ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

映画ライオンを観て 日本の拉致被害者とそのご家族の再会を願う(ネタバレあり注意)

2017年05月07日 | 政治、経済、全般
25年間、再会を待ちわびた母と息子が抱き合う…。

ライオンという映画を観た。
5歳の男の子が、駅に停まっていた電車の中に入って兄を探している途中、間違って電車のシートで寝てしまう。
目が覚めると、既に電車が走ってしまっている。
車両の中には、誰も居ない。
途中、駅に停車しても、外から鍵がかけられ、車両から出ることもできない、助けを求めても応じてくれない。
ついに、遠くカルカッタまで運ばれてしまい…。
オーストラリアのお金持ちに引き取られ、25年後に母に再会するという実話。


母親とその迷子になってしまった息子が抱き合うシーンを観て、
日本の拉致被害者の方々を想わずにはいられなかった。
こんな風に家族の方と抱き合えるように、きっとそんな日がすぐに来るようにと。

この映画を観て、”引き寄せ”ませんか?
必ず、全員ご無事で帰国されるために。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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アメリカに武士がいた???

2017年03月08日 | 政治、経済、全般
♪ Mother, mother
  There's too many of you crying … ♪


What's Going On/愛のゆくえ(Marvin Gaye/マーヴィン・ゲイ)の歌い出しです。
1971年に発表された歌です。


恋人に優しく囁くように歌い始め、
メロディーは、とろけそうにロマンチックで、もう、何とも、うっとりしてしまう

私は、この曲は、ラブソングだと思っていました。

あるきっかけがあり、この曲を調べてみると、
反戦を歌った、社会的な歌だと知り、とても驚いたのです。

〜〜〜〜〜

これから書くことは、私の私感や想像の話なので、
実際とは、違った内容になるかもしれませんが、恥を承知の上で、少し書いてみます。
何となく、マーヴィンゲイさん達に何か事を起こせと言われている気がして。
今でも、夜、思い出すと、涙が止まらなくなることがあるのは、そのせいなのか…

〜〜〜〜〜

まずは、最初に驚いた通り、社会的な内容に関わらず、
なんとも美しいメロディーに乗せて、優しく語りかけるように歌っていらっしゃる。
しかし、詩の内容を知り、時は経ったとはいえ、その御姿勢に触れ、ひれ伏す思いでした。
なんて、民度の高い、
アメリカは、こんな国だったのだと思い知らされた気持ちになったのです。

勿論、この時代、アフリカ系アメリカ人の皆さんが、
アメリカ社会に物申すことは、命と引き換えだったかも知れませんから、
このように美しく、控えめに歌っていらっしゃるのだろうとも思います。

でも、ただ単に、控えめに、小さな声でということではなく、
例えば、”brutality”(蛮行)という、言葉さえも、
光を放つように歌い上げているように感じるのです。
その、マーヴィンゲイさんの魂の清らかさには、ただただ、頭がさがる思いにさせられます。
ご本人も、”brutality”を受けてきたに違いないと思うのです。
そして、毎日のように、”brutality”を見聞きし、暮らしてこられた筈なのに、
こんな風に歌えてしまえるなんてと。

そして、英語の歌詞をよく理解しているかどうかは、解りませんが、
白人を敵に仕立てるのではなく、あくまでも、”僕らの”とか、”僕らが”と歌い、
自分たちが間違っていて、それを正すのも、自分たちだと歌っておられる。

さらに、そこまで控えめに歌っていても、
この歌が原因で、アフリカ系の皆さんが、”brutality”を受けてしまわないように、
この歌の全責任をご自分が背負うかのように、
 Picket lines and picket signs
 Don't punish me with brutality
 Talk to me,
 So you can see
この部分だけは、”me"を使っておられるのです。
Don't punish me with brutality と否定形の文章ですが、
むしろ”蛮行をするなら、僕にしろ 気に入らなければ、僕に言ってくれ”とご自分を盾にし、
でも、相手を打ち負かすのではなく、
お互いに愛を持って、話し合い、歩み寄れば、解決できると訴えておられるように感じるのです。

