十二湖駅でリゾートしらかみを降りて、駅のコインロッカーに大きな荷物を預けて身軽になってからバス停へ。バス停にはすでに外国人観光客が並んでいました。1135発の弘南バスに乗って奥十二湖駐車場へ。終点奥十二湖駐車場でバスを降りて十二湖散策です。が、あまり時間がないのでかなり端折ります。
バス停のすぐ近くの鶏頭の池は水面も大きくなかなかの眺めです。緑の中を歩いていると、心地よい風もありますが歩けば暑くなる気温であることに変わりはなく、扇子で扇ぎながら歩きます。そして目的の青池に到着。
青池はその名の通り、水面が青く見えることからその名前がついていますが、なぜ青く見えるのかは謎だそうです。十二湖観光随一のスポットですが、池自体はものすごく小さく水深も10m以下です。が透明度は高いらしくほぼ池の底まで達する透明度だそうです。高さによって青の色に違いがあるように感じたので、光の加減で青く見えるのではないでしょうか。
時間の都合で青池のみ見てバス停へ逆戻り。時間があればもっとあちこち散策したかったのですが…。バス停へ戻ってからしばし涼みます。じっとしていると吹き抜ける風が心地よくホッとします。1230発のバスに乗って十二湖駅へと戻ります。
十二湖駅でバスを降りるとこんな看板が立っていました。本来の県境はもっと南の方なのですが、観光的県境という表記もあるからにはなにか謂れがあるのでしょう。帰って調べてみたら青森県鰺ヶ沢町、深浦町、秋田県八峰町が参加しているルート101観光連絡協議会の活動の一環として毎年国引きの綱引きならぬ網引きを行なって、勝った方の県へ県境を移動できるという取り組みを行なっているそうです。
駅へ着いてから物産館で青池アイスを見つけたので、思わず買ってしましました。火照った体をアイスでクールダウンです。深浦町のご当地名物の青池ソフトクリームをアイスに仕立ててしまったもので、先ほど見てきた青池をイメージした青色をしています。味はヨーグルト風味でした。シンカンセンカチコチアイスとは違い、すぐに食べられる柔らかさであっという間にいただいてしまいました。
十二湖1309発の弘前行きリゾートしらかみ3号に乗車します。ハイブリッド車のHB-E300系青池編成での運転です。
十二湖を発車するとすぐに現れるのはJR東日本で一番短いトンネル仙北岩トンネル。全長9.5mのトンネルです。群馬県の吾妻線にあった樽沢トンネル(7.2m)が廃止されてしまったので転がり込んできた最短トンネルの称号です。ちなみにJRでの最短はJR西日本呉線にある川尻トンネル(8.7m)です。
先ほどまで見ていた光景を見ながら進み、列車は千畳敷駅に15分停車。2度目の停車なので駅の外には出ずに列車の写真を撮り後は涼しい車内にいました。リゾートしらかみ3号は鰺ヶ沢駅までの乗車です。
1436に到着した鰺ヶ沢駅で下車すると、ブサカワ犬わさおが出迎えてくれました。