創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

ウサギは年寄りも跳ねる

2011-01-25 09:29:54 | Weblog
おはようございます。

 サイトの読者の皆様、ご無沙汰していて済みませんでした。また投稿をしばらくします。何時まで続くか、その頻度も、本人もわかりません。歳をとるほどズボラ、いい加減さが増してきました。子供時代の私にどんどん戻っています。気短、即決、行動、直観だけの小学校時代。対象は食べ物と野球と将棋とガールフレンドの視線。その判断力は今以上。今の興味対象はビジネス、人材育成、メディアリタラシー、そして歴史。今回のシリーズは直感を頼り、メディア情報をいい加減に参照し、記憶の混沌の海から記事を書きます。

 当方のブログは参照、引用、批判など自由です。要旨は読みにくく、悪文なのはご容赦ください。此処で余談です。小論文を教えていたとき、学生が文頭に「なので」と使うのがたまらなく嫌で、修正させました。最近、アナウンサーが「なので」を先頭に話します。新聞記者も使います。インターネットのブログや記事は「なので」のオンパレード。「なので」は文頭に置く用法が普通かも。それだからこそ、棺おけに片足を入れたまま、またブログを再開したくなりました。

 さて、今年はウサギの年。年賀状で色々なウサギさんの絵や写真を頂きました。皆さんはどんなウサギさんだったのでしょう。私はウサギと聞くと、ウサギと亀の昔話をまず思い出します。そして、因幡の白兎。二兎を追う者、一兎も得ず。子供のときに見た、ディズニーアニメの不思議の国のアリス。そして、昨年の3D実写映画のアリスです。不思議の国のアリスは、アリスを不思議な国へ誘う可笑しなウサギから話がスタートします。昔のアニメは最高傑作のアニメ。今回の映画も記録的に大ヒット。筋が奇想天外だからヒットしたとは私には思えません。お定まりの夢でエンドし、中身の逸話も驚く話はありません。しかし、不思議の国のアリスは、聖書に続く、世界第二位のベストセラー。不思議ではありませんか。

 アリスのストーリーの根幹は教育論だと、私には見えます。アリスが扉を開けるたび、新しい不思議に出くわします。子供は不思議の扉を開けて、冒険し、失敗し、経験し、成長するのでしょう。世界は小さくも大きくもなります。周囲の視点が大きく変わることを語っています。そして登場のキャラクターはほとんど楽屋落ち、作者の村の住人を面白く描いています。全編を通じての特徴は言葉遊び、駄洒落です。駄洒落こそアリスの特徴です。

 駄洒落こそ不思議です。オヤジギャグは若者に馬鹿にされます。しかし、駄洒落こそ難しいのです。言葉を知らないと出来ません。出来ないから、悔しくて、若者はオヤジギャグと言うと私は考えています。何故なら、駄の言葉は卑下だからです。「つまらないものですが」と高価なものを渡す日本の文化から生まれています。駄洒落は江戸の教養人の遊びであり、楽しいお酒のおつまみだったのです。今でも駄洒落が好きな私はこのように確信しています。

今日はここまでにします。
コメント
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