瀬市内を自転車で安全に一周できる道路がほしい。最初は部分的でもよいが」とか、「公園でのルールが多すぎて、どこの公園に行っても子どもたちがいない」「年金が減っている。またいろいろなものが値上がりし、年金はさらに減り、どんどん苦しくなってきている」などなど、さまざまなご意見や思いを寄せていただいています。
このアンケートは12月まで行う予定ですので、引き続きまだの方はご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
なお、スマホなどでも回答ができますので、こちらからもよろしくお願いいたします。下のQRコードからアンケートのサイトに入れます。
8月23日、「安倍元首相の国葬に反対し、弔意の強制を行わないよう求める申し入れ」を、日本共産党綾瀬市議団(上田博之・松本春男)と松本春男市議からバトンタッチをする予定の福田くみ子の3名で行い、古塩市長と袴田教育長とそれぞれ懇談をいたしました。
古塩市長とは、国葬が国民主権のもと良心の自由や思想信条の自由を謳った現憲法の精神と相いれないという点で意見が一致しました。
また古塩市長は、岸田内閣の支持率が急落する中、国葬において弔意の強制を行えば更なる支持率の低下が起きかねないので、弔旗や黙とうなどの要請はないのではないかとの、見通しを示されました。しかし、国や県からの要請があったときにどう対応するか、それはまだわからない、ということでした。
私たちは、安倍氏が死亡した直後に、市役所で半旗を掲げなかった数少ない自治体の長としての意思を貫いていただきたいと、要請をいたしました。
その後、袴田教育長とも懇談をし、学校現場で事実上の強制が起きないよう強く要請をいたしました。
教育長は、教育の現場に政治が入り込むことを基本的に認めないという気持ちをお持ちのようで、自身としては弔意を強制する意思はまったくないようでした。しかし、上からの指示や要請があったときにどうするか、独自の判断を下せるのかどうか、そこはその時にならないとわからない、という雰囲気でした。
今後も、折を見て懇談を重ね、悪しき前例を作らないように、私たちにできることを行っていきます。
どうぞ、みなさんも声をいろいろなところで上げてください。
ネット署名「安倍元首相の「国葬」中止を求めます」もありますので、こちらもぜひご協力ください。よろしくお願いいたします。
さかなクンが在籍した綾瀬市の中学校でロケが行われた映画「さかなのこ」のパネル展が、9月2日まで綾瀬市役所の一階ロビーで行われています。
映画は9月1日から公開されますが、綾瀬市の近くだと「TOHOシネマズ海老名」「イオンシネマ座間」で観られますので、ぜひ‼️
◆フードトラックアンドクラフトの実証実験が綾瀬市内の公園で始まりました の記事で、ご紹介いたしましたが、
文化センターってどこ? という声もあります。あまりなじみのない呼称ですが、文化会館や中央公民館、図書館などを総称して市はそう呼んでいます。
■市民の方の要望をうけて市と交渉
議会質問を経て実現しました
この文化センターの駐車場に隣接して設置されていたトイレは、旧消防本署の管理だったため、その移転により閉鎖されることを知った市民の方から「あそこに外トイレがなくなると早朝やイベントのとき不便だ」との声が寄せられました。
その声を受け、私たちは消防署長、生涯学習課、イベントを行う産業振興課などと交渉を行い、さらに昨年の3月議会で質疑するなどして新規のトイレの設置を求めてきました。
■災害時にも対応できるトイレ
としての整備を求めました
設置の方向が決まってからは、文化センター駐車場が災害時に避難所として車中泊などにも利用されると想定されることから、災害時にも役に立つトイレとするように働きかけてきました。
そのトイレがようやく完成しました。
10月27日から使用可能となっています。ぜひご利用くださいませ!!
▲新しいトイレはきれいですね
▲旧消防署の敷地内にあった公衆トイレ
文化センター駐車場の横にあった