親近感

夜７時半ころ、車で走っているときに知人の女性を見かけた。
以前は別の場所だが見かけたのは今度が２度目で同じ格好をしている。
ウォーキングシューズで背中に小さなリュックを背負って手を大きく手を振って大股で歩いている。

ふと気づいたのは、結構お腹が出ているぞ、と言うことだ。
涙ぐましい努力をしているわけだ。
どっかのママさんが「気づいても女性には絶対言っちゃだめよ」と言ってたことを思い出す。

彼女は少しツンツンしているが、今夜でいきなり親近感が湧いてきた。
といっても私は不思議とメタボじゃありません。

和久井映見

「ちりとてちん」の総集編前後編を２日にわたってやっていた。
このドラマを見ていて思うのは、どの役をやっている人も輝いて見えることだ。
ドラマ出演のほとんどすべての人が個性的な役を演じ飽きさせない。

特に印象に残るのが母親役の和久井映見さんだ。
娘に「お母さんのようにはなりたくないの！」と叫ばれて「えっ、どういうこと」という表情が悲しみに変わっていくあの表現が忘れられない。

同時に若狭ちゃんの「ああっ、私なんてことを言ってしまったの」という表情、かといって言ってしまったことは取り返しがつかないという悲しみの顔も見事で泣かせる。

名作だった。