ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

ボタンの付け方(編物用)

2014年10月31日 | 無料編図
編地にボタンを付ける方法って良く解りません。
ネットで調べても、核心に触れている物が無いし、
でも、とにかく、ボタンがついて、ちゃんと使えて、取れなければ問題ない。

編地にボタンを付ける事と、服地に付けるのと、大きく違うのが、
編地に付ける場合は、縫い始めと縫い終わりに、玉結びで止める事が出来ない事。

しかし、力(ちから)ボタンの代わりに、フェルトを使えば、その問題は解決するのだけれども、
フェルトを使うと、使っているうちに、フェルトがよれて来てしまうらしい。
よれて来ても、裏側だし見えないから気にしなくても良いけれども、
折角、手間ひまかけて作った作品だから、長く美しく使いたい気持ちもある。

フェルトの代わりに、細い糸で丸く編んだ物を使う方法もあるけれども、
玉結びが抜けてしまう気がする。

糸足に何度も糸を通した後に、糸を切って始末をする方法もあるけれども、
下の写真の様なボタンの場合は、糸足をつけないから、その方法も使えない。

と言う訳で、糸端を、最後に止め結びをする方法を紹介したいと思います。
でも、これは我流ですので、その点は、ご留意下さい。
(※組紐では、止め結びと言う単語が使われますが、洋裁用語としては、適切なのかどうか、解りません。)

そして、糸ですが、ボタン付け糸が無いので、絹の手縫い糸を使用しています。
毛糸のよりを解いて、それを使用する方法もあるみたいですが、
それだと糸の強度が弱くなり、ボタンが取れやすくなる気がするので、
洋裁用の糸を使用した方が良い様な気がします。
試した事はありませんが、
糸が表に出るデザインのボタンの場合は、
最初に、洋裁用の糸でボタンを付けて、後から、毛糸の糸で被せても良いのかも知れません。

前置きが長くなりました、では、ボタンの付け方です。



↑先ずは、今回使用するボタンです。小さいボタンが力ボタンです。
 左の写真が表からみたもので、右が裏です。




↑(左)編地の裏です。
    ボタンを付ける箇所に、段数リングを付けてあります。

 (右)針に糸を通し、糸端が、ばらつかない様に、玉結びをしておきます。
    ※糸の長さは、68cm程度です。止め結びがしやすい長さが必要です。



↑(左)印をした箇所の右側に針を入れます。※編地の裏から刺します。

 (右)ボタンに糸を通して、裏に戻った状態です。
    この後、力ボタンに糸を通して行きます。   



↑(左)力ボタンの両穴に糸を通した状態。
    ボタンが通っている位置が糸の半分の長さの所に来る様にしておきます。
    これで一周した事になります。
    同じ要領で、3周します。

 (右)3周目が終わる所です。
    力ボタンの裏側に針を出して終わりです。



↑(左)針があると、止め結びがしにくいので、糸を切って針を取ります。
    ※ボタンを複数付ける場合は、糸を切らずに、止め結びをした方が、糸を節約出来ますが、
     針があると危険ですので、お勧めしません。
 (右)糸を切った状態。この後、止め結びをします。


↑(左)止め結びの形です。
    力ボタンの裏に結び目が来る様にします。
    1回だけだと弱いので、2度結びます。
 (右)糸を切って出来上がり。
    ※今回はここで、糸を切っていますが、
     糸を切る前に、再度、針に糸を通して、力ボタンの穴に糸を出してから糸を切った方が
     結び目が落ち着くかも知れません。

以上です。
他にも良い方法があったら知りたいです。
テレパシーで教えて下さい。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と言い切りました。)


人気ブログランキングへ


最新の画像もっと見る