動画は2005年セリーグ初の(プロ野球でイチローに続き2人目)200安打達成の瞬間です。
4年前ですね。
ファンにとって懐かしいのは「青木シフト」。
当時は若松監督の指導で強い球を右方向に打つバッティングをしていた。
この成功にもかかわらず現在は広角打法をマスターしたので「青木シフト」もなくなった。
進化を続けています。
2006年以降も活躍を続け今や球界を代表するスーパースターに成長した。
WBCで大活躍、メジャーのスカウトに最も注目されることになった(我が)ヤクルト青木宣親。
今シーズンはプロに入って最悪のスランプに陥ってしまった。
しかし、気がつけばいつの間にか打率は3割に。
そして注目すべきは出塁率。
ほぼ4割だが、これはリーグ最高とか。
打率、出場試合数、安打数、得点でチームトップ。
文句なしの中心選手です。
チーム事情で最近は4番に入ることもあるが中日井端と並ぶ現役最高のリードオフマンと言える。
宮崎県出身、日向高校から早稲田に進み六大学4連覇に貢献(早稲田として初)。
1番田中(現ヤクルト)、2番青木、3番鳥谷(現阪神)ってすごいというか、すごすぎる。
2004年ドラフト4位でヤクルト入団。
初年度はイースタンの首位打者で最高出塁率。
2005年、稲葉がFAでぬけた穴を埋めたばかりでなくいきなり202安打の最多安打、首位打者で
新人王に輝いたシンデレラボーイ。
イチローを参考にバットを寝かせた構えでの大ブレークだったんですね。
独特の低い姿勢から素早い体の回転で飛ばす打法。
広角であるだけでなく遠くに飛ばす技術と力がある。
あと、カットの技術もすごい。
追い込んでもファウルファウルで粘られる、ピッチャーとしてはこの上なくいやなタイプ。
甘い球は長打にされるので結局フォアボールを与えてしまう。
そして出塁すれば足でゆさぶる。
そうです、この人打撃だけではない。
最近は一番で出塁すると田中浩康が手堅いバンドで送ってくれるパターンが多いが、
俊足で2006年には赤星を抑え41個の盗塁王。
そして守備もうまいですね。
去年は守備率セリーグで一位。
しかし先日亡くなった土井さんらとちびっ子トリオで巨人のV9に貢献した高田監督は厳しい。
今シーズン二塁のカバーに行かなかった緩慢なプレーで逆鱗に触れ一時センター(東京本社みたいなものか)
から地方支店のレフトに文字通り左遷されたこともあった。
とはいえレフトは「壁際の魔術師と」言われ、長嶋をして「俺の後ろにもう一人三塁手がいる」とまで
言わせた名手高田繁のポジション。
「窓際」と言ったら怒られますけど。
その後のプレーでめでたく中央復帰、この頃から打率もぐんぐん上がり始めた。
まだ27歳、これからもチームを引っ張っていって欲しい選手ですが。
大リーグでしょうか、いつかは。
先輩の石井、高津や岩村のように。
それも仕方ないか。
でも、すぐ他人のものを欲しがる巨人のユニフォーム姿だけは絶対に見たくない。
ラミチャン今でも愛してるよ。日ハムのガッツ小笠原も。
ますますの活躍を期待しています。
写真はお相手の女子アナ、大竹佐知さん。
シーズンオフに挙式とか。
お幸せに。