白杖のトライリンガル

難聴だけじゃない?網膜色素変性症を併せ持つアッシャー症候群の息子達の日常を母の目からつづります。

サンフランシスコの街角

2006-08-25 03:21:18 | その他
気付けばもう8月も終わり!
季節がはっきりしないところに住んでいると、今は夏なのか冬なのか考えてカレンダーを見ていないとわからなくなってしまう。
四季がはっきりしている日本で育った私としては、何年経ってもこの感覚にはなじめない。

8月に入ってず~っと、サンフランシスコは最高気温15度くらいの日が続いている。
内陸との温度差が少なくなってくる9月辺りになると、暑い内陸が冷たい海の風を引っ張らなくなり、暖かくなる。それがベイエリアの夏だ。

寒いからと言って暖房が入らないのが8月。
仕事をしていると足腰が冷えるものだから、ちょっと街角のお店でひざ掛け毛布を買ってきた。
サンフランシスコの夏に手編みのセーターや帽子、マフラーを売るのは、なかなか賢いかもしれない。
だって、大手のデパートなどは、夏には夏物しか売ってない。
私が始めてSFに来たときは7月だった。こ
んな寒さを知らない私はもちろん夏服しかなくあわてて買いに出たものの、お店にも夏服しか置いてなく困り果てた。
仕方なく山用品屋でフリースやジャケットを買う羽目になった。山用のものというのはどれもバカ高くて、何百ドルも出して、フリースを1枚買ったものだ。

だからサンフランシスコの夏の寒さを甘く見て来た観光客が、こういう店に飛びつくのもよくわかる。
あまりの寒さにホテルのタオルを体に羽織って歩いている人なんかも見かけるんだもの、笑っちゃう。

ついでに撮った街角のお花屋さん。
誰かが言ってたっけ、アメリカでは花は開いてないと花ではないっと。
だから花屋には見事に開いた花だけが置いてある。
この花屋を眺めて、う~ん納得。