スタッフデータ
※お願い: スタッフデータに誤りがある場合は、コメント欄でご指摘ください。
みどころ
なるべくストーリーは書かないようにしていますが多少のネタバレはあります
魔美って、自分がエスパーとして大活躍している夢を見るときは、決まって
チャイナドレスかバニーで、国際的な裏社会の大物を相手に戦うんですよね(笑)
今回はチャイナドレスで大活躍します。もちろん夢の中で(笑)
自らを「エスパーおマミ」と呼ぶあたり、なんか漫画の影響が強いんでしょう(^^);
まあ、そういうバカっぽいところが笑えるんですけど(笑)
画像アップは前回限りのつもりだったんですが、百聞は一見にしかずなので・・・
今回の作画は富永さん風にも見えますが、アップになると違う感じもあって・・・
しかも前回の作画とも全然違っていて・・・試行錯誤かな? ←しつこい
コンポコに起こされて時計を見ると8時すぎ。大あわてで学校に行く用意をする魔美。
・・・日曜なのに(笑)
学校にテレポートしようと思ったのに、全く出来なかった魔美は、超能力を開発して
ちゃんとしたエスパーにならなければ!と思うのでした。
そんなとき、タイミング良く高畑から電話。
いまだに自分がエスパーだと思いこんでいます。
魔美は自分こそがエスパーだと打ち明けなければならないとは思いつつ、高畑理論
を聞くうち、その話に夢中になり、話す機会を逃してしまうのでした。
このあたりは、原作では魔美が高畑の電話で呼び出され、高畑の家を探して訪ねて
いき、話します。アニメでは、高畑が途中まで迎えに来て、道路でバッタリ出会い、
公園に行って話をします。一見、些細な変更なんですが、良い雰囲気になってます。
原作の高畑は、猪突猛進というか、思いこんだら即!タイプで、魔美を自分の家に
呼び出すことしか考えていません(笑)。(Fキャラの男の子って、多かれ少なかれ、
そういうところがあります。極端な例が短編「四畳半SL旅行」のヒロミくんですね)
アニメの高畑は、そこらへん結構優しいところがあります。
まあ、たまにニタニタ笑ったり、ちょっと気持ち悪いときもありますけど(笑)
その後、魔美・永遠のライバル(?)、黒雪妙子登場。
アニメの設定では、高畑の従姉妹です。全然似てないけど。
原作では「ずうっとむかしからの親友よ」と自己紹介しています。どういう関係だ?(笑)
そしてポーカーの勝負をする二人。
魔美は(偶然とはいえ)妙子の心を読むという禁じ手を使って勝利します。
でも変えたところでハートの4と8が来なかったら、ストレートフラッシュにはならなかった
わけですから、強運の持ち主でもあるんでしょう。ちょっとズルいけど(笑)
フォアカードだった妙子は納得できず「イカサマよ!」と魔美をののしります。
舞い込んでくる桜の花びら・・・しばしの間・・・
「ちょっとそのカード見せてごらんなさい!」
「どうして?」
「どうしてもよ!!」
ブチ切れた妙子は二人に飛びかかります。
ちょっとすごいシチュエーションですが、原作の妙子はものすごい形相をして、
「殺してやる!! キーッ」
だから、それよりはソフトになってます(^^);
飛びかかる妙子に向け、魔美は例のまことちゃん指、高畑は何故かピースサインで
「テレポート!!」
と叫ぶと、次の瞬間、妙子はベランダへ・・・
この演出が私的にはかなり好きなんです。
原作での妙子は、どこへ飛んでいったかわからない(おいおい)んですが、アニメでは、
いきなりベランダに飛ばされ、ポカーンと空を眺めている描写を1カットでやっています。
そこに散っている桜の花びら・・・少し不思議描写の真骨頂だと思います。
こんなの、超能力も何も知らない妙子にとってはトラウマ級の体験でしょうけどね(笑)
もちろんテレポートさせたのは魔美ですが、高畑はすっかり自分がやった気になっていて、
自分がエスパーだとは言い出せない魔美・・・この辺が第4話に繋がっていくわけですね。
この回の演出を担当した須永さんは、どちらかというと「プロゴルファー猿」や「ビリ犬」
など、A作品の演出を担当することが多かったんですが、「魔美」でも、今回のような
重要な話で、私的にはかなり良い雰囲気の演出をしてくれていたので、わずかに演出1回、
絵コンテ3本だけで降板してしまったのが惜しまれます。(その後「猿」に戻られます)
