京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




地下鉄東山駅から白川疎水沿いの道へ向かう途中、少し東方向へ入った所にある町屋(明治27年建造)
明治から大正時代にかけて活躍した七宝作家、並河靖之の旧邸
自宅兼工房には作品等が展示され記念館になっています。七代目小川治兵衛作の美しい庭園も有名。
  



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自宅で採れるグミやイチジクの果物やご飯などから自家製の酵母を作り
その珍しい天然酵母を使いパンを焼かれている「こせちゃ」さん
”COSCHA”とはスペイン語で収穫と刈入れを意味するそうで
国産小麦を使った食パンからハード系、季節の果物を使った調理パンまで
素朴で味わいのあるパンを作られています。

個人的好みですが天然酵母とくればハード系
「ひまわりの種とくるみと胡麻のぱん」は噛めばかむほど味わい深く
軽くトーストしてクリームチーズをのせると更に美味!
日替わりパンということで今週のパンがブログにアップされてます。
一乗寺下り松の斜め前の神社に小さい看板があり
そこから北へ少し歩き1本目の道を入った所がお店
店主さん一人できりもりされているのか雰囲気も素朴で温かい感じのするパン屋さん



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おそらく、京都で一番お洒落な本屋「恵文社」さん
東京でもなかなかこんな素敵な本屋さんは見つからないかもしれません・・・
店の前に無造作に置かれた自転車さえもお洒落に見え
この街に住んでしまいたい~!とさえ思わせる雰囲気
  
もちろん素敵なのは外観やインテリアだけではなく、セレクトされている本がとにかくセンス良いです。
ディープな東京本も揃っていました! 近くのアンティーク家具工房さんは映画のロケ地にもなった場所
  



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一乗寺から比叡山へ通じる急な坂道を雲母坂(きららざか)といい
ここから山へ登る名僧や旅人達が立ち寄った茶屋で出されていたのが「雲母漬」(きららづけ)
雲母漬老舗「穂野出」さんでは昔ながらの製法で伝統の味を守り続けています。
  
接待所とかかれた玄関を入ると中は茶店風の作り
販売所はここから庭を通り奥にあります。

感じの良いお店の方が試食されますか~?と聞いて下さり
前の方では試食もできるようですが商品を1つ頂いてきました。

この漬物は一見、粕漬けの様にも見えますが
一口大の小さい小茄子を白味噌に漬けたもので独特の味わいがあります。
茄子をお味噌と一緒に食べるというのが正しい食べ方のようですが
この漬けてある白味噌だけを御飯にのせて食べるのも美味!

美しい中庭ではサツキが咲いていました。

店の敷地内には公家の鷲尾家に仕えた田辺家雑掌宅跡が残されています。



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平安中期から中世にかけて天台宗の「一乗寺」という大きなお寺があったことから地名が付いた
京都の一乗寺、宮本武蔵と吉岡一門数人が決闘したと伝わる場所は下り松とよばれ
現在は4代目の松が植えられています(初代古株は八大神社境内に保存)
そんな歴史が残る一乗寺の「中谷」さんは和菓子と和スイーツのお店
  
店内には名物「でっちようかん」や季節の生菓子などの他
和と洋を融合させた新しい感性のスイーツが並んでいます。
横から奥にかけては小上がりのカフェスペースがあり
和・洋菓子と飲み物、オリジナルパフェなどが楽しめます。

パフェ類が気になりつつも・・・・「絹ごし緑茶ティラミス」をオーダー
以前、はなまるのおめざ等でも紹介されたことのあるスイーツです。
緑茶シロップを染込ませたスポンジと抹茶ムースが層になり
上には生クリーム&丹波産小豆、黒豆、えんどう豆のトッピング
こってりしているように見えますが甘さは控えめ!
ムースには豆乳を使っているのでカロリーも抑えられているそうです。

ドリンクは一保堂さんのほうじ茶を使った「和風チャイ」を・・・
ほうじ茶を使ったミルクティの中に生姜が入り
ガムシロップの代わりに黒蜜を使うという面白い飲み物!
「いろどりごはん」(995円)という簡単なお食事も頂けます。
  
