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お願いいたします。
自衛隊に青年の名簿を
綾瀬市が提供へ
日本共産党は“憲法違反”と追及し反対
自治体が自衛隊に個人情報を提供できる明確な法令は存在していませんので名簿の提供は違法です。
安倍政権が、閣議決定の形で法令の解釈を恣意的に変更して、「できる」と言っているだけです。
違法行為で取得し活用する自衛隊も個人情報保護法違反であり、憲法13条が保障するプライバシー権の侵害です。
戦争できる国にするためには自衛隊員の欠員を埋めなければならないと、なりふり構わぬ違法の横行です。
奈良県の高校生が、「プライバシー権の侵害だ」と訴える裁判を起こしています。弁護団は北海道、福岡など全国13人の弁護士で構成され、全国的意義をもつ訴訟になっています。
名簿の提供を拒否できる制度は作らせました
ピースアクション@あやせ連絡会、綾瀬市平和委員会など市民の運動と、日本共産党あやせ市議団の議会での論戦で、名簿の提供を拒否できる制度(除外申請)は作れました。
この除外申請のお知らせが冒頭の「広報あやせ 4月1日号」の記事です。
市からはこの広報とHPだけでのお知らせですので、該当の18歳の青年にこの制度がどこまで伝わるか疑問です。
綾瀬市の青年を守る取り組みとして、この除外申請があることを一人でも多くの青年に伝えていきましょう!
4月12日付けで、内閣府から厚木基地周辺の区域を「注視区域」として指定し、5月15日付けで施行するとの通知が綾瀬市になされました。
この根拠となる「重要土地等調査法」は、国民監視を強化して基本的人権を踏みにじる危険な法律だとして日本共産党は反対し、市議会でも綾瀬市の対応を追及してきました。
このことによって、綾瀬市内の不動産取引にマイナスの影響が出ることも危惧されています。
このような戦争ができる国づくりが着々と進められていることに気づき、平和憲法を守る世論をもっともっと喚起していかなければなりませんね!
※規制範囲の詳細は、厚木基地周辺の「注視区域」のリンク先でご確認ください。
※「重要土地等調査規制法」については、東京弁護士会の「「重要土地等調査規制法」の速やかな廃止を求める意見書 」をご参照ください。特に11ページ以降をお読みください。
紙媒体で4月19日に発行した「上田ひろゆき あやせレポート」が、ちょうど400号目となりました。
2007年に初当選して以来、4期16年と1年。だいたい毎月2号から3号くらいのペースで発行してきたことになります。
ひきつづき市民の皆さまに有益な情報を発信していきたいと思います。
ご意見、ご要望を遠慮なくお伝えください。
よろしくお願いいたします。
3月議会の一般質問で
前向きの答弁を得ました
運転免許証返納するとPASMOなど
5000円分プレゼントを検討中!
●これまではコミバス無料券5000円
高齢者の運転ミスによって重大事故が多発しています。綾瀬市では、事故を起こす前に免許証の返納を促そうと、返納時にコミバス無料券をプレゼントしています。
しかし、コミバスは便数が少なく、そもそもコミバスが通らない地域は使えません。
●コミバスが来ない自治会も強く市に要望
ですので、コミバス無料券以外の施策を求める声が地域からも出されていました。
半導体不足で「交通系ICカード」の販売が現在中止されていますので、販売再開の時期を見極めながら実施していく方向が示されました。乞うご期待!!
すべての高齢者対象
上記の免許返納支援策の効果を見極め
路線バスの運賃助成について検討すると答弁!
●高齢者の外出支援! 元気な高齢者!!
鉄道駅のない綾瀬市の公共交通の基本は“路線バス”です。気軽に移動できる環境は、日常生活の快適さだけでなく、高齢者の健康維持にも大切です。
コミバスとともに路線バスも充実させていきたいですね。
●2010年からくり返し提案し、ついに!