ラストで、むなしくチャイムを聞く魔美の肩に止まる蝶々も良い雰囲気です。
あーあ・・・また長くなっちゃった(^^);
まあ、最初のうちだから、画像も使ったり、ちょっと密度が濃くなっちゃってるんですが、
多分だんだんと、画像もないあっさりしたレビューに、自然と変化していくと思います。
そうしないと、12月までに60話までレビューなんて、到底無理ですので(^^);
サブタイトル: | 超能力をみがけ | ||||||||||||||||||||||||
原作: | コロコロ文庫(1) 超能力をみがけの巻 | ||||||||||||||||||||||||
脚本: | もとひら了 | ||||||||||||||||||||||||
演出: | 須永 司 | ||||||||||||||||||||||||
絵コンテ: | 須永 司 | ||||||||||||||||||||||||
作画監督: | 富永貞義 | ||||||||||||||||||||||||
作画監督補: | 堤 規至 | ||||||||||||||||||||||||
原画: | スタジオリバティ なかじまちゅうじ/畑良子/高橋邦仁/尾崎直志 | ||||||||||||||||||||||||
声の出演: |
| ||||||||||||||||||||||||
地上波放送日: | 1987年 4月 14日(藤子不二雄ワイド枠内) | ||||||||||||||||||||||||
関連商品: (Amazon.co.jp) | コロコロ文庫 エスパー魔美 (1) (小学館) エスパー魔美 DVD-BOX 上巻 (ジェネオン エンタテインメント) |
みどころ
なるべくストーリーは書かないようにしていますが多少のネタバレはあります
魔美って、自分がエスパーとして大活躍している夢を見るときは、決まって
チャイナドレスかバニーで、国際的な裏社会の大物を相手に戦うんですよね(笑)
今回はチャイナドレスで大活躍します。もちろん夢の中で(笑)
自らを「エスパーおマミ」と呼ぶあたり、なんか漫画の影響が強いんでしょう(^^);
まあ、そういうバカっぽいところが笑えるんですけど(笑)
画像アップは前回限りのつもりだったんですが、百聞は一見にしかずなので・・・
今回の作画は富永さん風にも見えますが、アップになると違う感じもあって・・・
しかも前回の作画とも全然違っていて・・・試行錯誤かな? ←しつこい
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
コンポコに起こされて時計を見ると8時すぎ。大あわてで学校に行く用意をする魔美。
・・・日曜なのに(笑)
なんとなく・・・目が、ハットリくんの弟シンゾウっぽい? いや、似てるというより、どことなくなんとなく・・・(^^); この回の実質的な作画監督って、なかじまちゅうじさん じゃないの?(^^); スタジオリバティが原画描いてるし・・・ 一応、富永さんもチェックしてはいると思いますが・・・ マニアのためクレジットは正確に(笑)>シンエイさん | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
学校にテレポートしようと思ったのに、全く出来なかった魔美は、超能力を開発して
ちゃんとしたエスパーにならなければ!と思うのでした。
そんなとき、タイミング良く高畑から電話。
いまだに自分がエスパーだと思いこんでいます。
魔美は自分こそがエスパーだと打ち明けなければならないとは思いつつ、高畑理論
を聞くうち、その話に夢中になり、話す機会を逃してしまうのでした。
このあたりは、原作では魔美が高畑の電話で呼び出され、高畑の家を探して訪ねて
いき、話します。アニメでは、高畑が途中まで迎えに来て、道路でバッタリ出会い、
公園に行って話をします。一見、些細な変更なんですが、良い雰囲気になってます。
原作の高畑は、猪突猛進というか、思いこんだら即!タイプで、魔美を自分の家に
呼び出すことしか考えていません(笑)。(Fキャラの男の子って、多かれ少なかれ、
そういうところがあります。極端な例が短編「四畳半SL旅行」のヒロミくんですね)
アニメの高畑は、そこらへん結構優しいところがあります。
