新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄~15

2016-06-07 19:31:00 | 鉄道


SLみなかみ号はC61 20号機の牽引で客車は4両編成でした。最大6輌編成まで組成できるので、お客さんが少ないのでしょう。事実ボックスを一つ占有できました。蒸気機関車特有の前後の揺れと客車の車輪が刻むつなぎ目の音、時折車窓を流れる煙と、鳴り響く汽笛。蒸気機関車の旅を五感で堪能します。

沼田駅が近づくと見えてくるのが、タモリさんも訪れた沼田の河岸段丘。ちょうど真ん中辺に見えている森に、真田丸で話題の沼田城がありました。沼田駅では5分停車して蒸気機関車の点検を行います。乗客にとっては絶好の撮影タイムです。

沼田を発車すると、列車は関東平野へ向けて坂を下りて行きます。そして車窓には利根川と利根川が生み出した段丘崖。なんだかブラタモリを見ているような気分です。

やがて車窓に榛名山が見えてくると、渋川市。渋川に1615に到着。ここでおよそ20分停車します。もちろんここでも格好の撮影タイム。

渋川では吾妻線からやってきた特急草津を先に通します。上野まで急ぐ場合はここで乗り換えれば早く着きます。

特急草津が発車する頃には列車の乗客も座席に戻っており、機関車をゆっくりと撮ることができます。谷川岳をイメージしたヘッドマークがなかなかいい感じです。

特急ばかりでなく、水上を30分ほど後に発車した普通電車も先に通します。この普通電車は水上で新潟方面からの普通電車と接続をしているので遅くなってもSLに乗り継げます。普通電車を見送って1635に渋川を発車。関東平野に降りてきた列車はのんびりと走ります。新前橋でも両毛線からの高崎行きを先に通し、1713に終点高崎に到着。たっぷりとSLの旅を楽しみました。
高崎駅ビルで早めの夕食を取ってしまい、高崎1822発のはくたか570号で帰路につきますが、さすがに金沢からやってきて、東京到着も頃合いの時間なので指定席といえども満席。しかも少々暑い車内で寝ることもできず、スマホ片手に過ごしました。東京には1912に到着。日曜日の夜の東京駅は東京で遊んで帰る人でごった返していました。東京ディズニーリゾート帰りの人たちの流れに逆らい京葉線乗り場へ向かい帰宅しました。 


週末パスで乗り鉄~14

2016-06-07 19:12:58 | 鉄道

土合駅での長い停車時間の後1452に発車。列車は再びトンネルに入り湯檜曽ループを目指します。

湯檜曽ループはループ線の交差する場所を見ることができます。単線時代は山の中にあった旧湯檜曽駅の遺構のある場所を通過すると、現在の湯檜曽駅とこれから向かう線路が見える場所に出ます。列車はこの区間徐行運転をして写真撮影できるようになっていました。

これから下って行く線路を見ると、列車は加速して左カーブのループ線に入ります。2つのトンネルを抜けると先ほど下に見た線路に出て湯檜曽駅に停車。湯檜曽駅からは先ほど通った線路が見えます。湯檜曽を発車し新清水トンネルへ向かう下り線と合流し、終点水上に1513に到着。

水上駅では反対側に停車していたSLみなかみ号に乗り換えます。ほとんどの乗客がSLみなかみ号に乗り換えました。乗り換え時間があまりなかったので、指定された座席に座るとほどなく発車時間。

窓の外にはSLの煙が流れてきます。1520にSLみなかみ号は汽笛一声、水上駅を発車しました。
 


週末パスで乗り鉄~13

2016-06-05 08:42:56 | 鉄道

越後湯沢を定刻1353に発車した快速風っこループ号。吹きっさらしなので風もそうですが、ディーゼルエンジンの唸る音、車輪が線路のつなぎ目を刻む音、そしてディーゼルエンジンからの排煙の香りなどが直に感じられます。