神奈中バスや相鉄バスの高齢者割引制度(かなちゃん手形・ほほえみ会員証)への支援を行うことによって、100円で路線バスに乗車できる制度を提案してきましたが、PASMOなどの活用を含め、市が初めて前向きに検討すると答弁しました。
早期の実現を目指します!!
◆綾瀬市議会議長の「不信任決議」を市議7名が連名で提出~3月21日に討論と採決が行われる予定です の続報です。
3月21日午前9時から2時間弱の時間をかけ「議会運営委員会」 において、議長の釈明とそれに対する質疑が行われました。
その会議録は6月議会開会(6月3日)の前日にならないと公開されませんので、お示しできませんが、議長が議長応接室において、市長選に立候補を予定している個人を特定しながら、陳情書の提出に懸念を示したことが確認されました。また、私は「この陳情を出られると困る、困った困った」と議長が言ったとされることなどについても追及をしました。
その後、3月議会の議案採決が行われ、最後のほうで「議長不信任決議」の提案、質疑、討論が行われました。
その様子は、ネットでご覧いただけます。
録画映像 | 綾瀬市議会インターネット中継(議長不信任決議 質疑・討論)
また、タウンニュースでも概要が報じられていますので、ご覧ください。
↓ ↓
綾瀬市議会議長不信任案が否決 賛成7、反対10、棄権1(タウンニュース)
反対は、市政あやせ(自民系)7名(議長は自身にかかわる議題なので退席中)と、公明3名(副議長は裁決に加わらず)。
このタウンニュースの記事の中にあるように、武藤議員は「自治組織の役員からは『否決してください』との言葉もいただいた」と討論で述べたのですが、この発言が虚偽であった疑いが浮上しています。この役員の方は「そんなことは言っていない」と憤慨しているそうです。
また、あらたな火種が生まれました。
●選挙公約の中心的柱が一歩前進
選挙で公約し、議会で何度も質疑、質問を行い求め続けてきた包括的な支援体制が前進します。まだ多重債務に対する支援などが具体化していませんが、まずはこの支援体制がしっかりと機能するか、検証を行っていきます。
みなさんの身近な情報が検証には大切になりますので、お気軽にお寄せください。
●市はこの事業の必要性を次のように説明
景気の低迷などにより生活困窮者の相談が増加。その中で、社会になじめない方や適応できない方(8050問題・就職氷河期世代・ひきこもり・障害があると思われる方・いじめを受けた方など)の複合的で複雑な相談が増加。そのため、社会復帰できる支援環境を整える必要が急務となっている。
※障害があると思われる方とは・・・統合失調
症・発達障害・神経症等
「不登校および不登校傾向の児童・生徒への支援」も充実されます。支援員の配置、校内教育支援教室の整備など。
突然の不穏なタイトルに驚かれたことでしょう。
私も昨日の朝、ローカル紙の「タウンニュース」の記事をみてびっくり!!
この問題はいろいろとうわさが広がっていましたが、記者がしっかりとした取材をして裏付けをとっている内容が衝撃です!!
