思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

テロ対応能力

2005年07月08日 | Weblog
テロの原因、国家間の対立、宗教間の対立、富める者と貧しき者の対立、そんな原因が根本的に取り除かれないとテロリズムは解消されないとか言われている。
そうであれば、今後益々テロが横行することになる。
恐ろしい時代になった。
そして我々一般人には防ぐすべがない。
サリン事件を思い出す。

兵器は益々小型化し、爆弾の性能も向上しているだろう。
最悪の場合、核兵器だって狂気のテロリストによってテロの武器に使われないとも限らない。

次の標的はアメリカ追随国家である日本か。
首都、新幹線、愛知万博、原子力発電所、いずれも狙われたら大変なことになる。
もっと意外な手薄なところが狙い撃ちされ、あっと驚くかもしれない。
日本の対応能力はどうなのだろうか。
平和ボケしてきたから、対応能力は疑問だ。
今のところ、アメリカもテロから日本を守る手段は持っていないだろう。
早く対テロ防衛の強力な専門部局と専門部隊を創設して徹底管理すべきではないのか。
一度痛い目に合わないと動き出さないのか。

西欧諸国は、空港とか重要建築物とかでよく自動小銃で武装した兵士を見かける。
日本ではそんな武器で武装した自衛隊員が街に立っていたら、問題にされそうだが。

対テロに関しては、日本もおっとり構えていられなくなってきているのではないか。
政府は早く動き出すべきだ。
訳の分からん郵政民営化なんか後でもいいではないか。

なんか焦りを感じてきたぞ。

よく脱線する

2005年07月08日 | Weblog
今日は月に1度の古今集講座の日。
よくまあ話が脱線する講師で本題の古今集の方は遅々として進まない。

七夕のことから話が発展して星の話になり、天文学の話になり、宇宙の生誕の話になり、「星は昴」の枕草子から、ハワイの天体望遠鏡「すばる」まで飛びまくった。
人間は星を見ることによって、人生を考察し哲学するようになったと述べていた。

枕草子は古今集と感性が良く似ていて、古今集の散文タイプが枕草子だとかも言っていた。

源氏物語が現在も読まれ翻訳されて海外でも読まれている理由。
それは女の悲しみ苦しみ怨念が今でも共感できる内容で書かれているからだとか。
当時は一夫多妻制がまかり通っていた時代、母系社会の名残か男は通い婚で、好きな女の家を転々としていたらしい。
従って年に1度しか男に来てもらえない七夕みたいな女の人もおったとか。
国司として赴任する際に連れて行ってもらえると思っていたら違う女を連れて行ってしまったとか。
男は雨夜の品定めなんかして遊んでいた。
そんな社会だったから、源氏物語には女の怨念が籠っているんだそうだ。
上流貴族の恋物語と思っていたが。
有り得るなあ。

それにしても現代はあまり「待つ身の女」はいなくなったような気がする。
優柔不断な男を押し倒して結婚に持ち込む強い女が増えているような。