十日町から越後湯沢へ北越急行ほくほく線に乗ります。十日町1216発越後湯沢行きはHK100形2両編成でした。北陸新幹線開通により北陸アクセスルートから外れましたが、十日町・直江津への短絡効果があるので多少は利用客もあるようですが、一ローカル線になった寂しさは否めません。越後湯沢に1252に到着。
越後湯沢駅の駅ナカCoCoLo湯沢でお昼ご飯を食べます。最初はCoCoLo湯沢内のぽんしゅ館名物爆弾おにぎりでも食べようかと思ったのですが、前々日のケンミンSHOWで紹介されていた新潟名物たれかつ丼が目に入ったので、そちらにしました。たれかつ丼は新潟ケンミンのソウルフードらしく、薄手のトンカツを醤油ベースのタレにくぐらせて新潟のお米の上に乗せたシンプルなものですが、タレにくぐらせている割には衣がサクサクしており、醤油ベースのタレの染み込んだ魚沼コシヒカリとともに美味しくいただきました。
越後湯沢からは1353発水上行き快速風っこループ号に乗ります。風っこループ号はキハ48系改造のトロッコ気動車びゅうコースター風っこにより運転され、通常40分ほどで走る区間を1時間半近くかけて走ります。越後湯沢ー水上間は清水トンネルをはじめとした上越国境越えの区間で特に上り線はループ線を2つ通ることから鉄的にも注目の路線です。
車内はトロッコ車両ということもあり窓もなく風が吹き抜け放題です。天井も屋根の骨組みがそのまま出ている感じです。座席も木製のボックスシートで通常よりも通路がやや広くなっています。
冬場はさすがに寒いので窓が取り付けられますが、車内にはダルマストーブも装備され暖をとれるようになっています。さすがにトンネル区間を通過するため、トロッコ車両2両の他に普通の車両が1両連結されており、こちらは寒さ対策の避難車両としてフリースペースとなっていました。車両は新津運輸区のキハ40形気動車でした。