この記事は「綾瀬市副市長・議長 住民に陳情見送り促す 事前に面会、「懸念」伝える」というタイトルです。
リンクしてありますので、ご覧ください。
この記事をみて、日本共産党あやせの団長である私とあやせ未来会議の代表とで、昼休みに副議長立会いの下、議長から釈明を受けました。詳細は後日記することになると思いますが、残念ながら議長はあるまじき言動を行っていたことを認めました。
ミニコミ紙によってこのことが多くの市民の知るところとなったわけですから、当然、議会として真相を究明し、しかるべき対処を行わなければなりませんが、この日、本会議終了後に行われた議会運営委員会において、委員長からこの問題について話し合う提案はなされませんでした。あやせ未来会議の代表が、この問題を議論することを提起しても認められませんでした。議会運営委員会の委員長は、議長が所属する「市政あやせ」の代表ですが、この問題の重大性をまったく感じていないようでした。残念です。
スケジュール的に、昨日の午後5時までに「議長不信任決議案」を提出しなければ3月議会中に対応できないことになりますので、その準備を進めつつ議会運営委員会に臨んだのですが、その場での真相解明ができませんでしたので、残された道は不信任決議の提案ということで、自民党系「市政あやせ」と公明党の市議を除いた計8名が「不信任決議案」に署名をして提出しました。
古市正議長不信任決議
古市正議長は、公職の場において、市民の陳情権に介入し、なおかつ市長選への影響に言及するなど公正公平であるべき立場を明らかに逸脱した言動を行った。このことは権利を守り公正公平であるべき議長としてふさわしくない行為である。
よって議長の辞職を求め不信任を決議する
3月21日にこの問題は議会運営委員会、および本会議で討議、採決される予定です。それぞれ傍聴できますので、よろしくお願いいたします。
なお、当初のタイトルは「◆綾瀬市議会議長の「不信任決議」を市議8名が連名で提出~3月21日に討論と採決が行われる予定です」となっていましたが、「◆綾瀬市議会議長の「不信任決議」を市議7名が連名で提出~3月21日に討論と採決が行われる予定です」に変更いたしました。
※インターネット中継でもご覧いただけます
3月議会での私の一般質問のテーマと主な内容は下記の2点です。
①女性視点にたった
避難所環境改善で
災害関連死ゼロに
●熊本地震は災害関連死の方が多い
熊本地震での死者数は、276人ですが、その中で地震が直接的な死因となった人は50人。一方、残りの226人の死因は避難生活中の心身の不調や負担などによる災害関連死です。死者のうち実に8割が災害関連死なのです。
●体育館にゴロ寝は先進国ではありえない
そこで今必要なことは、女性の視点で災害対策を全面的に見直すこと、そして、被災者の権利と被災者支援の最低基準を定めた国際基準である「スフィア基準」を本気で実現する構えで取り組むことが時代の要請ではないか、と考えています。
●避難所運営委員会の活性化など提案も
綾瀬市の避難所運営では、まだまだ事前に話し合っておくことがたくさん残されています。課題を提起していきます。
②路線バスの高齢者
運賃を100円に
する移動支援を
●路線バスを移動支援の中核に
福祉政策として、綾瀬市は高齢者の移動支援をいろいろ行っていますが、鉄道駅のないバスが最大の公共交通である綾瀬市では、路線バスを活用した移動支援を中心に位置づけるべきではないでしょうか。そこで行き届かないところをコミバスやボランティアを含む地域の力で埋めていくという考え方を基本においた施策が必要です。
●運転免許証返納後の移動支援
返納後しばらくは路線バスに無料で乗車できるサービスも提案します。現在の支援はコミバスのみなので、利用できない方も。
●かなちゃん手形、ほほえみ会員証購入支援も
神奈中バスや相鉄バスの高齢者割引制度への支援を行うことによって、100円で路線バスに乗車できる制度を提案します。厚木市などでは実現している制度です。
これは、市民が集めた4160筆の署名の力と、議会での論戦の大きな成果です。
●2024年度の予算案で判明
2月26日から始まる予算議会を前に、19日に予算案などの議案が議員に配付されました。
その予算書をひも解くと、国の補助金を約1億3000万余円活用して、4月以降1年間の学校給食費を半額としていることが判明しました。
●物価高騰分 月約600円も市が負担
市は物価高騰を受けて給食費を月500円値上げすることを決めていますが、その時期はまだ未定です。
今回の予算案では、その500円を上回る約600円分の食材費を市が負担する内容になっています。これも大きな成果です。
●完全無償化を引き続き求めます
県内では4月から厚木市と南足柄市が給食費の全額無償に踏み出します。東京都では都が半額を補助する方針となり、多くの自治体での完全無償化が進んでいます。
綾瀬市でも引き続き取り組んで実現させましょう!!
●質の向上、地産地消の推進を
無償化されても質が悪くなっては元も子もありません。
同じような食材費でなぜこんなに大きな違いが出るのか。地産地消のシステムはどうやれば作れるのか。その壁を乗り越える方法などを引き続き研究していきます。ご一緒に進めていきましょう!!