まあ、たまにニタニタ笑ったり、ちょっと気持ち悪いときもありますけど(笑)
その後、高畑家へ。 高畑理論を証明すべく、実験しますが、大失敗。 それで、ぼんやりと何故失敗したのか考えるのがこのシーン。 このカット、何気ないんですが、私は実に好きなんです。 高畑家に舞い込む桜の花びら・・・のどかに眺める魔美・・・ その横の高畑は、桜を見つつも実験のことで頭がいっぱい(笑) | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
色々とあった末、こんなことになってしまいます(笑) これはイタい。見事に決まっちゃってますね。 高畑の顔が、まるで猪八戒みたいになってます(^^); なんでこんなことになっちゃったかは、DVDか原作をどうぞ(^^); このレビューは、多少のネタバレは仕方ないにしても、 作品を観てもらいたいというのが、第一の目的なんです。 | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
その後、魔美・永遠のライバル(?)、黒雪妙子登場。
アニメの設定では、高畑の従姉妹です。全然似てないけど。
原作では「ずうっとむかしからの親友よ」と自己紹介しています。どういう関係だ?(笑)
そのうち、高畑をめぐって女のバトル勃発!!(笑) 「ぼくがどうするかくらい、自分で決めるのに・・・」 「このさい、あなたの意志なんて関係ないの!」 「そう!あたしと、黒雪さんの問題なのよ」 高畑、立場ナシ(笑) | |
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
ちなみに原作ではこんな感じ。 もっと過激です(笑) 画質が粗すぎでスミマセン。 (C) 藤子プロ・小学館 |
そしてポーカーの勝負をする二人。
魔美は(偶然とはいえ)妙子の心を読むという禁じ手を使って勝利します。
でも変えたところでハートの4と8が来なかったら、ストレートフラッシュにはならなかった
わけですから、強運の持ち主でもあるんでしょう。ちょっとズルいけど(笑)
フォアカードだった妙子は納得できず「イカサマよ!」と魔美をののしります。
舞い込んでくる桜の花びら・・・しばしの間・・・
「ちょっとそのカード見せてごらんなさい!」
「どうして?」
「どうしてもよ!!」
ブチ切れた妙子は二人に飛びかかります。
ちょっとすごいシチュエーションですが、原作の妙子はものすごい形相をして、
「殺してやる!! キーッ」
だから、それよりはソフトになってます(^^);
飛びかかる妙子に向け、魔美は例のまことちゃん指、高畑は何故かピースサインで
「テレポート!!」
と叫ぶと、次の瞬間、妙子はベランダへ・・・
カメラが移動→ | ||
(C) 藤子プロ/シンエイ動画・小学館 |
この演出が私的にはかなり好きなんです。
原作での妙子は、どこへ飛んでいったかわからない(おいおい)んですが、アニメでは、
いきなりベランダに飛ばされ、ポカーンと空を眺めている描写を1カットでやっています。
そこに散っている桜の花びら・・・少し不思議描写の真骨頂だと思います。
こんなの、超能力も何も知らない妙子にとってはトラウマ級の体験でしょうけどね(笑)
もちろんテレポートさせたのは魔美ですが、高畑はすっかり自分がやった気になっていて、
自分がエスパーだとは言い出せない魔美・・・この辺が第4話に繋がっていくわけですね。
この回の演出を担当した須永さんは、どちらかというと「プロゴルファー猿」や「ビリ犬」
など、A作品の演出を担当することが多かったんですが、「魔美」でも、今回のような
重要な話で、私的にはかなり良い雰囲気の演出をしてくれていたので、わずかに演出1回、
絵コンテ3本だけで降板してしまったのが惜しまれます。(その後「猿」に戻られます)
ラストで、むなしくチャイムを聞く魔美の肩に止まる蝶々も良い雰囲気です。
あーあ・・・また長くなっちゃった(^^);
まあ、最初のうちだから、画像も使ったり、ちょっと密度が濃くなっちゃってるんですが、
多分だんだんと、画像もないあっさりしたレビューに、自然と変化していくと思います。
そうしないと、12月までに60話までレビューなんて、到底無理ですので(^^);