アメリカに、武士がいた。
そう感じるのは、私だけでしょうか。
勿論、彼だけではなく、この楽曲に携わった方々も責任を背負う覚悟だったでしょう。


ここまで出来るのは、彼らがとても愛情深いからだと思いますが、
それだけではなく、彼らの中に、差別を受けながらも、”愛国心”がしっかりとあるからだろうと思うのです。
差別を受けてきたアメリカという国なのにです。
だからこそ、自分たちで良い社会を作っていこうと呼びかけることが出来るのだと思うのです。
”brutality”を受けてきて、愛国心がなければ、そんなことは、到底言えるはずがないと思うのです。
(日本では、愛国心と言うと、右翼とされてしまいますが、そうではないことが、ここでもお解りいただけるかと思います。)

Mother, Mother,
everybody thinks we're wrong
Oh, but who are they to judge us
Simply because our hair is long

この歌詞の中には、誰かを悪者にするのではく、
自分たちで良い社会を築いていこうという意思も感じます。
そして、”髪の毛が長いという理由”と歌っていて、
一見、ヒッピーのことだけを指しているかのようですが、
きっと、”肌の色が違うというだけで、差別しないでほしい”と遠回しに訴えているようにも感じます。


ですから、この歌の序盤に、はっきりと、”war(戦争)”と出ては来るのですが、
それは、”戦争”だけではなく、勿論、差別や社会の色んな問題を意味し、
それらを解決するには、”愛”を持ってあたらないといけないと訴えておられると思うのです。


まさに今、世界で起こっている色んなことに対して、
彼らが、"What's going on"
”どないなってんねん”、”何してんねん”と、
私たちに、何が大事なのかを、改めて教えてくださっている気がするのです。


初めのうちは、ラブソングに聞こえていた歌ですが、
歌詞を理解すると、アフリカ系アメリカ人である彼の育った環境が
しっかりと彼の歌声の後ろにあるのが感じられます。

日本にいた頃は、アメリカの黒人差別の現状を殆ど全くと言って良いほど知りませんでした。
しかし、カナダに来て、黒人差別をテーマにした映画やドラマを幾つか観る機会があり、
そのほんの一部にすぎませんが、知ることができました。
そんな機会がなければ、この歌をこんな風に感じることはなかったと思います。
ですので、このブログを今読んでくださっている方も、
黒人差別がどのようなものだったのかを全くご存知ない方も少なくないのではないかと思いますので、
少しだけ、書いてみますが、
その差別は、ただ単に、水飲み場が違うとか、選挙権がなかったというようなものではなく、
「今日は気分がむしゃくしゃするから、黒人をリンチしようぜ」
というような、まさしく蛮行であったようです。
ですから、ドイツではなく、日本に原爆が落としたのでしょう。
日本が戦争を止めないから原爆を落としたのではなく、
逆に、日本が降伏しようとしていたから、急いで落としたのです。原爆の実験をしたかったために。
白人以外は、人間と思わない人がいるのです。

少し話が逸れそうなので、元に戻します。


日本を貶めようとしている方々が、たくさんいます。
中国も韓国も北朝鮮も、国益を考えて行動されていると思うのですが、
他の国の国益も考えない、自分の国さえよければいいという国益には、
真の愛国心がないように思います。

そして、私たちも、そんな日本を貶めようとしている方々に対してであっても、
敬意を表することを忘れてはならないとも。
腹が煮えくり返りそうな言動をやり尽くしている方々であっても、
その人達を呼び捨てにしたり、見下したり、皮肉ったりせず、
お互いに歩み寄れるように、自分たちだけでもその姿勢を貫きたいと思うのです。
彼も歌っています。愛でしか解決できないと。
見下す行為は、この歌でいう、”戦争”なのだと思います。

Father, father
We don't need to escalate
You see, war is not the answer
For only love can conquer hate

そして、テロの原因の根底には、差別が横たわったいると思います。
どうか、このマーヴィンゲイさんのこの歌をもう一度聞いて、
歩むべき道に戻っていただきたいと願います。

今のアメリカ元首にも、
もう一度、この歌を思い出して頂きたい。

そして、日本も、愛国心をちゃんと教える国になれるように。


さて、皆さんは、この歌をどう解釈されますか?
何を感じますか?


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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日本政府 中国緑化支援90億円計上 今年度補正予算

2015年12月17日 | 政治、経済、全般
先程放送された、虎ノ門ニュース8時入りの終わりに、
青山さんが、中国の植林に90億円の予算が計上されたニュースを解説されていました。

メタンハイドレート関連に、300万円の予算がつく予定が無しになった。
それは、TPPの対策費と一億総活躍に使うから、300万円なんて出せないとの事。
でも、中国の植林には、90億円が計上される現状。残高の10億円とあわせて、100億円だとのこと。
中国はイギリスに7兆円払うと約束し、ボーイング社でも大きな買い物をする約束もしていながら、
自国の緑化の為には、お金は使えない?


