マジックループで爪先から編む靴下の編図を投稿していますが、
記号と文字だけでは、解りにくいので、技法別に写真付きで説明をしています。
既に、”作り目の方法”、”爪先の増目の方法”、”踵の編み方”を投稿して来ましたが、
今回は、最後の”ゴム編みの止め方”です。
通常の止め方ではなく、ゴム編みの伸縮性を保てる止め方です。
これは、重要で、しかも、最後の仕上げの部分ですから、とても大切です。
折角編んで来た靴下の履き口が小さかったら、履けません。
今まで編んで来た苦労を実にする為にも、履きやすい止め方で靴下を仕上げて下さい。
この方法は、見た目が、少しふんわりし過ぎなのが難点ですが、
簡単で早くて、糸を無駄にする事無く出来る方法なのでお勧めです。
編み針をそのまま使い、糸を切る事無くそのまま止める作業に入れます。
編みながら掛け目をし、伏目をして行くだけです。
1目ゴム編みでも、2目ゴム編みでも、簡単に止める事が出来ます。
では、説明に入ります。
写真の編地は、サンプルとして編んだ物ですが、
実際には、靴下の履き口の部分になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/f3/8532c622267f1e66c1c0fd8f41845346.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d5/6dc32a0ce54dd98ca458648ff06c84cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/eb/9a57fa82c23bb11aef70bc8825ea6713.jpg)
(左上の写真)
2目ゴム編みの編地です。
これから、止める作業に入ります。
【表編みの止め方(最初の1目)】
(上真中の写真)
まず、表編みを編む前に、写真の様に掛け目をします。
掛け目の仕方は、糸の手前下から上方向へかけます。
※表編みの場合と、裏編みの場合とでは、掛け方が違います。
(右上の写真)
表編みを1つ編みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/91/3637f503a9d3da0086c367d77ef2d0de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0e/677682c308e5869e72ebab31ef4bbabe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6a/0a4e169ef7f6ec386efc99d407b2398e.jpg)
(左上)
表編みを編んだら、その編んだ目に掛け目(段数リングが掛かっている目)を伏目します。
(上真中)
左側の針を掛け目に差し込み、編んだ表編みに伏目をします。
(右上)
伏せ目が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/74/91a1615682db61fe7b68b6c14ce5bedd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f3/d7a00717de9a4818cca9b72f0407087b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/26/bc5862a6758da1528a3d14c3e7f58c98.jpg)
【表編みの止め方】
(左上)
では、次の目も止めて行きます。
先程と同じ様に、編む前に掛け目をします。
(上真中)
表編みが編めました。
先程と違い、右の針には、3目掛かっています。
今度は、掛け目と、最初に編んだ目の2目を今編んだ目に伏目します。
一度に2目を伏目しても良いですが、先ずは、1目ずつ、伏せて行く方法を説明します。
(右上)
段数リングの掛かっている目を左端の目(今編んだ目)に伏目します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/4b/1751ec554aab1130fe1796275b08d04a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c8/1758430c100138552a62356d56fb3427.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b4/2d24aeaf165f81d4e247555c7262c9d0.jpg)
(左上)
先ずは、掛け目から伏目します。
写真の様に、掛け目に左側の針を差し込みます。
(上真中)
掛け目が伏目出来ました。
同じ様に、次は、右端の目(一番最初に編んだ目)を伏目します。
(右上)
伏目が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/04/a9ba92fc2609672c7dc662a29e462540.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/13/6b1e284ad13f7da7f1272cf35e7db0d4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ed/002d2b6965c1e6dd3cd0416ef4f8a99e.jpg)
【裏編みの止め方】
(左上)
先ず、掛け目をします。
写真の様に、糸の向こう側下から上へ掛け目します。
(上真中)
裏編みを編みました。
(右上)
段数リングの掛かっている目(掛け目と、先程編んだ目)を
今編んだ目に伏目します。
先程と同様に、1目ずつ伏せてもいいし、2目同時に伏せても構いません。
やりやすい方法で行って下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4a/5adac0ddadcc19bc201047cfa9e54317.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ca/4b0e793e61d0b8e8d57912fd6ba89593.jpg)
(左上)
伏せ目が出来ました。
この要領で、全部の目を止めて行きます。
(右上)
全部の目を止めました。
次は、最後の糸の始末の方法です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/19/839e6838a71d1d1604b97221f71ef55c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/73/0953f339637e45823d4db135acca23d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a5/fefd8c6eebb8ef21016169fcd78da1df.jpg)
(左上)
糸端を15cm程残して切り、写真の様に、編み針を引っ張り、糸端を出します。
(上真中)
糸を綴じ針に通し、
段数リングの掛かっている目(最初の伏目)に糸を通します。
(右上)
編地の表側から裏側に向かって針を差し込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ac/2baa24407db0eb7b8ff8a7da349c6edf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d6/84b775e449304dd888c57e12af1ccd72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/17/df3acdca1579bea48b4bb7b7687e0ee5.jpg)
(左上)
次は、オレンジ色の段数リングが掛かった目(最後の伏目)に針を差し込みます。
(上真中)
針を差し込むのは、目の真中です。
手前から向こう側に向かって針を差し込みます。
(右上)
これで、全部の伏目が繋がって見える状態になりました。
この後は、編地の裏側へ糸を通して、糸を切って糸処理は終わりです。
以上です。
では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)
![](http://blog.with2.net/img/banner/m01/br_banner_yukiusagi.gif)