2月26日から3月定例議会が始まります。
それに先立ち、2月19日に議案(予算含む)が配られました。
そこでまず第1報!
私も一般質問で求めていた「帯状疱疹ワクチンへの助成」がついに提案されました。
4月から開始です!!
私も、このワクチンは接種する予定です。
●80歳までに3人に1人が帯状疱疹に
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気で、体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
●治った後も眠れないほどの痛みが
帯状疱疹の皮膚症状が治った後も痛みが残る後遺症に苦しんでいる方が多くいます。
その痛みは多様で、「焼けるような」「締め付けるような」持続性の痛みや、「ズキンズキンとする」疼くような痛み、そして、軽い接触だけでも痛む「アロディニア」と呼ばれる痛みなどが混在しています。睡眠や日常生活に支障をきたすこともあります。
この後遺症には根本的な治療方法がまだないので、帯状疱疹を発症しないために、事前のワクチン接種が推奨されています。
●高額なワクチン費用に助成を求めて
しかし、このワクチンは高額ですので多くの方は全額自費での接種をためらっています。そこで市に助成を行うよう私も議会で求めてきました(2022年9月議会で一般質問)。
ワクチン接種への助成はおおよそ次のようになる見通しです(正式には3月21日の議会で確定予定)
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助成はどちらかのワクチン
生ワクチンの場合は
1回3000円(1回のみ)
※通常は8000円程度の自己負担
不活化ワクチンの場合は
1回10000円(2回まで)
※通常は一回20000円以上の自己負担
2回の接種が必要です
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※詳細は、4月1日号の「広報あやせ」をご覧ください
では、前回に続いて広域大和斎場組合議会についてです。
前回お伝えしたように、苦難を乗り越え4点(1点は議員全員協議会で、3点は本会議で)について質疑をしました。
まず、これまで広域大和斎場組合には基金がなかったので、今回財政調整基金の制度を設けるという議案ですが、質疑によっておおむね1億円程度まで積み立てるということや、基金の運用は、投機的な方法ではなく、金融機関における定期預金や国債、県債などを想定していることも明らかにしました。
また、基金の活用例としては、①災害や故障など施設・整備の突発的な機能停止への緊急的な復旧のため、②社会情勢の変化に伴う物価の上昇に対応するため、③4市負担金の平準化のため,④大規模事業での前払いなどの一時的な支払資金の調達のため、⑤事故や災害による施設運営に支障が出た際の補償費の財源として、などのほかに、将来における施設の建て替えなども念頭に置いたものという答弁でした。
さらに、4市が共同出資して運営する広域事務組合の場合、必須の公共施設であるにも関わらず、国や県からの補助金の制度がないことから、このこととに対しての見解と、国などへの働きかけを求めました。これに対しては「当組合としても、火葬施設の必要性、公共性を踏まえ、当該補助制度創設について関係機関に働きかけていく」との答弁がありました。
次に本会議での質疑ですが、ここでは「令和6年度広域大和斎場組合会計予算」について質しました。
詳細はぜひ会議録をホームページでご覧いただきたいのですが、ここで明らかになったことは次の点です。
①これまで斎場の予約は24時間電話で対応していたのですが、あらたに「斎場予約システム」を1313万6000円で構築し、そのランニングコストは、約年180万円と試算しているとのことです。このシステムによって人件費の増加が抑制できるだけでなく、利用者(おもに葬祭業者)の利便性や業務負担の軽減などが期待できるとのことでメリットは大きいとの説明でした。