メタンハイドレートの実用化を阻む既得権益の厚い壁は、
私達国民ひとりひとりが声をあげる事で壊していけるかも知れません。


この放送は、生放送ですが、放送後もYouTubeで観る事が出来ます。
サイトへは、このブログ画面の右帯のブックマークから飛ぶ事も出来ます。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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カナダの先住民から今日本が学ぶ事、スカートの経過 17

2014年03月25日 | 政治、経済、全般



先日もお伝えしましたが、3月19日~20日に、トロントとモントリオールを往復しました。
初めての鉄道での往復で、とても楽しみにしていた。

しかし、当日、トロントのユニオン駅に着くと、夫が表示板をみて叫んだ。
「バス???」
状況が把握出来ていない私は、何が何だか解らなかった。
今回の旅は、私独りだ。どうしよう…。
夫が見送りに来てくれていたから良かったものの、独りだったら、どれ程不安だっただろうか。

しかし、夫は居るが、インフォメーションには、誰も居ない。
取りあえずは、指定の番号の所に行ってみる。
既に並んでいる人達に聞いてみると、やはり電車ではなくバスで行く事になるらしい。
でも、ここに並んでいても良いのかどうかが、はっきりしない。

どうにか、従業員の人を探して聞いてみると、
電車ではなく代わりにバスが出る事になり、
取りあえずは、指定の番号の所で並んでいれば、係の人がバス乗り場まで連れて行ってくれると言う事だ。ホッとした。

一緒に並んでいた男性が、以前にも同じ事があったと話してくれた。
ファースト・ネーションの人達が線路をブロックしていたと言う。
ファースト・ネーションと聞くと良く解らないが、日本では、インディアンと呼んでいる。
しかし、この呼び方は、特にアメリカでは、差別用語に当たり、カナダでも使わない。

夫がもう一度、従業員の人に聞きに行くと、
やはりファースト・ネーションの人達が線路をブロックしているらしい。

しかし、何故、線路をブロックしているのだろう?
そして、どうして、今日なのか!
駅の不充分なサービスと、不安感と、楽しみにしていた初めての鉄道の旅を奪われた失望感が混ざり合って、
とても不機嫌になってしまった。

でも、「こういう時に重なると言うのは、何か意味があるのかも知れない…」と思うようにしてみた。

ファースト・ネーションの人達がどうして線路をブロックしたのか?
モントリオールに着き、義兄が教えてくれた。

これは、義兄から聞いた話で、自分で情報収集した内容ではないので、
全部鵜呑みにしないで聞いて頂きたい
のでのすが、
その理由は、ファースト・ネーションの女性が突然失踪するらしい。
それは、今でもそうなのかどうかも調べていないが、
カナダ政府が、これを解明しようとしないらしく、
要請しても政府が応じないため、線路をブロックする事に踏み切ったそうだ。

政府が応じない理由も義兄は、教えてくれたが、
それは、私自身が証拠を掴んでいないので、ここでお伝えする事は控えます。

不確かな情報であっても、カナダで起きている事を日本の皆さんにお伝えした理由は、
日本国政府は、移民を受け入れるか否かを考え始めているからです。
この事をこのブログを訪れて下さった皆さんと一緒に、
もっと真剣に考えて、そして直接政府に提案して行かなければならない重要な事だと、僭越ながら、
皆さんに提案するべきではないかと思ったからです。

日本が移民を受け入れる様になれば、日本人が少数派になってしまう日が来てしまう。
そして、日本人が、ファースト・ネーション/ネイティブ・ジャパニーズ等と呼ばれてしまう様になるかも知れない。
北朝鮮に私達の同胞の皆さんがさらわれて、まだ何も解決していない。
拉致された方々が、100人を超えるかも知れないというのに、全員日本国に取り戻せていないままだ。
そして、日本は、移民を受け入れ、
このカナダのファースト・ネーションの女性たちと同じ様に、
日本人が失踪する可能性は否定出来るでしょうか?