岩原スキー場前、越後中里とスキー場の最寄駅が続き、列車は次第に山の中へと入って行きます。
古より上越線の名撮影地、岩原の大カーブもゆっくり堪能できました。越後中里駅を通過すると上下線が分かれて上り線は通称松川ループへと入っていきます。が、こちらの松川ループ線はほとんどトンネルで交差する場所もトンネルの中なのでループ線の案内は全くありません。ただ注意していると列車がカーブを走っているのがわかります。しかしトンネルに入るとトンネル内のひんやりした空気が車内を駆け巡り寒いぐらいです。トンネルに入ると冷えるのはわかっていたので、上着を羽織ります。松川ループ線を抜けると土樽駅を通過。そして列車は清水トンネルへと入ります。
「トンネルを抜けると、そこは雪国だった。」
川端康成の小説「雪國」の一節に書かれたトンネルはこの清水トンネル。開通当初は単線運転で清水トンネルを抜けるとまさに雪国が広がっていましたが、1967年に新清水トンネルが完成し複線化が達成されると清水トンネルは上り線となり、小説の時代のようなことは経験できなくなっています。列車が清水トンネルに入ると車内にはひんやりとした空気が流れ込み、乗客は寒さに震えながらひたすら出口を待ちわびるようになります。相席の男二人組はビールにも手をつけずに寒さに震えていました。こちらは上着を羽織り清水トンネルの旅を楽しみます。途中茂倉信号場跡でトンネルが複線断面になっているのを観察したり、トンネルの壁面の様子を観察したりします。長いトンネルを抜けるとカメラの放列に迎えられて、土合駅に到着しました。

土合駅は群馬県最北の駅にあたり、上り線は清水トンネル出口にあるのですが、下り線は新清水トンネル内にあり駅舎から下り線ホームまで400段以上の階段を使わないとたどり着かないモグラ駅となっています。谷川岳ロープウエイの乗り場が近隣にあるので、谷川岳登山の入り口として駅舎も山をイメージしたものとなっていますが無人駅です。

列車はここで20分近く停車するので、撮影タイムとなっていました。私も駅舎を撮ったり、駅構内を歩いたりして過ごしました。さすがに下り線ホームに行く気にはなりませんでしたが。車掌さんも帽子を貸して記念撮影してあげたりして、和気あいあいとした雰囲気の流れる停車時間でした。


週末パスで乗り鉄~12

2016-06-04 20:59:02 | 鉄道


十日町から越後湯沢へ北越急行ほくほく線に乗ります。十日町1216発越後湯沢行きはHK100形2両編成でした。北陸新幹線開通により北陸アクセスルートから外れましたが、十日町・直江津への短絡効果があるので多少は利用客もあるようですが、一ローカル線になった寂しさは否めません。越後湯沢に1252に到着。
越後湯沢駅の駅ナカCoCoLo湯沢でお昼ご飯を食べます。最初はCoCoLo湯沢内のぽんしゅ館名物爆弾おにぎりでも食べようかと思ったのですが、前々日のケンミンSHOWで紹介されていた新潟名物たれかつ丼が目に入ったので、そちらにしました。たれかつ丼は新潟ケンミンのソウルフードらしく、薄手のトンカツを醤油ベースのタレにくぐらせて新潟のお米の上に乗せたシンプルなものですが、タレにくぐらせている割には衣がサクサクしており、醤油ベースのタレの染み込んだ魚沼コシヒカリとともに美味しくいただきました。

越後湯沢からは1353発水上行き快速風っこループ号に乗ります。風っこループ号はキハ48系改造のトロッコ気動車びゅうコースター風っこにより運転され、通常40分ほどで走る区間を1時間半近くかけて走ります。越後湯沢ー水上間は清水トンネルをはじめとした上越国境越えの区間で特に上り線はループ線を2つ通ることから鉄的にも注目の路線です。

車内はトロッコ車両ということもあり窓もなく風が吹き抜け放題です。天井も屋根の骨組みがそのまま出ている感じです。座席も木製のボックスシートで通常よりも通路がやや広くなっています。

冬場はさすがに寒いので窓が取り付けられますが、車内にはダルマストーブも装備され暖をとれるようになっています。さすがにトンネル区間を通過するため、トロッコ車両2両の他に普通の車両が1両連結されており、こちらは寒さ対策の避難車両としてフリースペースとなっていました。車両は新津運輸区のキハ40形気動車でした。 

 


浦安三社祭合同神輿渡御

2016-06-04 19:32:01 | 日記

かねてより建設がされていた浦安市役所新庁舎が竣工し、竣工記念式典が本日行われました。
そして今年2016年は4年に一度行われる浦安三社祭の年。さらに浦安市制35周年にあたることからは浦安市役所付近で三社の神輿が一堂に会して神輿渡御が行われました。
浦安三社祭とは、浦安市内の三つの神社

堀江の清瀧神社

猫実の豊受神社

当代島の稲荷神社
の氏子連がそれぞれ神輿を出して、氏子町を練り歩くもので、マエダ、マエダのかけ声が特徴です。普段は各町内を練り歩きますが、今回史上初めて各神輿が一堂に会して練り歩きました。

前夜には市役所、中央図書館の駐車場に造られた御仮屋で御霊入れが行われました。


そして本日、市役所付近の道路が通行止めになり、神輿渡御が行われました。マエダ、マエダのかけ声とともに5基の神輿が市役所付近の道路を練り歩き、市役所新庁舎の竣工をお祝いしました。