②火葬棟のエアハンドリングユニット(大空間を空調する空調機)更新事業として、8775万8000円が計上され、内6810万円を起債(地方債)でまかない、残りは県の広域連携の補助金1846万9000円を活用。しかし、昨年度はこの手続きで行き違いがあり、予定していた県補助金が未執行となった問題がありましたので、今回は瑕疵なく行うことを求めました。
③式場棟管理運営経費の中で、女子トイレを洋式化する修繕費が計上されていましたので、洋式化されない和式便座がどこに残るのか確認をしたところ、式場棟はすべて今回の改修で洋式化され、残るのは火葬棟待合ロビー前のトイレで男女1ブースずつということでした。
今後は、利用者層の変化や使用状況等の推移を見極めながら、洋式便器への更新を検討するという回答でした。
こういう取り組みは、議事録に残さないと、市民はまったく知ることができなくなってしまいますので、問題点の指摘だけではなく、事業内容の要点は質疑を行っていきたいと思います。
私は現在、「広域大和斎場組合議会」の議員です(任期は2年で、2023年5月から2025年4月まで)。
大和斎場は、大和市、座間市、海老名市、綾瀬市の4市での広域事務機関で、その議会は、大和市議が6人、座間、海老名、綾瀬の市議が3人ずつの計15名で構成されています。
2月14日に第1回定例会が行われ、私は3点について質疑を行いました。その内容は、次の投稿に載せたいと思います。
さて、しかしです。質疑を行うのは簡単ではありませんでした。
近年の議事録を見ると議会での質疑は皆無で、私も事務局から「質疑がありましたら、本会議では行わないでください。聞きたいことはその前に行われれる「議員全員協議会」の場でお願いします」と釘を刺されました。
でも、これはおかしいですよね!!!!!!!
「議員全員協議会」での質疑の議事録はホームページには載っていませんので、市民は議会でどのような議論がなされているのか、大和斎場の課題にはどういうものがあって、それがいつどのように処されていくのかなど、まったくわからない状態です。
そこで私は、過去には議会で質疑が行われていたことなどを先輩議員から聞き出し、事務局と話し合いました。事務局も、こちらが質疑をしたいという意思を明確に示したところ、それを妨げるというような非民主的な対応にはなりませんでしたので、しっかりと質疑をさせていただきました。
それでも綾瀬市の議会とはいろいろなところでやり方が違い、思うようには質疑ができないという現実は残りました。変えられるところは変えていきたいな、と思っています。
第2回綾瀬市文化財保護委員会を傍聴しました。今日の委員会は、下記の次第のように「道場窪遺跡」についてが議題でした。
道場窪遺跡は、縄文時代中期の環状集落の一部です。発掘調査は現在リサイクルプラザが建っている範囲のみが行われ、竪穴住居址28軒、掘立柱建物址1棟、集石7基などが発見されています。
このリサイクルプラザの敷地の部分を、市指定の史跡とすることがこの委員会に諮問されました。
同時に、ここで発掘された出土土器(縄文土器232点、土製品181点)と石器(494点)の合計908点も市指定の史跡にするということでした。
この土器の中には、高さ約70センチメートルもある大型土器も出土しています。
▲綾瀬市ホームページより
また、網を使って魚を捕る石錘なども多数出土するなど、縄文中期の生活や生業、文化をひもとくことができたり、土器の変遷や、遠隔地との交流があったことなどもわかる貴重な資料であることを知ることができました。
なお、この縄文時代中期の遺跡の全容は不明で、今回史跡に指定されるところは遺跡全体の4分の1~6分の1くらいではないかと推測されているようで、この周辺の農地(民有地)が開発などによって失われないように対策が必要だ、という議論が活発にされていました。できるだけ早く、遺跡の範囲の確定ができる調査が必要だ、との意見も出されていましたので、市の対応に私も期待したいです。
道場窪遺跡の存在は、綾瀬ふるさと検定協会の会員として、検定問題などを検討する過程で知っていましたが、今回傍聴して、その貴重な価値についての認識を深めることができました。
楽しい傍聴でした!!
