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随時随所楽しまざるなし

あうらの占いは凶

2016-08-22 11:58:26 | 小論文

 こんにちは。

 今日は風雨が酷く、家で過ごして居ます。リンクを付けて、あうら橘の記事を書こうと思いました。私の成城時代の先輩がまだ経営者なのか定かでなく、あうら橘の各情報をそのホームページでアクセスしていました。橘の女将は凄かった。あうらの未来は心配になりました。

 あうらとはラテン語で微風とか雰囲気とか輝きの意味があると受付の男性が説明してくれました。海外の観光客が狙いなのかも。だって昔は橘でした。何故、あうらと付加し、改称したのか関心がありました。私はあうらとは足裏のこと、あしうらを短く言うとあうら、足裏占いでしょう。手相と同じ理屈かも。この言葉は古い言葉、占の詳細は不明。昔、女将さんが何れをメインに付けたのか、定かではないのでは。真実は藪の中。

 あうら橘は創作の和食料理がうたい文句のよう。ホームページでも分かるでしょう。それが狙いで私は露天風呂付個室をお願いしました。夜も、翌日の朝食も素晴らしいお料理だと言えるでしょう。料理長の創作だそうです。特別な食材を使わず、神奈川の山々の食材や小田原の海産物を使った多様な料理。本当に綺麗。ホームページの、料理タグをクリックすれば写真を見られます。写真通り。白を基調とした多様な形の小皿に私たち年寄りに適した量が盛られていました。素晴らしいデザイン。イメージを刺激されます。

 最近の若い人はダイエットを心がけているため、若い二人の記念旅行に最適だと思いました。事実、レストランの私のテーブルの、周囲は男女の二人連れと母親と娘さんに見える二人客が多かったように覚えています。女性に喜ばれるお料理が人気の秘密かもしれません。

 チェックイン時もチェックアウト時も、あうら橘の違う二人の受付担当者に私の名刺を渡しました。経営者は成城卒の先輩のはず。多分、兄の同級生。経営者は1か月に1回しか橘に来ないようですが、来たら渡してほしいとお願いしました。でも、半年以上たちましたが、メールも電話もありませんでした。貧乏人はクレーマーだと思われたのかもしれません。

 ここから私の悲惨な話。チャックインし、個室の浴槽にお湯が満々。私は喜んでまずお風呂。所がトラブル発生。洗面所で顔を洗おうとしていた妻がお湯が出ない出ないと騒ぎました。私は裸のまま洗面所の下に顔を入れて、水とお湯を全開にしようとしました。でも両方ともに全開なのか、回りません。そこで部屋の電話でフロントに洗面所のお湯が出ない、何とかして欲しいと頼みました。しばらく待って居たら温かくなると言われ、3分待っても温かくならず、2度目の電話。調べると言ってしばらくお湯が出なかったらまた電話して欲しいと言いました。1分もしないうちにお湯が出始め、妻は日焼け止めクリームを落とすことができました。この間、私は裸でうろうろ。まあ何とか、ここまではまだよかったのです。

 次に妻が裸になり、お風呂に入ろうとしました。部屋のブラインドを下げて、と言いました。私は裸のままブラインド操作をしました。ところが、どうやってもブラインドが下がりません。私はこれでも機械科卒、機械には強いのです。このブラインドは機構的に落ちない、故障していると妻に言いました。妻はふくれっ面。出てきて浴衣に着替えました。そして私はフロントにまた電話しました。部屋のブラインドは故障中、すぐ直してほしいと。

 しばらくして、気の良さそうな若者が来ました。ブラインドと悪戦苦闘。10分ほどいじくっていましたが、諦めました。故障している、直せない、修理の会社を呼ぶ、明日になる。部屋を替わってほしいと言われました。私も妻も裸に浴衣を着たような状況。冬の箱根に対応した厚着が掛かったたくさんのハンガー。貴重品ボックスに入れた携帯電話や財布などなど。バッグは開いて物をとりだし、机に並べたような状況。それを慌てて部屋変えです。昔の国替えの苦労を味わえたと思って良しとしました。

 実はここからも事件。私はあわてて大荷物で部屋替えし、大事なものを部屋に置き忘れました。良く気が付いたものです。自分を褒めたい所。慌ててまたフロントに電話。何で私が、フロントに詫びて、きた人にお礼を言わなければいけないのか分かりませんでしたが、気の良さそうな若者でしたので、お礼を言って二人でまた前の部屋にに入り、忘れ物を取ってきました。明日になったらどうなっていたか分かりません。部屋の荷物くらいお前たちがしろよ、と言いたい言葉を飲み込んで。 

 翌日のチェックアウト時に支配人か責任者か担当者がお詫びの言葉を言うと思っていました。それが私の常識であり、言葉は言霊、想いは通じます。料理長の腕も、お料理の皿も、お料理も泣いていたように私は思いました。私は、ありがとうございました、だけ言って翌朝、早々にチェックアウト。もちろん歩いてです。どんなに美味しい美しい料理があっても、責任者が全責任を負わないホテルは御免です。形ではないのです。思いです。謝っただけで済むことも多いのが人生でしょう。

 箱根にももう行きたくありません。多分もう行きません。昔の箱根はなくなったからです。文句が長くなりすぎました。まだまだ続きますが、今日はここまでにします。次は端折って簡単にしたいと思っています。

 追記です。今日、ブログ記事を書くため、たまたま橘のブログを見ていました。支配人が私の知り合いか写真があるかとアクセス。しかし横顔の写真しかなく、すでに60年近く経っていて、私の先輩が支配人なのか分かりませんでした。天成園の紹介はあうら橘のダイニング担当者のブログにあります。支配人と作成者が一緒に湯本を歩く記事が3つ、その中に、天成園の写真がありました。箱根にはもう行く気はしませんが、もし行かなければいけない用事ができたら、今度は天成園に泊まりたいと思っています。やはり私は箱根でも庶民派です。中庸を旨としています。

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