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日本語は素晴らしい

2017-07-29 04:15:11 | Weblog

 おはようございます。

 私もボケました。オブジェクト指向は大きすぎる概念です。1枚の図像を持った提案書にはできそうもありません。今日は想い出したことを書き、イメージ化はペンディングです。すみません。

 富士通の小型機にいた頃、情報システムの技術者の多くがシステム開発や操作や維持や検証を容易にするため、一度作ったプログラムやノウハウを再利用できるようにしたいと考えていたと言っても過言ではありません。阿保の私も、システムの天才、中村洋四郎さんもその一人でした。富士通の言語処理プログラム課長さんはベンチャー起業し成功しました。

 アランケイ博士が、衝撃的な論文をIEEEのコンピュータ誌に公開し、世界中の情報分野の研究者や技術者に衝撃を与えたと思います。先立つ長い研究がXeroxパロアルト研究所を中心に全米の先端大学で行われていたでしょう。MITなどで私が見た研究もその一部のようでした。私は夢のコンピュータになる、コンピュータを特殊な世界の商品から、子供がユーザーの主役になると思いました。そのモデルがSmalltalkとダイナブックでした。その結果は今のスマホなら情けないですが。

 今のノートブックPCのようなダイナブックの言語およびシステムがSmalltalkでした。情報システムの技術者の夢を実現する研究だと私は考えました。誰もがでしょう。しかし本体屋の富士通では無理。シャープなら可能かもと思いました。Smalltalkの波長に軽薄短小の会社は合っていると思いました。

 SmalltalkやDynaBookに関係した論文を漁り、私は日本語優位と認識しました。操作対象を指示し、操作を指定する順は日本語の目的語と他動詞の順序と同じだと。主語がない文章の文法は明確ではない、日本語は曖昧な、文法のない、いい加減な言語だと、日本人を貶めていたのは日本人の似非専門家。ドイツ語ベースのヨーロッパ言語の学者や思想家の物まねや論文が好きな日本人。戦前戦後の日本の言語研究者は皆日本語が嫌いのようでした。お天道様に恥ずかしい奴。

 日本語は世界に二つとない、頭をよくする、短く意味を伝えられる言語だと私は信じていました。日本語の特徴を生かしたシステム開発をしたいと、大人になりそこなった若者は考えていました。なにせ、ガキの頃、後に東大先生の医者になった2人の叔父と、役者になれず、東宝で映画や遊技場を企画した叔父と夏休みは遊びの口喧嘩。物理的には抑え込まれても口なら負けていませんでした。日本語の利点を自然とマスターしていたのかも。主語を定義しない論理は再利用が容易、人間は状況を基に考えている、そば屋で、私は天ぷらそばと言えば、天ぷら蕎麦を食べたいこと、自分は蕎麦ではないからです。

 今日は私がSmalltalkに惚れ込んだなれそめの概観だけでした。図像は難しくてできませんでした。明日もかも。今日はここまでにします。

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