思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

気になる台詞

2005年07月07日 | Weblog
今度の演劇に中に出てくる台詞。
「あれがなければ私たち全員、生涯が変わってたと思う」

あれというのは、人間の狂気がもたらした悲惨なある殺人事件のことをいっている。
そのことのために関係者が後悔に苛まれながら不幸な人生を送ったという設定になっている。
ある程度不可抗力の事件ではあるのだが、良心の呵責という感情は尾を引くかもしれない。
その光景に何十年も引きずられて苦しむ。

ただ何となく違和感を感じるものがあって納得できない台詞だ。
私自の人生については、あれがなければ人生が変わっていただろう、というような事件はなかったし、そういう捉え方もしたくない。
良いことにしろ悪いことにしろ、そのことで人生が変わったとは思いたくない。
逆にそんなことで人生変えられてたまるか、という気持ちになる。
現実には日々の出来事がその後の人生に影響を及ぼさないはずがない。
就職した会社、結婚した女房、親しくした友人、いろいろの失敗と成功、誹謗中傷、人との別れ、全てその後の人生を変えているはずだが、もっと別の人生を歩めたはずだったという後悔には結びつけたくない。

全て自分が選択した人生と考えて生きていくべきだ。

今日のテレビである老齢の女性歌手が「何があっても、めげない生き方」を心情にしているという意味のことを言っていた。
小さいころから世の辛酸を舐めてきて、病気と闘い生きてきた人が言うと、思わず納得してしまう。
人生を生き抜くための悟りの境地に達しているような言葉だ。


突然の雷雨

2005年07月07日 | Weblog
先ほど外を歩いていたときは、カンカン照りだったのに突然空が真っ暗に、部屋の中もいきなり暗くなってしまった。
突然突風混じりの雨が横殴りに落ちてきた。
激しい雨音の中で、雷音が遠く近く鳴り響いた。稲妻とともに雷鳴が、大きな岩石が山を駆け下るように長く続いた。断続的に雷音がとどろく。突然近くで大きく鳴り響く。

窓から見る街の通りは人通りが途絶えた。
みなジッと身を潜めているのだろう。
雨の中を走る車の音だけが聞こえてくる。

ビル群の壁も洗い流されている。公園の木々もシャワーを浴びて生き返っているだろう。

水と光と音を使って、薄明かりの中で自然がちょっとしたドラマを演じた。
畏敬、畏敬。


日本の財政破綻

2005年07月07日 | Weblog
国と地方自治体を含めた長期債務は1000兆円近い額で、国民1人当たりに換算すると約800万円になるらしい。
つまり1人当たり800万円の税金を先使いをしているわけで、将来税金で穴埋めしなければならない債務だ。
しかもどんどん増加している。
国家の家計簿は、収入の全ては税金だ。
もっと現状を分かり易く詳らかにすべきだ。
海外への資金援助は先進国の義務みたいに言われているが、高度成長時代が終わったわが国は現状どおり続ける必要があるのか。
少子化老齢化社会に向けて、高度な福祉型社会に変換を迫られているときにこのままでいいとは思えない。

恐らく今後はとんでもない増税が始まる。
消費税は30%なんて時代が直ぐに来る。福祉のためとかインチキの大義名分をかざして。

富裕層と貧乏人に益々2極分化していく。
富裕層は増税なんかなんとも思っていないだろう。
一握りの金持ちと大部分が貧乏人と感じる社会が到来する。

今は、経済大国といわれているが、精神的にゆとりを感じるには程遠い。
大部分の人が将来に何らかの経済的不安を感じている。精神的にはストレスになっている。

日本は大丈夫なんだろうか。
構造改革?社会経済構造を徹底的に見直して、真の構造改革に早く手をつけていただきたいものだ。