甘味処で出される緑茶ティラミスは小さな籠に入っていますが
お持ち帰り用は四角い木箱に入ったものもあり(1575円)、1ヶ月待(?)だそうですが通販も可
柳桜園さんのお抹茶や中谷さんの白あんも入っているそうで
正しく京都の和スイーツといったティラミスです。



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「十牛の庭」の見事な紅葉が有名な「圓光寺」さん
今はカエデの新緑と苔の緑が美しく、静かな初夏の庭園を散策することができます。
  
本堂前にある水琴窟から聞こえる涼やかな音色

運慶作と伝わる「千手観音像」や円山応挙作の「竹林図屏風六曲」などの他
出版に使用された木製活字(重文)としては日本最古といわれる5万本もの活字が所蔵されています。
  
書院から見る十牛の庭の新緑


  
サツキはさほど多くはありませんが所々で咲いていました。

京都洛北で最も古い池といわれる栖龍池、境内の山上には家康公を祀った東照宮と村山たか女のお墓があります。
  



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詩仙堂近くの「金福寺」さんもサツキが見頃となっていました。
書院から芭蕉庵に上る石段の横には刈り込みされたサツキが斜面に植えられ立体的な庭が楽しめます。
  
創建は貞観6年(864年)という古いお寺ですが一時荒廃し
それを再興した鉄舟和尚と親交が深かった松尾芭蕉がしばしば訪れたと伝わり
境内の高台には与謝蕪村が再建した「芭蕉庵」が残されています。

芭蕉庵から更に高台に上ると蕪村のお墓があり、俳人達がこのお寺でよんだ句なども所々に書かれています。     
   
芭蕉庵を再興した蕪村が落成の際によんだ句 ”耳目肺腸 ここに玉巻く蕪村庵”

小説「花の生涯」のヒロイン村山たか女(井伊直弼の愛人さん)が尼になり
余生をおくった寺としても有名で書院には遺品などが展示されています。
山門横に建つ村山たか女創建の弁天堂
  



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詩仙堂の門を出ると参道にある小さい茶店「双鳩堂」さん

でっち羊羹や「鳩もち」が有名で
かわいい鳩の形のういろう菓子は手作り感が美味しく
モチモチとした歯ごたえとニッキや抹茶のほのかな味が楽しめます。

以前アップしたことのある三宅八幡神社の茶店で売られている
聖護院八ッ橋さんの鳩もちよりも少し大きめで食べ応えがあり
お値段は3個入380円



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詩仙堂のサツキが見頃を迎えています。
白砂に見事な刈り込みの庭園には赤やピンクの彩りが添えられ新緑とのコントラストが美しく映えていました。
  
徳川家康の元家臣、文人の石川丈山が造営したと伝わる庭
何処からとも無くししおどしの音が聞こえてきます。

初夏の花も咲き始めています。               白く可憐なツゲの花
  
書院には狩野探幽筆の中国の詩仙三十六人の肖像と詩が飾られ
そのことから”詩仙堂”と呼ばれるようになったそうです。

以前は書院から直接お庭に出られるようになっていましたが
現在は一旦門を出て左の回廊から廻るようになっています。
  


庭園内の新茶も芽吹いていました。
   



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創業延享2年(1745年)老舗の京菓子司「俵屋吉冨」さん
小川店に併設される茶房「茶ろんたわらや」は和菓子や甘味が頂けるスペース
店舗右側の小さい門を入ると中庭奥に入り口があります。
中は白を基調とした清潔感あふれる和モダンなインテリア
    
メニューはお店の看板商品でもある「雲龍」と抹茶や煎茶のセットをはじめ上生菓子や干菓子のセット等
中でも手作りのみつまめやあんみつはとても個性的な形で出されています。
真四角の大きな寒天に白と抹茶の小さい白玉がのり
かける蜜は黒・白・和三盆の3種類から選ぶことができます。
大きなスプーンで頂く和スイーツの様な感覚の甘味!和菓子屋さんらしい味わいです。

店内では俵屋吉冨さんのシンボルマーク俵型のお砂糖も使われていました。
  
夏はカキ氷やわらび餅、葛切など爽やかな甘味も・・・

茶房を出て小川店に入りお土産に干菓子を買ってきました。
季節の上生菓子や小川店限定商品なども販売されています。
  



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