白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

絶えないケガ

2018-06-17 12:38:59 | RP
どうしても、ぶつかってしまう長男。

ドアの広さが分からないのか、肩のあたりから体当たりするように、ドアの枠にぶつかる。

足元が見えないため、しょっちゅう物を蹴飛ばしてしまう。
床に物を置くなといくら言っても、した二人はいつも床に物を置きっぱなしにし、
それを長男が踏んだり蹴飛ばしたり。

先日はコーヒーテーブルを蹴飛ばして、右足の小指の爪が剥げてしまった。

額にはいつもたんこぶがある。
前のが治る前に、同じところを打つものだから、額の同じところに常にたんこぶがある。

夏休みに入って、子供たちはデイキャンプに行くことになった。
毎日バスで山や海や湖に行って遊ぶ。

長男は、グループリーダーの補佐役として参加した。


「森の中で鬼ごっこするんだよ。なんでみんなぶつからずに、転ばずに走れるんだろう?」

あまり考えてなかったけど、山や海のようなところでは足元に注意しなきゃいけない。
そしたら、木の枝にぶつかってしまう。

危ない。
大丈夫か?

最初の週、いきなり大けがをして帰ってきた。
傾斜の急な坂で、木の根っこにつまずいて転んでしまったらしい。
傾斜が急なので、そのままころころと転がってしまったとかで、
肩から足まで、体中すり傷を作って帰ってきた。

痛かっただろうに。
不便なだけじゃなくて、痛い思いまでしなきゃいけないなんて。

2か月分お金は払っていたけど、サマーキャンプはもうやめにした。
長男には無理だ。