私個人は、日本が移民を受け入れる事は絶対に反対です。
理由は、上にあげた事だけではなく、
移民の国、カナダに住んでいて、日本とどれだけ違うかを、毎日の様に感じ、体験しているからです。
日本を離れてみて、日本の素晴らしさに改めて気づかされたのです。
日本では、”当たり前”の事が、ここでは、不可能だったり、離れ業だったりする。
外出すると、開いた口がふさがらない事が毎回の様にある。

勿論、多国籍の国であるからこそ良い点もある。
しかし、日本を移民国にしてしまったら、
日本の素晴らしさ、希な文化や習慣が失われ、
取り返しのつかない事になってしまう。


と言う事で、日本が移民を受け入れるか否かを皆さんと一緒に考える事を提案する為に、私は、
モントリオール行きの電車に乗れなかったのかも知れない…と思ったのでした。
大変、つたない話ですが、最後までお読みくださり、どうも有り難うございました。

あ、それから、写真の説明を少しだけ。
左は、バスの中で頂いたお水とおかきです。
右は、昼食休憩で止まった、サービスエリアで、場所は、Odessa で、
昨日紹介したキングストンよりも、少しトロントよりの所です。
トロントとモントリオール間は、近年、日本の様なサービスエリアが出来たばかり。
2006年には、無かったと思う。便利になりました。

バスで到着が何時になるのかヒヤヒヤしたが、電車よりも1時間程遅れただけでした。
昼食休憩の40分が無ければ、同じくらいの時間に着く程のスムーズな旅でした。ラッキー。
それにしても運転手さん、昼寝もせずに、1度だけの休憩で5時間以上の道のりを運転するなんて凄い!

でもね。電車でも遅れるんだ。帰りの電車は、20分くらい到着が遅れたもの。



最後に、
失踪されたファースト・ネーションの女性の方々が無事に見つかります様に。
そして、このような事が二度と起こりません様に。
カナダ政府が、この件をしっかりと正面から取り組み、解決することを切望します。




では、スカートの経過です。
137段編めました。やっと半分まで来ました。

今日は、長くなったので、おまけは、また今度にします。
では、また明日。


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”ランク”の為に始めたブログではありませんが、
あなたと同じ「志」を持っているかも知れない…と思うと、とても嬉しいです。
このご縁に心から感謝いたします。

今の資本主義のシステムから新しいシステムへ。どんな選択肢があるのかを知りたい。

2013年11月28日 | 政治、経済、全般


写真の箱は、古着の寄付を受け付けるもの。
箱は、2m位の高さで、上の方に大きな口が開いていて、そこから直接古着を入れる様になっている。
この箱は、古着専用だが、他にも服や靴の寄付を受け付ける箱もある。

それ以外にも、炊き出しをやっている所もある。


そういう助け合いの精神は別として、こういう箱が要らなくなる社会にしたい。
皆が衣食住に困らない社会にしたい。


今の資本主義のシステムではなく、何か別のシステムにならないだろうか?
お金がなければ生活が出来ない社会ではなく。
具体的なアイディアは無いのだけれども。
お金が要る社会だから、取り合いになり、競争になり、戦争にもなるのではないのか?

お金だけではない。
日本の領土が侵されているのは、資源を奪い取ろうと中国、韓国、ロシアが動いているからだ。
日本海側のメタンハイドレートを狙っている。
でも、エネルギー資源は、本当に要るのか?
本当は、石油や天然ガスが無くても簡単に電気が作れる事が出来る技術は、既に発明されているのでは無いのだろうか。

もしそうだとしたら、
石油は、もう底をつきはじめているから、
日本がメタンハイドレートを実用化すれば、その新エネルギーが顔を出すのではないのだろうか?
だって、日本だけが儲かるシステムを他国が黙って見ている訳が無いから。

その新エネルギーが紹介され、実用化されれば、
各国が、エネルギー資源を取り合う事も無く、一部の人だけが富を占有する事の無い、もっと平等で平和な社会を築けるのではないのだろうか?

だから、日本が日本の領土を護り、日本の資源を護る事は、
新エネルギーを出現させるきっかけになり、
それは、中国、韓国、ロシアを含む、世界中の人達の足枷を外す事になるのならば、
中国さん、韓国さん、ロシアさん、日本を信じて、待っていて欲しい。
日本の領土や資源を奪う行動は、愚かな事だと気づいて欲しい。

新しいシステム。
どんなアイディアがあるのか知りたい。
青山さんは、どんなアイディアをお持ちなのだろうか?