2月15日に開催された「令和5年度第1回綾瀬市スポーツ推進審議会」を傍聴しました。
まず、議題として上の写真にあるように、昨年度のスポーツセンターなどの指定管理者の状況報告と、スポーツ推進計画事業の進捗状況などの報告がありました。
驚いたのは、今年度も終わり近づいたこの時期にやっと第1回の審議会を開いて、昨年度の報告をしていることです。こうした報告は、遅くとも7月か8月までに行って、そこで、反省点などの教訓を導き出して、今年度の事業の中での改善と、次年度の方針を決めていくという流れが必要ではないでしょうか。他の審議会などでは、発言者がゼロだったりするなかで、比較的活発に発言がなされていただけに、一年遅れの議論になっているのが残念でした。
議論の中で、スポーツセンターなどの施設の予約が取りにくい(多くの団体が申し込むので抽選で外れてしまう)現状が、あらためて明らかになりました。スポーツ協会に属している団体は優先的に施設を確保できますが、それでも足りない。協会に属していない一般団体の分は、月に2日だけ確保されているのですが、ここも激しい競争とのことです。新たな体育館を作らないと根本的な解決は難しそうですが、もう少し実態を把握したいと思います。調査結果は、またお知らせいたします。
次に、「綾瀬市市民プール整備事業基本構想(案)」が示され、市長から審議会に諮問書が手渡されました。
この屋内温水プールの設置場所はまだ未定で、施設の内容も含めて、今後、市民の皆さんの意見を募集します(パブリックコメントは、3月4日から4月2日の予定)。その後、4月のスポーツ推進審議会で基本構想を決定し、5月に公表、というスケジュールとされていました。
基本構想案に載っている施設は、以下のようになっていました。
敷地面積 おおむね10000平方メートル
建築面積 おおむね3000平方メートル
・メインプール(25メートル)
・健康増進機能のあるプール
・子ども用プール
・ジャグジー 採暖室
・温浴室 サウナ
・トレーニング室
・多目的室(フィットネススタジオ)
・会議室 イベントスペース
・飲食休憩スペース
・駐車場 駐輪場
・その他(更衣室・ロッカー・トイレ・共用スペース)
審議会の中では「障がい者も利用できるプールにしてほしい」との意見が出されていました。
ぜひ、みなさんのご意見をパブリックコメントにお寄せください。
12月15日は、12月定例議会の最終日でした。
この日は、市が提案してきた議案の一つひとつに対し議員が賛否の態度を表明します。それと同時に、常任委員会で採択された陳情や請願に基づく意見書や、議員提案の意見書や決議などの評決が行われます。
その中で、表題の「パレスチナ自治区ガザ地区における平和の実現を求める決議」が全議員の賛成で決議されました。
この決議は、共産党市議団がたたき台の決議案を作成し、古市議長に全会派の取りまとめをお願いしたところから始まりました。
議長は、しっかりと全会派をまとめてくださり、最大会派によって修正された案文での合意となりました。(議長、ありがとうございました。)
この修正された決議案は、議会運営協議会、議会運営委員会を経て15日の本会議への上程が決められたのですが、この協議会で議長がわざわざ「この決議案は上田議員からの提案があって進められてきたもの」と言ってくださいました(議会への提案説明者は、議会運営委員会の委員長となるため、私への配慮をしてくださったものです)。
なお、採択された決議文は、議長が「だいぶ薄くなっちゃったけど・・・」と恐縮されていましたが、下記のようになりました。
パレスチナ自治区ガザ地区における平和の実現を求める決議
イスラム組織ハマスによるイスラエルへの無差別攻撃を契機に戦闘が始まり2か月余が経過した。
双方の応酬は、パレスチナ自治区ガザ地区において、人命を深刻な危機的状況にさらすとともに、市街地に甚大な被害をもたらしており、ガザ地区ではすでに1万人を超える民間人が犠牲となり、うち4割を超える子供たちの命が失われているとも報じられている。
国連安全保障理事会では、ガザ地区における緊急かつ長期的な人道的一時休戦と人道回廊の十分な日数での確保、人質全員の即時かつ無条件解放と安全の確保を決議した。
綾瀬市議会は、これ以上、人道危機が悪化しないよう、国際法に基づき、事態の早期鎮静化と人道状況の回復を図ることを強く求める。
以上、決議する。