おはようございます。
スポーツコースの先生は体育と社会が専門の人が多く、英数国は担当外の人が多いようでした。生徒さんの得意科目にも似た傾向がありました。小論文や志望動機書を書くのは嫌いな先生も多く、進学科の国語の先生が周囲から添削や代筆を頼まれていました。新人も教えて貰えず、させられていました。
そこで私は誰でも書ける容易な書き方を、言い換えると、不得意な人が不得意な人に教える型を創りたいと思いました。難しいほど面白いと思うのが変わり者の私。今回のリンク先の箇条書きが、小論文を書けないスポーツコースの書き方です。
この書き方は大学で身に付けました。当初、評価と出欠記録に使うため、感想を毎回小テスト、面倒なので箇条書きをさせました。これが良いと分かりました。会社の指導に比べ、小テスト指導は楽でした。高校の非常勤になり、数年間、スポーツコースで箇条書きをさせ、得られた枠組みが今日の参照記事です。
この枠組みで素直に自分を自己紹介すれば、志望動機の原案になります。10人程度なら楽に進路指導できました。上手くでき、先生なら1クラス程度の人数まで容易に指導できるシステムを定義して、特別指導員に開発依頼をし、一応完成しました。
実験を始められる段階になり、結果はどうなったと思いますか。何と一度も使われませんでした。私は生徒さんとメールが禁止になり、指導員は急に首になり、彼が契約していたサーバーは胡散霧消しました。
システムは大和の主砲と同じでした。一度も使われず、消えました。私は変わり者、だからこの世は面白いと思います。運用していたら、また新しい問題が発生し、解決のために働き過ぎ、お陀仏になったかも。南無大師金剛遍照。
今日はここまでにします。