新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

そうだ、箱根行こう。5

2017-07-05 20:33:47 | 旅行

強羅駅に到着しました。駅前にはカラーコーンが並べられ、混雑時の整列乗車が想像できます。改札口を入ると次の箱根湯本ゆきは1523発。しかし2両編成ですでに乗車口には並んでいます。帰りは特に決めていないので、ここは1本待つことにします。

1523発は2000形2両編成。ケーブルカーも到着し、さらに行列が伸びていたので、想像通り車内はラッシュ並みの混雑となっていました。発車後に3両の乗車位置で待ちます。すると放送で次の電車は3両編成とアナウンスがあると、我先にと乗客が駆けてきます。そのほとんどが中高年。座りたい気持ちはわかりますが、走るのはどうかと思います。

ふと、車止め標識を見ると、標識の上には足柄山の金太郎さんの人形が。同じ神奈川県の江ノ電鎌倉駅にはカエルが置かれていますが、こちらは可愛らしい金太郎さんです。

1538発の電車は3000形アレグラで、うち2両はこの5月に導入されたばかりの3100形でした。新車の香り残る車内に入り運転席側に立って景色を楽しみます。

彫刻の森ー小涌谷間の急カーブでは、カーブを曲がる電車と車窓を彩る紫陽花が見られます。大きな窓なので、前の車両の乗客の挙動も丸見えです。

急勾配の途中にあるスイッチバック式信号場の上大平台信号場では、旧型の電車と行き違い。

この上大平台信号場は1000分の80という急勾配の途中に設けられているので、運転席の窓からは急勾配の線路が見えます。線路もそうですが走り去ってゆく電車も見ものです。いかに急な坂道を上り下りしているかがわかります。
大平台で下りて定番ポイントに行って撮り鉄でもしようかと思いましたが、大平台駅前後の踏切や大平台駅にはかなりの撮り鉄がカメラを構えていたので、やめにしてアレグラ号に乗ったまま山を下ることにします。

1620着の終点箱根湯本駅では、臨時ホームの4番線に到着。回送電車になるようなので、夜のあじさい電車になるのでしょう。一旦改札口を出てから帰りのロマンスカーを予約。1753発の新宿行きのはこね40号VSEで帰ることにします。