白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

地震

2007-03-05 09:39:53 | その他
最近バークレーでは地震が多い気がする。
12月から一月にかけて震度3の地震が数回あった。
カリフォルニアは日本同様地震の多いところ。
日本は沈むプレートなのにたいし、ここはずれるプレート。

先日の夜、親子三人みんなで団欒の時を過ごしていた。
マー君は床に寝そべって線路と汽車のおもちゃで遊んでいる。
そこへ、ガタガタっと小さい揺れを感じた。
「え?地震?」
っといったその時、ブブブンっと大きなのがきた。(震度4だったそうです)
「わ~マー君、お家がゆれたねぇ、地震っていうんだよ」っと何気なしに話したものの、マー君はよほど怖かったらしく、泣きそうな顔をしている。
それから数分間ブランケットにうずくまって動かなくなってしまった。

へぇ~、子供ってこんなに恐怖を感じるんだぁ、なんて夫と関心してしまいました。
まぁ、とは言っても数分もすればすっかり恐怖心などなくなって、元気一杯もとのマー君。
「お家がブンブンブン、お家がブンブンブン。What happened to the house?」を繰り返す。
「地震だったんだよ、地面がゆれたの、だからお家も揺れたんだよ。」と説明するけれど、どうも納得できない様子。

そして自分で納得できる答えを思いついた。
「お家のエンジンがかかったんだよ。お家の船、エンジンスタート!ブルン。」
なるほど面白い発想だ。

その次の日も、そのまた次の日も、3日経っても同じ事を言っているマー君。
CEIDの先生にもグランマにも、近所のおばちゃんにも、
「お家がブンブンブンってゆれたよ。お家の船のエンジンがスタートしたから、ブルルンって揺れたんだよ。」
っと自己分析して出た理由まで加えて皆さんにお話するマー君。

子供の発想とはなかなか面白いもんだ。
っと同時に地面が動くというものは、マー君の理解をはるかに超えているようです。



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