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新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

恋の歌に助けられ

2019-12-18 04:21:44 | Weblog

 おはようございます。

 最近、児童の読解力が著しく低下したようです。スマホが一番の原因か。ゲームに興じ、友人とSNSでやり取り。読解力が低下しゲーム力が向上し、仮想の軍隊に役立つのか、哀れです。

 ゲームやスマホより読書です。最近の流行作家より戦前の文豪。どうすれば児童に読ませられるか。文科省や教育委員会は期待できません。前例のない解決策は想像できず、民間業者に丸投げします。

 国語の授業で文章を読ませ感想文を書かせ、推薦図書の感想文を夏休みの宿題にするのが逆効果。読書嫌いを増やし、ゲーム好きを増やすだけでしょう。

 テストも習字もない成城学園初等科育ちは漢字書き取りが苦手でした。でも冒険科学小説、少年探偵団、昆虫記、伝記などの読書が好きでした。学校を病気で休むと1日中漫画月刊誌でした。

 芭蕉、蕪村、一茶などの俳句カルタを兄が叔父から貰ったか毎年正月に親や兄と数回し、小学生の私も良い勝負でした。百人一首は父に歯が立たず、毎年1回で終わり、坊主めくりをしました。むすめふさほせなど得意な札がありました。

 クラス全員の作文を先生が文集にまとめました。私の作文が変だと兄に揶揄され、人に読まれるのが嫌いになり、文集を全部捨てました。中学では国語を勉強せず、先生に腐され、ますます嫌いになりました。

 東大受験に読書が必要と思い、高校2年の夏休みに岩波昭和文学全集に挑戦。1か月朝から晩まで読みました。源氏物語を源平合戦の話と誤解し、誰かの源氏物語を読み始め、英語や数学の勉強に飽きると読みました。数学と読書は人並み以上かも。

 教科書の枕草子は名前も好きでした。清少納言の言い回しを今も真似しています。落語と芥川が好きな私は徒然草も好きでしたが、与謝野鉄幹と晶子は嫌いでした。何と、その孫の当時の文部大臣の甥が家の店子になり、ひどい店子でした。

『恋すちょうわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか 』『陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに』『忍ぶれど色に出にけり我が恋は物や思うと人の問うまで』悩み多き青春時代を和歌の勉強で乗り切れました。

 随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。今日はここまでにします。

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