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記号と文字だけでは、解りにくいので、技法別に写真付きで説明をしています。
既に、”作り目の方法”、”爪先の増目の方法”、”踵の編み方”を投稿して来ましたが、
今回は、最後の”ゴム編みの止め方”です。
通常の止め方ではなく、ゴム編みの伸縮性を保てる止め方です。
これは、重要で、しかも、最後の仕上げの部分ですから、とても大切です。
折角編んで来た靴下の履き口が小さかったら、履けません。
今まで編んで来た苦労を実にする為にも、履きやすい止め方で靴下を仕上げて下さい。
この方法は、見た目が、少しふんわりし過ぎなのが難点ですが、
簡単で早くて、糸を無駄にする事無く出来る方法なのでお勧めです。
編み針をそのまま使い、糸を切る事無くそのまま止める作業に入れます。
編みながら掛け目をし、伏目をして行くだけです。
1目ゴム編みでも、2目ゴム編みでも、簡単に止める事が出来ます。
では、説明に入ります。
写真の編地は、サンプルとして編んだ物ですが、
実際には、靴下の履き口の部分になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/f3/8532c622267f1e66c1c0fd8f41845346.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d5/6dc32a0ce54dd98ca458648ff06c84cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/eb/9a57fa82c23bb11aef70bc8825ea6713.jpg)
(左上の写真)
2目ゴム編みの編地です。
これから、止める作業に入ります。
【表編みの止め方(最初の1目)】
(上真中の写真)
まず、表編みを編む前に、写真の様に掛け目をします。
掛け目の仕方は、糸の手前下から上方向へかけます。
※表編みの場合と、裏編みの場合とでは、掛け方が違います。
(右上の写真)
表編みを1つ編みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/91/3637f503a9d3da0086c367d77ef2d0de.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0e/677682c308e5869e72ebab31ef4bbabe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6a/0a4e169ef7f6ec386efc99d407b2398e.jpg)
(左上)
表編みを編んだら、その編んだ目に掛け目(段数リングが掛かっている目)を伏目します。
(上真中)
左側の針を掛け目に差し込み、編んだ表編みに伏目をします。
(右上)
伏せ目が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/74/91a1615682db61fe7b68b6c14ce5bedd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/f3/d7a00717de9a4818cca9b72f0407087b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/26/bc5862a6758da1528a3d14c3e7f58c98.jpg)
【表編みの止め方】
(左上)
では、次の目も止めて行きます。
先程と同じ様に、編む前に掛け目をします。
(上真中)
表編みが編めました。
先程と違い、右の針には、3目掛かっています。
今度は、掛け目と、最初に編んだ目の2目を今編んだ目に伏目します。
一度に2目を伏目しても良いですが、先ずは、1目ずつ、伏せて行く方法を説明します。
(右上)
段数リングの掛かっている目を左端の目(今編んだ目)に伏目します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/4b/1751ec554aab1130fe1796275b08d04a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c8/1758430c100138552a62356d56fb3427.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b4/2d24aeaf165f81d4e247555c7262c9d0.jpg)
(左上)
先ずは、掛け目から伏目します。
写真の様に、掛け目に左側の針を差し込みます。
(上真中)
掛け目が伏目出来ました。
同じ様に、次は、右端の目(一番最初に編んだ目)を伏目します。
(右上)
伏目が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/04/a9ba92fc2609672c7dc662a29e462540.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/13/6b1e284ad13f7da7f1272cf35e7db0d4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/ed/002d2b6965c1e6dd3cd0416ef4f8a99e.jpg)
【裏編みの止め方】
(左上)
先ず、掛け目をします。
写真の様に、糸の向こう側下から上へ掛け目します。
(上真中)
裏編みを編みました。
(右上)
段数リングの掛かっている目(掛け目と、先程編んだ目)を
今編んだ目に伏目します。
先程と同様に、1目ずつ伏せてもいいし、2目同時に伏せても構いません。
やりやすい方法で行って下さい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/4a/5adac0ddadcc19bc201047cfa9e54317.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ca/4b0e793e61d0b8e8d57912fd6ba89593.jpg)
(左上)
伏せ目が出来ました。
この要領で、全部の目を止めて行きます。
(右上)
全部の目を止めました。
次は、最後の糸の始末の方法です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/19/839e6838a71d1d1604b97221f71ef55c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/73/0953f339637e45823d4db135acca23d7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a5/fefd8c6eebb8ef21016169fcd78da1df.jpg)
(左上)
糸端を15cm程残して切り、写真の様に、編み針を引っ張り、糸端を出します。
(上真中)
糸を綴じ針に通し、
段数リングの掛かっている目(最初の伏目)に糸を通します。
(右上)
編地の表側から裏側に向かって針を差し込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ac/2baa24407db0eb7b8ff8a7da349c6edf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d6/84b775e449304dd888c57e12af1ccd72.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/17/df3acdca1579bea48b4bb7b7687e0ee5.jpg)
(左上)
次は、オレンジ色の段数リングが掛かった目(最後の伏目)に針を差し込みます。
(上真中)
針を差し込むのは、目の真中です。
手前から向こう側に向かって針を差し込みます。
(右上)
これで、全部の伏目が繋がって見える状態になりました。
この後は、編地の裏側へ糸を通して、糸を切って糸処理は終わりです。
以上です。
では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)
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